隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
<< August 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
# スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | - | | category: - |
# 底辺女子高生
底辺女子高生
底辺女子高生
豊島 ミホ
底辺女子校生/豊島ミホ
幻冬舎文庫
520円
評価 ☆☆☆☆☆
「本当のワタシ」なんて探してもいない。
ここにいるこのワタシこそが本当のワタシ。
でもそれを認めたくなくて、もがいている日々こそが「青春」なのかもしれない。
秋田の田舎の高校学校
底辺」な高校生活をおくった著者のホロ苦青春エッセイ。



(感想)
豊島さんと同じく、私も田舎で地味な高校生活を送った人間です。
正直、底辺ではなかったと自分では信じてますが、
彼女が抱えている不安や自身のなさ、そしてなんの根拠のない自信・・・
わかりすぎるほどわかりましたグッド
「この本を書いたのは私か!?」ってくらいに共感ニコニコ
絶対、良いお友達になれるような気すらしました。

盛り下がりまくりな学園祭の章を読んだときなんて、
自分のイタい学祭の苦い思い出を思い出しシュンとしちゃいましたよポロリ
豊島さんたちのクラスは
単に缶をつむだけの「缶つみ」というゲームをやったようだけど、
私たちのクラスはレンタル店からビデオカチンコを借りてきて上映するだけという
まったく工夫も協力も青春の輝かしい汗も何もない「ビデオ上映会」という企画をやり、
その無気力ぶりを担任から激怒された記憶があります汗

スキー授業スキーの憂鬱、派手系クラスメート口紅との確執、
制服改造の有無・・・あぁ、わかるわかるたらーっ

でも、ほんとに底辺で地味な子は たとえ過去の話だとしても
自分のこのダサい青春を世にさらすことなんてきっとできない。
キングギドラ3人娘たちへ本の存在を知られることを恐れ、
ジメジメと後悔や恨みを自分の中に募らせるだけのはず。
なのにそれを恐れず、ここまで書いちゃった豊島ミホが私は好きだ!
これを出来た豊島ミホは決して「底辺」ではない!

高校生が誰も頼らず、家出を13日も続行できるなんて大物でしょ。
学校へ行かなくなったことに然り、
この人は世間が理解できる形ではなかったにしても
自分の主張はした人なんだと思いますよ、私は。

地味女子にも、地味男子にも青春はあった。
かつての地味高校生にぜひぜひ読んで笑ってほしい一冊でするんるん



●この本が好きな人におすすめなのは・・・
神田川デイズ/豊島ミホ
| comments(0) | trackbacks(0) | 11:32 | category:    豊島ミホ |
# 檸檬のころ
檸檬のころ
檸檬のころ
豊島 ミホ
檸檬のころ/豊島ミホ
幻冬舎
1470円
評価 ☆☆☆☆
いっそ痛いと思った、その痛みだけは思い出せた。
かっこ悪くて、情けなくて、でも忘れられない瞬間がある。
田んぼ植物と山に囲まれた、
コンビニセブンの一軒もない田舎の県立高校を舞台に綴る、青春の物語。




(感想)
自身の高校生活学校も“暗くて無様だったという”豊島ミホさん。
地味は地味なりの青春というものを一度は描きたいと思っていたそうです。


舞台は東北の片田舎にある高校。
ちょっとした進学校。

はじめはこれが現在小説だとはわかりませんでした。
登場人物たちがあまりにも素朴で、時代に左右されていなくて・・・。
でもたしかに“田舎の高校生”ってこんなもんなんですよねぇ。

かつて田舎の地味な高校生だった私にも痛いほどわかりましたたらーっ

地味は地味なりに、青春はかけがえのないもの。
そのキラキラした時代ぴかぴかの良さと瑞々しさを思い出し、
少しだけ甘酸っぱい気持ちに浸りました。

描写や登場人物の会話の中に「著者の若さ」がすごく出てます。
そのへんも微笑ましい。
今度に期待したい作家です。



●この本が好きな人におすすめなのは・・・
エバーグリーン/豊島ミホ
| comments(0) | trackbacks(1) | 11:05 | category:    豊島ミホ |
# エバーグリーン
エバーグリーン
エバーグリーン
豊島 ミホ
エバーグリーン/豊島ミホ
双葉社
1470円
評価 ☆☆☆☆
「十年後の今日、この場所で」
中学の卒業式を終えたシンとアヤコはそう約束する。
果たして十年後の二人は・・・。
淡い約束、残酷だけど美しい日々を描く青春小説よつばのクローバー



(感想)
「10年後の今日、ここで」

その約束をいつも心に大事にして、
二人は25歳までの10年間を生きる。

友達以上恋人未満のようだったシンとアヤコの関係。
二人がこの微妙な関係を誰にも知られたくないと思った気持ちがわかりすぎて、
胸がキュンとしましたラブラブ
女はこういうのに弱いんです猫2

シン一筋で生きてきたアヤコが
はじめて他の男性に目を向けた時・・・。
恋の自然な始まりもとっても素敵でかわいらしいるんるん

「エバーグリーン」
なんて素敵なタイトルだろう。
これと似たような経験がなくても、
キラキラした未来を根拠もなく信じ、
些細なことにも胸をときめかせていられた
“汚れなきあの頃”を思い出しました

たとえ今の自分が、
あの頃胸に描いていた理想の姿と違っても、
人に恥じない生き方をしてきたのなら胸を張っていていいんだ。
それはけっして残酷な現実ではないんだからおはな

現実の厳しさや日々の忙しさに埋もれても、
あの頃の輝きを思い出すだけで元気になれそうO(^∇^)O

特に奥田民生とブルーハーツが好きな人はぜひ読んでください。
きっとこの本はあなたの宝物になります!


●この本が好きな人におすすめなのは・・・
檸檬のころ/豊島ミホ
| comments(0) | trackbacks(0) | 11:01 | category:    豊島ミホ |
Selected Entry
Categories
Archives
Profile
Comments
Trackback
Mobile
qrcode
にほんブログ村
にほんブログ村 本ブログへ にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
Search this site
Sponsored Links