隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
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# 新参者
評価:
東野 圭吾
講談社
¥ 1,680
(2009-09-18)
コメント:ミステリーというよりは人情モノですねぇ

JUGEMテーマ:小説全般
 ● 新参者 / 東野圭吾
 ● 講談社
 ● 1680円
 ● 評価 ☆☆☆☆☆
舞台は日本橋。
江戸の匂いも残るこの町の一角で発見された、ひとり暮らしの四十代女性の絞殺死体。
「どうして、あんなにいい人が…」周囲がこう声を重ねる彼女の身に何が起きていたのか。
着任したばかりの刑事・加賀恭一郎は、事件の謎を解き明かすため、未知の土地を歩き回る。



(感想)

ゾクゾクするような謎解きの面白さを楽しむミステリーというよりは、
下町の人情味にあふれた作品を読んでいるような印象でした。
犯人・被害者・事件の関係者・事件とはまったく関係のないこの街の人々・・・・
立場は違えど、すべてが家族や大切な誰かのためを思い、生きている。
1つ1つの伏線にまつわるあたたかい思いに、心がほんのり癒されます。
日本橋という土地柄、この国の古き良き職業に就く人々も多く登場し、雰囲気も良く、
この国も、人も、やっぱり素敵だなぁと再確認できます。
こういうジャンルの作品でこんな感想を抱かせちゃう東野さんはやっぱりすごい作家です。

こういう角度から事件を解決に導く目を持っている加賀刑事。
東野作品に何度も登場する人気キャラなのもうなずけますね〜。
まだ読んだことのない加賀刑事の作品を読んでみたくなりました。
| comments(2) | trackbacks(0) | 11:42 | category:    東野圭吾 |
# プラチナデータ
評価:
東野 圭吾
幻冬舎
¥ 1,680
(2010-07)
コメント:東野さんには期待しすぎる私がいけないのか・・・

JUGEMテーマ:小説全般
 ● プラチナデータ / 東野圭吾
 ● 幻冬舎
 ● 1680円
 ● 評価 ☆☆☆
犯罪防止を目的としたDNA法案が国会で可決し、検挙率が飛躍的に上がるなか、
科学捜査を嘲笑うかのような連続殺人事件が発生した。
DNA捜査システムの検索結果は「NOT FOUND」。
犯人はこの世に存在しないのか?
時を同じくして、システムの開発者までが殺害される。
現場に残された毛髪から解析された結果は・・・。


(感想)

東野さんお得意の理系サスペンスなんだけど、
“東野圭吾は間違いなく面白い”という期待が自分の中で大きすぎて、正直普通。
他の作家ならはじめからこんなに期待してないから「まぁ、こんなもんかな」程度なんだろうけど、
私が勝手にハードルをあげて、勝手にガッカリしちゃってるってこともあるかもしれない・・・・。

あらかじめ国民から採取しておいたDNAサンプルを犯罪捜査に用い、
早くて的確な事件解決が試される世の中。
すべてを監視カメラやデータで管理される時代はこの現在日本にももうすぐ訪れそうで、
これに関しては本の中の出来事として片づけられない脅威を感じました。
本の中の警察たちはデータにばかり情けなく思えるけど、
これは結局すべてのことに言えることで、
機械化やデータ化に慣れすぎて、体や頭を使わなくなった私達の行く末もおそらくこうなるでしょう。

“スズラン”という女性が何者なのか、オチが安易に想像できる。
あんなに誰もが強く求めた“プラチナデータ”なるものに意外性がなかった。
ラストがすごくB級チックに思えたのも残念。

次回からは“東野圭吾作品だ”と肩ひじ張らずに読もう。
でないと、楽しめない気がする。
| comments(0) | trackbacks(0) | 15:55 | category:    東野圭吾 |
# パラドックス13
評価:
東野 圭吾
毎日新聞社
¥ 1,785
(2009-04-15)
コメント:何も東野圭吾が書くことないような・・・

JUGEMテーマ:小説全般 
 ● パラドックス13 / 東野圭吾
 ● 毎日新聞社
 ● 1785円
 ● 評価 ☆☆☆
一般市民には知らされていないが、
3月13日、13時13分からの13秒間は地球にとって運命の時間になるという。
しかし、何が起こるかは論理数学的に予測不可能。
警察関係者には具体的なことは何も知らされずに、
ただその時間帯には危険な行動は慎むようにとの謎の指示は出されていた。
そしてその時間が来て・・・・。
冬樹の目の前には想像を絶する過酷な世界が出現していた。
なぜ我々だけがここにいるのか。生き延びるにはどうしたらいいのか。
論理と倫理の狭間で繰り広げられる究極の人間ドラマ。



(感想)

何を書いてもベストセラーに出来ちゃう当代きっての人気作家。
グイグイ引き込まれて、さすが東野さんと思いつつも、
何もこの漂流教室的なテーマを、あえて東野さんがやる必要があるのかなと思ってしまいました。

パニックものではあるけれど、
異常事態の恐ろしさを描いてるというよりは、
その時の人間の行動や判断の仕方を描く人間ドラマと見た方がいいかもしれません。
現実社会での善悪が通用しなくなる事態。
こうなってしまったときに、自分には何ができるのか?
何を優先するのか?
何が正しいのか?
その答えはその状況に置かれてみなければわからないけれど、
少なくともそんな非常事態にも人間らしい選択をできる人間でありたい・・・。
そんな風に考えながら読んでしまいます。

こういう物語ではお約束で、
誰かがアレを盗んだり、あんな卑劣なことをやっちゃったりするもの(笑)
この作品でも例外なくそれは行われ、
さらに私が「あれをやるのはアイツだろうな」と思っちゃた人物がそのまんま悪事を働いていた。
これにはウケたなぁ。
| comments(0) | trackbacks(0) | 16:24 | category:    東野圭吾 |
# ガリレオの苦悩
評価:
東野 圭吾
文藝春秋
¥ 1,600
(2008-10-23)
コメント:短編なのでテンポよく読めます

JUGEMテーマ:ミステリ
● ガリレオの苦悩 / 東野圭吾
● 文藝春秋
● 1600円
● 評価 ☆☆☆☆
「悪魔の手」と名乗る者から、警察と湯川に挑戦状が届く。
事故に見せかけて殺人を犯しているという犯人が、そこまで湯川にこだわるのはどうしてなのか??
天才科学者・湯川が立ち向かう 人気シリーズ。



(感想)

「聖女の救済」と同時に発売された湯川先生のガリレオシリーズです。
こっちが短編集で「聖女の救済」が長編。
短編はテンポが良く読みやすいせいか、こちらの方が評判がいいみたいだけど
私はもともと短編嫌いだからか「聖女の救済」の方が好きでした。
短編ってすぐに終わっちゃうからのめりこむスキがないんですよね。
今作にしても、どの事件も簡単に解決してしまって読み応えに欠ける
長編の方が後まで記憶に残るし。
面白いことに間違いはないけど、こればかりは個人の好みなんだろうなぁ。

人間嫌いの湯川先生の人間らしい一面も垣間見られる2章「操縦る」がいちばん良かった。
タイトルの「ガリレオの苦悩」はここからきてるんだな。
科学者同士の頭脳戦も緊迫感があってゾクゾク面白いけど、
私は科学的なトリックの面白さよりも、人の心に訴えてくるような切ない事件の方が好きかも。
だからなのか「容疑者xの献身」も大好きなんです。

ドラマ版で柴咲コウさんが演じた内海刑事はこの作品から登場します。
小説の内海さんはドラマの内海さんのようにちょっと抜けてるようなかわいい感じはあまりしないような(笑)

それにしても湯川先生も内海刑事も草薙刑事も、もうドラマのキャストのイメージでしか読めない
映像の力ってすごいわー。
| comments(0) | trackbacks(2) | 11:44 | category:    東野圭吾 |
# 流星の絆
評価:
東野 圭吾
講談社
¥ 1,785
(2008-03-05)
コメント:ハヤシライスが食べたくなります

JUGEMテーマ:ミステリ
●流星の絆/東野圭吾
●講談社
●1785円
●評価 ☆☆☆☆
惨殺された両親の仇討ちを流星に誓いあった三兄妹。
14年後・・・偶然にも両親を殺した犯人らしき男を見つけ、復讐をしようと計画を進めていたところに思わぬ事態が。
「兄貴、妹(あいつ)は本気だよ。俺たちの仇の息子に惚れてるよ」
彼らが仕掛けた復讐計画の最大の誤算は、妹の恋心だった。




(感想)
読みやすくて寝食忘れるほどに読みふけりましたが、途中「?」という違和感あり。
3兄妹が詐欺に手を染めるようになった動機がいまいち。
彼らは施設で育ち、恵まれない環境のなかでも肩を寄せ合って生きてきたのだろうけど、
そのへんの苦労話がまったく描かれていない。
彼らには燃えたぎるような復讐心や苦労をくぐり抜けてきたハングリーさがあるはずなのに、それを感じない。
3人が詐欺に手を染めるようにまでなってしまったことに同情もさほど感じず、3人の復讐心にのっかれなかったのはそのせいだ。
そのへんをもう少し丁寧に書いてくれればずいぶん違っていたはずなのに残念です。

3人が犯人と思って追い詰めた相手との直接対決のシーンまで手に汗握る。
でも、そのあとに訪れるどんでん返しの真実をこんなにあっさりと描いちゃうなんて反則でしょう
復讐の最大の障害になる「妹の恋心」もうまく生かしきれてないですね。
もっとシーの胸が苦しくなるような葛藤を見せてくれないと・・・。
彼らのこれからの生き方・・・希望が見えるような結末にはなってるけどこれで良かったのかなぁ。

面白かったけど、後半になるにつれて尻つぼみ
「白夜行」のようなゾクゾクするような東野圭吾にはもう会えないのでしょうか・・・。

・・・・ハヤシライスが食べたくなること必至。
| comments(2) | trackbacks(1) | 15:16 | category:    東野圭吾 |
# 聖女の救済
評価:
東野 圭吾
文藝春秋
¥ 1,700
(2008-10-23)
コメント:タイトルの意味を知ってゾッとしました

JUGEMテーマ:小説全般
●聖女の救済/東野圭吾
●文藝春秋
● 1,700円
●評価 ☆☆☆☆☆
男が自宅で毒殺された。
女性刑事・内海は直感で離婚を切り出されていた妻を疑うが、妻には鉄壁のアリバイがあった。
草薙刑事は美貌の妻に魅かれ、毒物混入方法は不明のまま。
捜査が難航するなか、湯川が推理した真相は・・・虚数解。
理論的には考えられても、
現実的にはありえない驚愕のトリックを湯川は解決することができるか



(感想)
やっぱり東野圭吾は読者を裏切らない。
犯人はわかっている。でも、その人物には鉄壁のアリバイが・・・。
どうしてその人物に犯行は可能だったのか・・・・。
緊迫感やスピード感は少ない物の、
ただ一つの答えを追い求めるだけのシンプルさで読者をグングン引っ張ります。

最後の方でタイトルの「救済」の意味がわかったときはゾッとしました。
通常ではありえないようなトリックを可能にさせたのは犯人の凄まじいまでの執念・・・。
これを「聖女」と言っちゃうのもすごいなぁ。
綾音さん、宏美さん、潤子さん・・・。
女心の深みを解き明かすには、やはり内海刑事の女性ならではの発想は不可欠だった。
はじめはいつか映像化するために無理やり登場させたキャラに思えたけど、
内海刑事なしではこの事件の本当の意味での解決は不可能だったかも!?
今作の主人公はあくまで女性たちなのではないでしょうか。
トリックの不可能さに驚くよりも、女の情念の深さを読むべき作品。
背筋がスーッと寒くなります。
| comments(0) | trackbacks(0) | 10:43 | category:    東野圭吾 |
# ダイイング・アイ

評価:
東野 圭吾
光文社
¥ 1,680
(2007-11-20)
コメント:東野さんにしては・・・。
JUGEMテーマ:小説全般
●ダイイング・アイ/東野圭吾
●光文社
●1680円
●評価 ☆☆☆ 
頭に暴行を受け、病院に運び込まれた雨村慎介は、
自分が過去に交通事故で一人の女性の命を奪ったと聞かされるが、
なぜかそれに関する記憶だけきれいに消失してしまっていた。
なぜ、そんな重要なことを忘れてしまったのだろう・・・?
事故の状況を調べ、記憶を取り戻していこうとする慎介だが、
信頼していた身近な人物たちが徐々に怪しい動きを見せ始める……。




(感想)
グイグイと引き込まれるけど、でも、決定的に何かが足りない。
いつもの東野圭吾らしさがない、そんな風に感じられた。

ちょっとオカルトチック。超常現象のような説明できない現象もあり。
こんな結末におさまるとは意外でした。
精神が崩壊してしまったのか、はたまた本当に霊から乗り移られてしまったのか、
それとも催眠術か・・・。
が!瑠璃子という存在に無理があるような気がしてなりません。

なぜ瑠璃子があんなにも激しく慎介の体を求めるのかも不明
無駄に性的なシーンが多い

何が怖かったかっていわれればやはり事故を詳細に描写した部分。
まさに今、車で自分をひき殺そうとしているドライバーを見つめる被害者の目
その恨みの強さはドライバーを呪うことすらできる。
その目を想像しただけで震えが来るほど。
タイトルも象徴するように、目に込められた怨念にゾクゾクきます。

マネキンっていうのも怖いもんだよね
しかもウエディングドレス姿っていうのが不気味さを煽ります
| comments(2) | trackbacks(0) | 10:02 | category:    東野圭吾 |
# 夜明けの街で
夜明けの街で
夜明けの街で
東野 圭吾
JUGEMテーマ:読書

夜明けの街で/東野圭吾
角川書店
1680円
評価 ☆☆☆
派遣社員として渡部の会社にやってきた仲西秋葉。
2人の距離は急速に縮まり、越えてはならない境界線を越えてしまう。
しかし、どうやら秋葉の家庭は複雑な事情を抱えているらしく・・・。
秋葉はもしかしたら犯罪者!?
それでも渡部の心境は揺れ動く。
果たして秋葉は罪を犯したのか。
まもなく、事件は時効を迎えようとしていた・・・。



(感想)
テーマは「不倫」。
ミステリーの要素もある作品です。

うーん、東野圭吾にしては中途半端で残念汗
2時間ドラマテレビのサスペンスみたいな感じ。
後半はグダグダでしたひやひや

「不倫する奴なんて馬鹿だと思っていた」という渡部が
浮かれ気分でどんどん不倫にハマっていく。
自分に恋のチャンスが訪れるなんて思ってなかったのに
とまどいながらも突っ走る既婚男性の心理描写!
男性作家が書いてるからこそ女には思うところがある。
「あー、男って・・・」って女性読者は思ったでしょたらーっ
だって浮かれる渡部のバカさと真剣さは
女から見てヒジョーに「単純」なんだもん。
「不倫なんてやめろ」と言いつつも
渡部に協力しちゃう友人たちの姿にもそう感じちゃう(苦笑)

ラストの秋葉のあっけない選択と
有美子の怖さに男性読者たちは震え上がったでしょうね。
これには女性読者として小気味よくはあったけど、
どこかスッキリしないものも残ります。
本の残りページもまだ少しあるから
もう少し何かあるのかな?と期待していたのに
いきなり番外編がはじまっちゃったびっくり
あっけなく終わった本編・・・。
なんだか拍子抜けするラストでした。
しかも、ミステリーとしても弱いんだよなぁ汗

サザンオールスターズの「LOVE AFFAIR〜秘密のデート〜」から
イメージを膨らませた作品なのかなぁ。
そういえばこの曲が主題歌だったドラマ「スウィートシーズン」も不倫もので
すごーく好きだったのを覚えてるニコニコ
この本、サザンが好きな人は読んでみたらどうでしょうムード



●この本が好きな人におすすめなのは・・・
スウィートシーズン(DVD)/出演・松島菜々子、椎名桔平
| comments(2) | trackbacks(0) | 12:07 | category:    東野圭吾 |
# 赤い指
赤い指
赤い指
東野 圭吾
赤い指/東野圭吾
講談社
1575円
評価 ☆☆☆☆
ある夕方、妻から「急いで帰宅いてほしい」との電話を受け、
前原昭夫は家路へと急いだ。
そして帰宅した自宅の庭先で彼が見たものは・・・見たこともない少女の死体。
しかもその子を殺めたのは息子だという。
息子を守るため、両親が考えた嘘・・・
それは愚かで悲しくありながらも究極のシナリオだった・・・。
東野圭吾にしか書き得ない「家族」の物語。




(感想)
今の日本が抱えている老人介護問題や親子の絆に犯罪を織り込んだ作品。
やはり東野圭吾はただのミステリー作家じゃない。
ミステリーの中に「人間」を深く織り込んでいる。

少女を殺めた中学生の息子を守るために両親がやったこと・・・
それは私が「まさか、それだけはやめてよね」と思っていたまさにその手段で、
心が張り裂けそうにつらかった。
そんな両親にも親がいる。
そしてその親も親としての責任を、ある方法で果たす。

親が子を守ることは親としての役割ではあるけれど、
どんな手段で親としての役割を果たすのか。

直巳と昭夫・八重子。

昭夫・春美と政恵。

それに加賀刑事の親子関係をからませることによって深みはさらに増す。

八重子は母の弱さと甘さ、政恵は母の強さとけじめを見せる。
それぞれの親子の思い・・・
もし私ならどうするのか考えさせられる作品。
ミステリーとしてよりは人間ドラマとして楽しんでほしい本です。
| comments(2) | trackbacks(0) | 10:47 | category:    東野圭吾 |
# 使命と魂のリミット
使命と魂のリミット
使命と魂のリミット
東野 圭吾
使命と魂のリミット/東野圭吾
新潮社
1680円
評価 ☆☆☆☆
夕紀の父親は大動脈瘤の手術中に帰らぬ人となった。
お父さんみたいな人を助ける・・・そんな思いから心臓血管外科医病院を目指す夕紀だが、
彼女にはもう一つ、誰にも言えない「医者になる理由」があった。
ある日、夕紀の運命を変える大きな手術の最中に
前代未聞のトラブルが起こる!



(感想)
作品の大きなテーマは「使命」。

人間は誰しも
その人しか果たせない使命というものを持っている。

警察官の使命は市民の安全を守ることであり、
お笑い芸人の使命は人を楽しませて笑わせることであるように、
それぞれ一人一人がか必ず役割を持ち、この世に存在している。
それを全うすることが「かっこいい生き方」。

使命を放棄することは、
今まで生きてきた意味を失うことでもある。

しかし人間は完ぺきではない。
人としての感情(魂)が、使命を全うすることを拒むこともある。
そんな葛藤を打ち破って使命に突き進む人々は美しく輝いていた。

特に同じ女性として、
看護師病院の望がここまでの強さを見せたことには
自分の「使命」を知っている人間の強さを感じましたニコニコ

期待していた大どんでん返しがなかった分、若干物足りない。
絶対何か秘密や裏がありそうなアヤシイ人物に
結局何もなかったことで肩透かしをくらった感じ。

しかしそうでなければ、この作品の主題はなりたたない。
彼に少しでも疑いを持ってしまった私や夕紀は
人としてまだ未熟だったということだと思う。

読後感はサイコーに良かった楽しい
自分の使命はなんなのだろう
読者一人一人自分に問うことになるでしょう。
ミステリーではなく、人間ドラマとして読みたい作品です。
| comments(2) | trackbacks(1) | 00:44 | category:    東野圭吾 |
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