# 世界朝食紀行
2006.10.16 Monday

世界朝食紀行
西川 治
●世界朝食紀行/西川治
●マガジンハウス
●1890円
●評価 ☆☆☆
世界各国の朝食


カメラマン・料理評論家として世界中を彷徨した著者が、
ホテルで、街の食堂で、あるいは砂漠のテントで食べた
その国の朝食を紹介した朝食紀行

(感想)
表紙に載っている
世界各国のいろんな朝食の写真

失礼ながら著者のことはまったく知りませんでした

しかし本の最後の最後で思い出しました

何年も前の「スマップ・スマップ 特別編」で
草くんと京都


あの放送を見たとき、
大人の旅というか旅に慣れている人の旅の仕方を知っている素敵な人だな〜と、
とても印象に残ったのを覚えています

この本で偶然にも西川さんに再会できて嬉しかったです。
朝食の重要性はわかっているつもりだけど、
毎朝コーヒー


朝食はその日一日を活力あるものにするエネルギーの源。
朝一番の大切な行事です。
だからこそ各国の個性も激しく出るのではないかと思いました。
典型的なホテルの朝食のようなものから、
砂漠のキャンプ、土地の人しか行かないような大衆食堂、
市場、家庭的な小さなホテル・・・
ありとあらゆる場所の朝食が出てきます。
メニューももちろんパン、お粥、フォー、カレー、
いろんなスープ、いろんな肉、いろんな魚!!!
朝から胸焼けするようなボリュームのあるものを平気で食べる国もあれば、
お粥なんかをささっといただく国もあって、
その違いがとても面白かった

自分の朝食を見直さないとな〜、と反省しました

残念なのは写真が少ないこと

食べ物のことを書いた本に写真が少ないというのは
致命的な欠点です。
興味深いけど、おいしそう・食べてみたいという感情にまでは
なかなか繋がりませんでした。
言葉だけではイメージできない朝食がいくつかあったし

その点が惜しい本でした。
●この本が好きな人におすすめなのは・・・
駅前食堂/中原淳