隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
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# 世界朝食紀行
世界朝食紀行
世界朝食紀行
西川 治
世界朝食紀行/西川治
マガジンハウス
1890円
評価 ☆☆☆
世界各国の朝食ディナーはうまいだけでなく民族性・文化があった!
カメラマン・料理評論家として世界中を彷徨した著者が、
ホテルで、街の食堂で、あるいは砂漠のテントで食べた
その国の朝食を紹介した朝食紀行おにぎり


(感想)
表紙に載っている
世界各国のいろんな朝食の写真カメラに心引かれて手に取ったので、
失礼ながら著者のことはまったく知りませんでした汗

しかし本の最後の最後で思い出しました猫2

何年も前の「スマップ・スマップ 特別編」で
草くんと京都もみじを旅したあの素敵なおじさまびっくり
あの放送を見たとき、
大人の旅というか旅に慣れている人の旅の仕方を知っている素敵な人だな〜と、
とても印象に残ったのを覚えていますニコニコ
この本で偶然にも西川さんに再会できて嬉しかったです。

朝食の重要性はわかっているつもりだけど、
毎朝コーヒーホットコーヒーだけで済ませてしまう私(汗汗
朝食はその日一日を活力あるものにするエネルギーの源。
朝一番の大切な行事です。
だからこそ各国の個性も激しく出るのではないかと思いました。

典型的なホテルの朝食のようなものから、
砂漠のキャンプ、土地の人しか行かないような大衆食堂、
市場、家庭的な小さなホテル・・・
ありとあらゆる場所の朝食が出てきます。
メニューももちろんパン、お粥、フォー、カレー、
いろんなスープ、いろんな肉、いろんな魚!!!

朝から胸焼けするようなボリュームのあるものを平気で食べる国もあれば、
お粥なんかをささっといただく国もあって、
その違いがとても面白かったわーい
自分の朝食を見直さないとな〜、と反省しましたひやひや

残念なのは写真が少ないことどんっ
食べ物のことを書いた本に写真が少ないというのは
致命的な欠点です。
興味深いけど、おいしそう・食べてみたいという感情にまでは
なかなか繋がりませんでした。
言葉だけではイメージできない朝食がいくつかあったしひやひや

その点が惜しい本でした。



●この本が好きな人におすすめなのは・・・
駅前食堂/中原淳
| comments(2) | trackbacks(0) | 11:41 | category: 作家名 な行 |
# パラダイスビーチ
パラダイスビーチ
パラダイスビーチ
鳴海 章
パラダイスビーチ/鳴海章
双葉社
1890円
評価 ☆☆☆
放課後の教室学校で行われていた
「いじめ」の現場を目撃したあの日から、律の日常は狂い始めた。
普通の高校生だった私が、
まさか銃撃戦銃に巻き込まれるなんて・・・。
銃弾が飛び交うどんっノンストップ・ロード・ノベル!!


(感想)
青い空おてんきと美しい海波が広がる爽やかな想丁、
そしてこのタイトル・・・。
血と殺戮にまみれたアクションノベルだなんて誰が思うでしょう!?

一瞬「これは戸梶圭太の本だっけ?」と考えてしまいました(苦笑)

殺人・レイプ、
そしてプロローグから読者を思いっきり不快にさせる「カエルの解剖」(言葉通りの解剖シーンではない)...
描写がグロすぎてキツいですわ泣き顔汗

人物が入り乱れすぎてまとまりがない。
ラストで明らかになる犯行の動機が弱い。
犯人グループと巻き込まれた少女の心の通いあいを丁寧に描いてほしい。

問題は色々あるけど、深いところを追求せずに、
単純にアクション映画カチンコを見るような感じで読めば
そこそこは楽しめるんじゃないですか(グロいけど)

●この本が好きな人におすすめなのは・・・
溺れる魚/戸梶圭太
| comments(0) | trackbacks(0) | 10:02 | category: 作家名 な行 |
# 弱法師
弱法師
弱法師
中山 可穂
弱法師/中山可穂
文藝春秋
1600円
評価 ☆☆☆
難病病院を抱える少年と、
少年に父親を超えた愛情を抱く義父との交流を描く表題作など、
激しくも狂おしい愛の形を描く3篇を収録した中篇小説集。

(感想)
ここに描かれた3つの感情はどれも深く、
私の理解など到底及ばぬほどの重みがありました。

冒頭に「レスリー・チャンに捧ぐ」とあります。
レスリー・チャンとは飛び降り自殺で亡くなった俳優さんです。
読後になってこの意味もようやくわかりました。
彼の生き方とこの作品のテーマは深いところでつながっているような気がしますノーノー

装丁とそれぞれの作品タイトルから時代物と勘違いされる方もいるかと思いますが、
3編とも現代小説です。

難病を抱えた少年の主治医となった医師が少年の不思議な魅力と、
無意識に男を吸い寄せるその母に惹かれ、
彼らと家族になる「弱法師」。

新人作家が昔、編集者だったというホームレスに出会い、
そのホームレスの若き日の話を聞く「卒塔婆小町」。

父と母と、父の姉の複雑な関係を高校生の娘の視点から描く「浮舟」の3編。

狂おしくもひたむきな愛情。
こちらが目を覆いたくなってしまうようなまっすぐな愛情。

まるで読んでいる私のほうが押しつぶされそうな静かな破壊力を秘めた作品でした。
| comments(0) | trackbacks(0) | 10:05 | category: 作家名 な行 |
# 見えない貌
見えない貌
見えない貌
夏樹 静子
見えない貌/夏樹静子
光文社
1890円
評価 ☆☆☆
行方不明になった娘が
無惨な姿で発見された・・・。
娘と犯人を繋ぐのは携帯電話ケータイ
そして思いがけない第二の殺人事件。
現代の「道具」が生み出した歪んだ人間関係と
親子の絆を描く長編。


(感想)
小説読書を読むとき、
読者は必ず登場人物の誰かの視点になったり
味方になったりして読むもの。

しかしこの小説は主人公が前半は「被害者の母」なのに対し、
後半は「加害者の弁護士」に変化します。

被害者側から加害者側へ・・・。

この大きな変化に戸惑いを感じ、
気持ちの切り替えができないままに読み終えてしまいました。

今、ケータイやネットといった文明の進化が
昔とは違う複雑な人間関係や親子関係を生んでいます。
しかし問題となる事件の根本にあるのは
そういった新しい問題ではなく、
今も昔も変わらないシンプルな愛情・・・。

そこにもうひとひねり新鮮なエッセンスを加えてくれれば
もう少し面白くなったんじゃないかな〜。

ついでにいうと
ケータイ代お金がそんなにかかるなら
定額制にすればよかったのに・・・というギモンが
読者の誰しもに浮ぶであろうことが悲しい・・・汗

2004年の10月から連載されたお話なんですけど、
その頃はまだ定額制なかったのかしらひやひや!?
| comments(0) | trackbacks(0) | 10:30 | category: 作家名 な行 |
# 反乱のボヤージュ
反乱のボヤージュ
反乱のボヤージュ
野沢 尚
反乱のボヤージュ/野沢尚
集英社
1680円
評価 ☆☆☆☆☆
薫平・19歳は首都大の寮生。
その弦巻寮が廃寮に!?
存続のため戦う寮生と、舎監・名倉。
団塊の世代とそのジュニアたちの断絶と交流。

(感想)
亡くなったというニュースを聞いて手にしてみた記憶があります。
「眠れる森」「青い鳥」等の傑作を生んだドラマの脚本家というイメージが強いけど、
これを読んで、改めて惜しい人を亡くしたんだと感じました。

ドラマ化を想定して書かれたようにキャラクターの設定が見事!
舎監の名倉が見せる父親の面影や学生たちの友情、
そして信頼関係、淡い恋愛、犯罪、いろいろな面から考えさせられます。
そして何よりこの世代の若者故の葛藤や悩みがうまく描かれています。

●この本を好きな人におすすめなのは・・・
砂漠/伊坂幸太郎
| comments(0) | trackbacks(0) | 14:41 | category: 作家名 な行 |
# 毎日一人はおもしろい人がいる
毎日一人はおもしろい人がいる
毎日一人はおもしろい人がいる
中野 翠
毎日一人はおもしろい人がいる/中野翠
講談社

評価 ☆☆☆
良い人も悪い人も人間大好き嬉しい
中野翠が選んだ衝撃・笑撃な人々まるごと1年分366人の面白話が一挙炸裂!
1日1回驚いて(感動して!)1日1人俎上にのせて料理する。
辛口かつ軽妙なタッチで新鮮ネタを直送する“中野節”まるごと1年分の面白話!

(感想)
2001年1月1日から12月31日までの365日間の日記。
日記といっても、その日にテレビや映画で見た有名人・街で見かけた人・新聞でみた記事・・・など、
著者が「おもしろいなぁ〜」と思った人について語っている変わった日記。
時にはイラスト鉛筆2も付いています。

この人、とにかく着眼点がおもしろいぴかぴか
おもしろいことをみつけるアンテナの感度がいい。
特に新聞で見つけた記事は笑うに笑えない珍事揃いです。

映画カチンコや本読書の話も多いので、
観てみたい・読んでみたいと思わせるものもいくつかありました。
ちょっとした映画と本のガイドにもなってしまっています。

ただし、365日分もあるので誰にでも興味のもてない部分はあって当然あせあせ
私の場合、落語等の古典芸能はどうも苦手・・・。
その分野に触れている日がかなり多かったのが星3つの理由です。

特に私がいちばん好きなのは6月11日の日記だなぁニコニコ
読者さんからのメールメールを紹介したもの。
「自転車自転車に3匹の犬犬犬犬をのせているおじさんを見た」という話です(笑)
| comments(0) | trackbacks(0) | 11:35 | category: 作家名 な行 |
# 治身さんの自然暮らしノート
治身さんの自然暮らしノート
治身さんの自然暮らしノート
二部 治身
治身さんの自然暮らしノート/二部治身
海竜社
1365円
評価 ☆☆☆☆
私の学校学校は自然。
先生は土や風やお陽さまおてんき
友達は野の花花、道の草植物、虫や鳥…。
だから、暮らしは丸ごと自分流。
自然農法で花や野菜きのこグリーンを作り、
その生活の中で独創的アートや料理を愉しむ著者のエッセイ。

(感想)
この一冊ですっかり二部さんに魅了されてしまいましたラブラブ
本当に「美しい」ものって外へ出ればたくさんある。

花は野に咲いているものを摘んできてそれで部屋を飾ればよい。
石や葉も立派な食器になる。
土を作って、花を育てるようになれば
自然にそういうものが目に入ってくるようになるのでしょうか。

二部さんはの語彙には「めんどくさい」という言葉は存在しないといいます。
確かに、植物を育てるにしても誰かのために料理おにぎりをすることも
「めんどくさい」と思ってしまっては植物も相手もかわいそう。
それに愛情というエッセンスは決して込めることはできません。
この本にはそんな基本的なことまで再認識させられたような気がします。

二部さんのように、自然と仲良く暮らせるのは理想。
彼女の生活スタイルは私の憧れとなりました揺れるハート
めんどくさがらずに少しでも自分の生活に取り入れていけたらいいなぁ。

●この本が好きな人におすすめなのは・・・
おむすびの祈り/佐藤初女
| comments(0) | trackbacks(0) | 10:04 | category: 作家名 な行 |
# 駅前食堂―ぶらり東北、各駅停車の旅
駅前食堂―ぶらり東北、各駅停車の旅
駅前食堂―ぶらり東北、各駅停車の旅
中原 淳, 岩松 喜三郎
駅前食堂―ぶらり東北、各駅停車の旅/中原淳, 岩松喜三郎
山海堂
1680円
評価 ☆☆☆
古き味のある店内、獲れたての魚貝類魚や旬の野菜料理きのこオレンジ
ぶっきらぼうな言葉の端々に温かさをにじませる女将。
駅前新幹線食堂に魅せられて、
東北6県の各駅停車の取材で出会ったおすすめの食堂を紹介する本。

(感想)
各地で駅前の開発が進む中、
なんとか生き延びているともいえる古き良き駅前食堂。

東北の駅前食堂を行脚して、
そこで触れた人情やおいしいものについて書かれた本です。

東北に住んでいる方なら、
知っているお店も載っているはずなので身近に感じられるだろうし、
グルメガイドにもなるでしょう。

こうした古くあるお店は、
私を含め若い女性には入りずらいと思いますが、そんなことは言ってられない!
明日にでも行ってみたいほどに駅前食堂って魅力的ラブ
おかみさんやご主人のあたたかさ・
なじみのあるものを安く食べられる・
駅から近い・・・
駅前食堂にはとにかくいい条件がそろっているのです。

それに多分、
古くからずーっと続いているということは味のほうも間違いないんだと思います。
だって、まずかったら続かないですよね汗

この本にはお店の雰囲気やメニュー(価格)まで
詳しく書いてあるのが良かったです。
写真カメラも豊富!
表紙のカレーがすごくおいしそうです。

●この本を好きな人におすすめなのは・・・
世界朝食紀行/西川治
| comments(0) | trackbacks(0) | 00:57 | category: 作家名 な行 |
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