隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
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# 衣もろもろ
評価:
群 ようこ
集英社
¥ 1,260
(2012-10-26)

JUGEMテーマ:エッセイ
 
 

 衣もろもろ / 群ようこ(集英社)

 評価 ☆☆



衣類にまつわるエッセイいろいろ。
そうそう!とうなずきながら読みすすめるものの、
私自身が元来、ファッションに無頓着なのであまりハマれなかった。
もう少し年をとったらまた読んでみるのもいいかもなぁ。

いい物を買って長く着た方がいいことはわかっている。
でも、そのいい物を買う金がない。サイズだってどんどん変わるしー。
群さんは間違いなくおしゃれだと思う。
私だったら服やら美容のネタだけでこんなに話題ないもん。
ある程度の年齢になってもおしゃれ心は持ち続ける・・・
これは女性として大事なことだよな。
さらに自分が好みだけじゃなく、その場に適した人を不快にさせない服選び・・
うん、難しいけどこういうことに一生悩み続ける女性らしさっていつまでも持っていたい。

私もいつもラクチンな服ばっかり着てないで、
春になったことだし、今日は久々に買い物にでも出てみますか♪

 
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# 作家ソノミの甘くない生活
JUGEMテーマ:小説全般
 

作家ソノミの甘くない生活 / 群ようこ(毎日新聞社)

評価 ☆☆☆


主人公と群さんが重なるなぁ。そうとらえてもOKなんだろうか。
大きな出来事もなく、ただただ日常をつづったようなものなんだけど、
だからこそリアリティがある。
親も子もそれなりに年をとってしまってからの親子関係って
なかなか難しいものがあるね。
しかもソノミさんの場合、
母親だけじゃなく気にかけてあげなきゃならないおばさんもいる。
一人で年寄りを看るのって大変よ。
ソノミさん(群さん)のこれからを考えると・・・。

でも、これって小説にする必要ある?
母親のわがままっぷりなどはエッセイとして出してくれた方が笑えた気がします。
母親ネタは他でも読んでるので新鮮味はない。
この路線はもうお腹いっぱいかも。

 
| comments(0) | trackbacks(0) | 11:14 | category:    群ようこ |
# 母のはなし
評価:
群 ようこ
集英社
¥ 1,365
(2011-06-24)
コメント:実話・・・なのかな??

JUGEMテーマ:小説全般
 ● 母のはなし / 群ようこ
 ● 集英社
 ● 1365円
 ● 評価 ☆☆☆
すべての母と娘に贈る物語
昭和5年、子煩悩な父と大らかな母の4番目の子として生まれたハルエ。
父の急逝で生活は一変するも健やかに成長し、やがて見合い結婚。
だが浪費家の夫に悩まされ・・・。
少女がおばあさんになるまでの物語。


(感想)

たぶん実話なのかな??
主人公のハルエは群さんのお母さんで、その娘のアカネが群さんっぽい。
そう考えるとこの母親にどうしようもなく憤りを感じる。
幼いころから何事にも控えめで、耐えて生きてきた女性ではあるんだけど、
娘が成功してからのたかりっぷりが尋常じゃない!
実話なのかって思えば思うほどムカムカしてきて、
前半で感じていた主人公への同情の気持ちは最後にはまったく残っていませんでした。
母のこんな実態を本に書いちゃう群さんはあっぱれですが(笑)、
いったいどこまでが本当のことなんでしょう・・・
弟も情けないし、父親なんか結局はどうなっちゃったんだろ??

このお話、とことん暗く悲惨な切り口で書こうと思えば
十分そっち系統の作品にできると思うんだけど、
そうじゃなくあくまであっけらかんと書いている所が群さんらしいですね

 
| comments(0) | trackbacks(0) | 14:56 | category:    群ようこ |
# れんげ荘
評価:
群 ようこ
角川春樹事務所
¥ 1,470
(2009-04)
コメント:40代で退社。残りの人生を月10万で暮らす!

JUGEMテーマ:小説全般
 ● れんげ荘 / 群ようこ
 ● 角川春樹事務所
 ● 1470円
 ● 評価 ☆☆☆☆☆
キョウコはおべんちゃらとお愛想と夜更かしと口うるさい母から解放されるため、
有名広告代理店を40代で早期退職!
都内の古めかしい安アパート「れんげ荘」に引っ越し、月10万円で暮らす貯金生活者となった。
ささやかな幸せを求める女性を描く、待望の書き下ろし小説。
 


(感想)

大好き〜
この生活、お金があるからこそできるものなのだろうけど、
こういう生き方・価値観・・・すごくいいなと思う。
私の目指すものに近いお話で、共感しながら読みました。

はじめは自分の判断に自信をなくしかけてくじけそうになった。
無職で貯金を切り崩して生活しているとはいえ、
修行僧のように禁欲的に過ごすほど人間ができてはいない。
ならば頭を使ってもらいものや安いものでおしゃれを楽しみ、
無理をせずに楽しく、
自分のペースで生きていこうというとこまで自分を持っていったキョウコがすごい。

心からのんびりして、たった1杯のコーヒーのありがたさを深く感じられる。
体がそれを喜んでいると自分ではっきり自覚し、
それがわかっただけでも良しとしようという、そういう姿勢が素晴らしい。
そんなキョウコだからこそ、
キョウコとウマがあう姪っ子のレイナちゃんがキョウコの古いアパートに遊びに来て、
ふたりでただじーっと部屋でとろけるようにぼーっとしてる場面は意味があると思えた。
この作品らしい終わり方でした

群ようこさん、読めば読むほど好きになります
| comments(0) | trackbacks(0) | 14:33 | category:    群ようこ |
# しっぽちゃん
評価:
群 ようこ
角川書店(角川グループパブリッシング)
¥ 1,365
(2011-04-09)
コメント:動物かわいい!人間もかわいい!読んでて幸せでした♪

JUGEMテーマ:小説全般
 ● しっぽちゃん / 群ようこ
 ● 角川書店
 ● 1365円
 ● 評価 ☆☆☆☆☆
33歳の独身OL。
気兼ねなく愚痴を言える同期は産休で、最近ストレスが溜まりがち。
そんな彼女の心情に、生後2か月の仔ネコを拾ってから表れた不思議な変化とは・・・・。
犬、猫、リクガメ、ハムスター、インコ―
不思議な縁で我が家に迎えた動物が人間たちにもたらす悲喜こもごもの変化とは!?
心あたたまるペット小説。  


(感想)

はぁぁ〜かわいい
動物たちももちろんかわいいんだけど、彼らを愛でる人間たちもかわいい
ほっこり癒されて、読んでると幸せな気持ちになれました。
やっぱり動物が人間に与えてくれるものって大きいねぇ
家族に溝ができたときにペットが会話のきっかけになってくれたり、
落ち込んでいるときに犬がぺろっと舐めてくれたことで心から救われたり、
動物は本当に私達を支えてくれるパートナーです。

どのお話もわかる!わかる!って感情移入しまくり。
なかでも特に飼い主の夫婦が愛おしくなる「セイセイインコのぴーちゃん」が好きです。

「しっぽちゃん」・・・このタイトルも秀逸
もっとずっと読んでいたかった〜続編希望です
| comments(2) | trackbacks(0) | 14:02 | category:    群ようこ |
# 三人暮らし
評価:
群 ようこ
角川書店(角川グループパブリッシング)
¥ 1,470
(2009-09-25)
コメント:女三人・・・それぞれの三人暮らし

JUGEMテーマ:小説全般
 ● 三人暮らし / 群ようこ
 ● 角川書店
 ● 1470円
 ● 評価 ☆☆☆☆
マサミ、25歳。
そろそろ家を出たいけど、子供たちは結婚するまで手元に置いておくのが当然と思っている
うるさい母親のおかげで踏ん切りがつかない。
そんなとき、高校時代からの友人ミホからハウスシェアをもちかけられた。
ミホの同僚リョウコも誘い、築26年の一戸建てで始まった三人暮らしは、
家事分担も近所づきあいも、はじめてのことばかり―。
幸せな暮らしを求めて、同居することになった女性たちが紡ぐ夢と現実。
いろいろあるけど、ちょっと羨ましい十の物語。


(感想)

「女の3人暮らし」
これだけをテーマに10通りの三人暮らしを描きます
望んでこの暮らしをはじめたグループもあれば、
招かれざる闖入者によっていやいやながらも三人暮らしせざるを得ないグループも
さまざまなシチュエーションが面白い
「かもめ食堂」チックなゆる〜い雰囲気もさいこーでっす

なかには一緒に暮らしたくないような嫌な人も出てくるんだけど、
ギスギスとかドロドロみたいないや〜な感じにはならないとこがいいよねぇ
女三人なんかで暮らしたら男関係とか家事分担とかでぜーったいモメそうだけど、
あえてそこは強く主張せずに、気軽な三人暮らしとして描いてるとこが群さんらしー

いちばん最初の「うちの大黒柱」ののんびりまったりな雰囲気が好きでした
築26年の一戸建てで、畑もあって、ご近所との関係も良好で、
こんないい物件があったら私も住みたいよ〜。

実は私、短編集ではなく長編だと思って読んでいたので、
この最初の三人の今後の暮らしぶりが読み続けられなくてかな〜りガッカリしたんです
長編でゆるやかに書いてくれてもよかったのにー。
「かもめ食堂」が好きな人は絶対に長編の方が好きだと思いますよ。
そんな思いが星を4つにさせちゃいました
| comments(0) | trackbacks(0) | 12:15 | category:    群ようこ |
# 財布のつぶやき
評価:
群 ようこ
角川書店
¥ 1,365
(2007-12)
コメント:庶民的な感覚に親近感♪

JUGEMテーマ:読書
●財布のつぶやき/群ようこ
●角川書店
●1365円
●評価 ☆☆☆☆
老後の資金が不安になり、家計簿を付け始めたものの二か月で挫折
60歳まで払い続ける予定の実家のローン、そして年末に襲ってくる税金問題。
どんぶり勘定から脱却し、堅実な生活を送れるのはいつの日か
身近で鋭い視点に誰もが共感!お金に関するあれこれを綴ったエッセイ集。
 


(感想)
若い頃には考えたこともなかった老後のお金の心配について、
50歳を過ぎてようやく考えるようになったという群さんのお金や生活にまつわるあれこれエッセイ。
群さんのエッセイは初めて読んだけど、庶民的な感覚で共感できること多し。
人気作家の群さんのことだから、周囲からはしこたまため込んでいるらしいと思いこまれているものの、
実際はまったくそんなことはないらしい
私なんかはこの若さでも、老後のことを考えると目の前が暗〜くなる
かといって何か考えて始めてるわけでもないんだけど漠然と感じてる不安・・・。
50代の群さんならその不安も私以上と思いきや、意外と明るくのほほ〜んと暮らしていらっしゃる。

500円玉貯金をしてもちまちま使ってしまう。
10年前に買った服を今も大切にきている。
ビリーズブードキャンプへの入隊。
まるで知り合いのおばちゃんのムダ話を聞いてるような親近感、心地よさ。

大好きな着物にはお金をかけてるようだし、趣味の三味線も楽しんでるみたい。
つつましい日々の生活の中にも、
こんな風に好きなことにお金や時間をかけるのは心の健康のためにいいことですよね。
それはけっして「贅沢」とは違う。
こういう余裕はどんなにお金に困る事態になろうともなくしたくないものです。

群さんのエッセイ、また読もうっ


| comments(0) | trackbacks(0) | 10:38 | category:    群ようこ |
# かもめ食堂
かもめ食堂
かもめ食堂
群 ようこ
かもめ食堂/群ようこ
幻冬舎
1300円
評価 ☆☆☆☆☆
かもめ食堂ディナーはヘルシンキの街なかにひっそりとある。
日本人女性が店主を勤めるその店の看板メニューはおにぎりおにぎり
だが、注文する者はいない。
お客はいつも日本オタクの青年が一人だけ。
そんな食堂に二人のワケあり気な日本人女性がやってきて――。

(感想)
どこかズレていて、おかしみを感じる。
けどあったか〜いラッキー
あまりにも楽しいので2,3時間でさくさく読めます。
すごく面白かったですチョキ

サチエさんの日本食に対するスピリット、大いに同感です!
現代の日本の食文化は歪んできている。
この本を読むことが、
その危険性を考えるきっかけにもなればいいですね。

けど、この本の舞台はフィンランド。
当然、土地の人になじみのないおにぎりおにぎりは売れない。
ましてや“おかか”なんて絶対に無理あせあせ
日本人として私もおにぎりの注文がくるように祈ってましたたらーっ

映画では主要登場人物の3人を
小林聡美さん、片桐はいりさん、もたいまさこさんが演じているらしいですね。
この女優達をイメージして読むとますます可笑しい。
この3ショット、想像するだけで吹き出しちゃいますてれちゃう
なんて絶妙の顔ぶれなんだ(笑!!)

一つ一つ心を込めて握るおにぎりと
かもめ食堂のあたたかさが見事にマッチした素敵な作品でした。
| comments(0) | trackbacks(0) | 09:42 | category:    群ようこ |
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