隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
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# 夜更けの川に落葉は流れて

JUGEMテーマ:小説全般

 

 夜更けの川に落葉は流れて / 西村賢太(講談社)

 

 個人的な評価 ☆☆☆☆☆

 

5歳で家を出て自給自足の生活を始めた北町貫多。

憬れだった築地市場での仕事を得るも、たった一日でそれを失うことになった顛末を描く「寿司乞食」。
齢23、24。すべてに無気力で受動的だった貫多を、

やや向日的な世界へ引き戻したのは、

梁木野佳穂という女性だった――表題作「夜更けの川に落葉は流れて」。
長いこと後ろ髪を引かれる思いでいた“あの店”。

貫多と店主の20数年にも及ぶ蟠りは、ある深夜不穏な最高潮を迎える――「青痰麺」。
これまで仔細には書かれなかった20代前半の北町貫多を、

哀切でいて軽妙、諧謔味と暴力性を併せ持った筆致で鮮やかに描いた、

著者の原点を炙り出す傑作作品集。

 

 

 

(感想)

 

ぐあー、もう最強に面白かったです。

「最低」「クソ」、こんな言葉が誉め言葉になる最低最高の私小説!!

なかでも「青痰麺」はサイテーでしょう。クソ野郎の極みでしょう。

これは今までの貫多の愚行の中でもいちばん笑ったかもしれません。

だってww

大きな賞を取って有名人になった影響がこんなところに・・・・腹抱えて笑うしかないでしょ。

一体どこまでが実話なんだろう。最低すぎて怖いですw

で、クソすぎるのに文章が抜群にうまいっていうのがなんともww

 

サイテーだけど人間臭くて憎めない。

笑える一方で不快にもなるんだけど、また読んじゃうんだろうな。

そんなクセになる作家なんだよなぁ。

| comments(0) | trackbacks(0) | 14:59 | category:    西村賢太 |
# 毒母ですが、なにか
評価:
山口 恵以子
新潮社
¥ 1,620
(2017-10-20)

JUGEMテーマ:小説全般

 

 毒母ですが、なにか / 山口恵以子(新潮社)

 

 個人的な評価 ☆☆☆

 

16歳で両親を亡くしたりつ子は、

逆境と屈辱を闘争心に変え、次々と目標を実現してきた。

東大合格、名家御曹司との結婚、双子誕生。

それでも婚家で蔑まれる彼女が次なる目標に定めたのは子どもたちに最高の教育を与えること。

名門お受験塾で闘志を刺激され、

わが子の超難関校合格を夢見てひとり暴走しはじめた彼女を待つ皮肉な運命とは―。

幸せを求めて猛進する女のブラックコメディ。

 

 

 

(感想)

 

コメディタッチに書いてあるけど、娘さんからしてみれば壮絶地獄。

愛情って、お互いのバランスが保たれてないと暴力になっちゃうんですよね・・・・。

てかここまでくるとこれは娘への愛情ではなく、母親自身のためでしかない。

何があっても最後まで変わることなく、

最終的に開き直っちゃったのはある意味すごかったです。

こういう人には何言ってもわかんないんだろうな。

りつ子の暴走は笑えるっちゃあ笑える。

でも、こんな母親って実際にいそうで・・・怖いねぇ。

| comments(0) | trackbacks(0) | 14:34 | category:    山口恵以子 |
# 嘘 Love Lies
評価:
村山 由佳
新潮社
¥ 1,944
(2017-12-26)

JUGEMテーマ:小説全般

 

 嘘 Love Lies / 村山由佳(新潮社)

 

 個人的な評価 ☆☆☆☆☆

 

刀根秀俊、美月、亮介、陽菜乃は仲のいい友達グループだった。

中学2年の夏にあの事件が起こるまでは――

恐怖、怒り、後悔、そして絶望。

生涯拭えぬ過ちとトラウマを抱えたまま、各々の人生を歩んでいた4人。

求め合う体と秘めたる想いが、さらなる苦悩を呼び、

暴力の行き着く果てに究極の愛が生まれる。

著者渾身の恋愛長編。

 

 

(感想)

 

最近の村山由佳さんは激しい大人の恋愛を描いたエロ系作品が多かったし、

この作品の表紙もちょっときわどい感じ。

またその路線かな〜と思ってたけど今回は違いました!

中学生の淡い初恋を描くのかと思いきや、ある事件を境にヤクザが絡んできて

フィルムノアールの香りのする危険な展開に・・・・。

純粋な中学生だったからこそ突っ走ってしまった・・・・それが切なく、

淡い初恋が一生モンの究極の愛になっていく様がもう・・・(ノД`)

とにかく読ませる力のある作品です。

530ページもあるのにたった1日で読みました。

ほんと面白かった。私の中では村山由佳の最高傑作。

実写化してくれ!そして刀根くん役は絶対に長瀬智也で頼む!

 

(村山由佳さんへリクエスト)

美月と真帆ちゃんのお父さんの話もぜひ読みたいです。

スピンオフを期待しています。

| comments(0) | trackbacks(0) | 13:54 | category:    村山由佳 |
# 屍人荘の殺人
評価:
今村 昌弘
東京創元社
¥ 1,400
(2017-10-12)

JUGEMテーマ:小説全般

 

 屍人荘の殺人 / 今村昌弘(東京創元社)

 

 個人的な評価 ☆☆☆☆☆

 

神紅大学ミステリ愛好会の葉村譲と会長の明智恭介は、

曰くつきの映画研究部の夏合宿に加わるため、

同じ大学の探偵少女、剣崎比留子と共にペンション紫湛荘を訪ねた。
合宿一日目の夜、映研のメンバーたちは肝試しに出かけるが、

想像しえなかった事態に遭遇し紫湛荘に立て籠もりを余儀なくされる。
緊張と混乱の一夜が明け――。
究極の絶望の淵で、葉村は、明智は、そして比留子は、生き残り謎を解き明かせるか!?

 

 

 

(感想)

 

なにこれww すっごいww

読了してすぐに「この人の他の作品も読みたい」と思って調べたら、

これがデビュー作なんですね!

『このミステリーがすごい!2018年版』第1位

『週刊文春』ミステリーベスト第1位
『2018本格ミステリ・ベスト10』第1位・・・とデビュー作で前代未聞の3冠。

本屋大賞にもノミネートされてたし・・・いやー、すごい人が出てきましたなぁ。

 

普通の推理ミステリーだと思って読み始めたのですが、事態は思わぬ方向に。

そして物語の中心になると思っていた人物が序盤であっけなく退場するという驚き。

推理物に〇〇〇を登場させるなんてよく考えたなww

発想力とぶっとび度がすさまじいです。

B級・ライトノベル的な若い感覚もあるけど、

この発想力はそんな程度の枠には収まるもんじゃない。

デビュー作ということもあり、荒さもたしかに目立ちますが、

この調子で奇想天外なものを書いてくれれば、

唯一無二の相当面白い作家になってくれるんじゃないかな〜。

今後も追いかけたい作家発見。

ビギナーズラックにならないことを祈ります!!

 

まぁ・・・

正直、トリックの種明かしを読んでもよくわかんなかったんだけどw

(私がバカなだけかもしれないけど)

でもそれも気にならないくらい度肝を抜かれた作品です。

| comments(0) | trackbacks(0) | 12:58 | category: 作家名 あ行 |
# AX アックス
評価:
伊坂 幸太郎
KADOKAWA
¥ 1,620
(2017-07-28)

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 AX アックス / 伊坂幸太郎(角川書店)

 

 個人的な評価 ☆☆☆☆☆

 

最強の殺し屋は―恐妻家。

「兜」は超一流の殺し屋だが、家では妻に頭が上がらず、一人息子の克巳もあきれるほどだ。

兜がこの仕事を辞めたい、と考えはじめたのは、克巳が生まれた頃だった。

引退に必要な金を稼ぐため、仕方なく仕事を続けていたある日、

爆弾職人を軽々と始末した兜は、意外な人物から襲撃を受ける。

こんな物騒な仕事をしていることは、家族はもちろん、知らない。

『グラスホッパー』『マリアビートル』に連なる殺し屋シリーズ最新作。

 

 

 

(感想)

 

伊坂幸太郎さんの作品はいつも間違いなく面白いんだけど、

そのスタイリッシュなかっこよさが田舎者の私には気恥ずかしく感じられることがあるのも否めません。

しかし今作はスタイリッシュなかっこよさはないww 

殺し屋だって、家庭に戻ればフツーのお父さん。

しかも奥さんにまーったく頭があがらない恐妻家ときたもんだっ!

殺し屋というハードボイルドな世界とユーモラスでのんびり〜とした家庭での風景のギャップが楽しくて、

いつもとはちょっと違った伊坂ワールドを楽しめました。

世のお父さんたちは相当共感できるはずです!!

| comments(0) | trackbacks(0) | 11:18 | category:    伊坂幸太郎 |
# 盤上の向日葵
評価:
柚月 裕子
中央公論新社
¥ 1,944
(2017-08-18)

JUGEMテーマ:小説全般

 

 盤上の向日葵 / 柚木裕子(中央公論新社)

 

 個人的な評価 ☆☆☆☆☆

 

さいたま市天木山山中で発見された白骨死体。

唯一残された手がかりは初代菊水月作の名駒のみ。

それから4ヶ月、叩き上げ刑事・石破と、かつて将棋を志した若手刑事・佐野は真冬の天童市に降り立つ。

向かう先は、世紀の一戦が行われようとしている竜昇戦会場。

果たしてその先で二人が目撃したものとは! ?

 

 

 

(感想)

 

将棋のルールはまったくわからないので、

対局の場面は完全に無視して読みましたが、まったく問題なく読めた気がします。

560ページがあっという間でした。

特に新鮮味はないのだけど、登場人物のキャラが立ち、展開もスムーズ。

これなら将棋を知らない人も読書慣れしてない人も比較的サクサク読めるのではないでしょうか。

こんなに重厚感があるのに、ページをめくる指が軽いなんてすごい。

読ませる力がある作品ならではです。

特に少年時代の桂介と唐沢夫妻のふれあいには胸が熱くなります。

 

結局、父親からは逃れることができなかった。

東明のことも無視することができなかった。

そこを切り捨てられないところが上条桂介の生い立ちからくる運命というか呪いのようなもの?なんだろうなぁ。

こんなに多くの登場人物がいるのに、誰一人幸福ではなく、救われないのが切なかったです。

| comments(0) | trackbacks(0) | 10:49 | category:    柚月裕子 |
# マスカレード・ナイト

JUGEMテーマ:小説全般

 

 マスカレード・ナイト / 東野圭吾(集英社)

 

 個人的な評価 ☆☆☆☆

 

若い女性が殺害された不可解な事件。

警視庁に届いた一通の密告状。
犯人は、コルテシア東京のカウントダウンパーティに姿を現す!?

あのホテルウーマンと刑事のコンビ、再び――。

 

 

 

 

(感想)

 

「マスカレード・ホテル」「マスカレード・イブ」に続くマスカレードシリーズ第3弾。

私、「ホテル」は以前読んでるんですけど、「イブ」はまだ。

実は「ホテル」がそれほど面白かった印象がなく、

読んだ時期がたまたま忙しかった時期だったこともあって感想も書かなかったんだけど、

それでも「ナイト」は十分に楽しめました。

これきっかけに「イブ」を読んで、「ホテル」も再読してみようかなっ。

 

東野さんの作品だからもちろんサスペンスです。

けど、コンシェルジュの山岸さんが宿泊者たちの持ち込む難題を

見事に解決していく様を楽しむだけでも読みごたえアリ。

こっちメインの連作短編集にして、

本筋の殺人事件をなくしちゃっても作品として十分に成立しそうですw

 

まったくバラバラだったはずの宿泊客たちの伏線が

最後にきれいにまとまったのはさすがだけど、

登場人物の心は読者が強く共感できるほど丁寧には描かれてないように感じました。

特におばさん二人がお互いに抱いている意識のズレね・・・。

そういうのって女性特有のねちっこいもののはずなのに、

描き方としてあまりにあっさりしてるような気がします。

これが女性作家ならこうはいかないでしょ・・・。

 

今作に限らず最近の東野さんの作品って、

ほんとに心が揺さぶられるほどの感動は味わえなくなってきました。

昔はこうじゃなかったんだけどなぁ・・・。

| comments(0) | trackbacks(0) | 10:25 | category:    東野圭吾 |
# 生の肯定
評価:
町田 康
毎日新聞出版
¥ 1,728
(2017-12-20)

JUGEMテーマ:小説全般

  

 生の肯定 / 町田康(毎日新聞出版)

 

 個人的な評価 ☆☆☆

 

世界を睥睨し超然と生きるはずだった。
数多の苦難に襲われ、死に場所を求めて彷徨った。
余はいま、人々の温もりの中で生きようとしている。
普通の人生を求めて――『どつぼ超然』(2010)、
『この世のメドレー』(2012)につづく圧巻のシリーズ完結編。

 

 

(感想)

 

途中からもうなにがなんだかわかんなくなってしまいました。

しかも読み終えた後にシリーズものの完結編だと知り・・・ww

 

おっさんが美術館へ行こうとする・・・それだけの話のはずなんです。

でもそこは町田作品、そう簡単に目的地にたどり着けるわけがない。

すっちゃかめっちゃかで何が何だかわかりませんww

とにかく「町田ワールドがすぎる」というか・・・カオス!!

好きな人は好き、わかんない人にはわかんない、独特の世界。

しかも今回は「好きな方の人間」のはずの私でもわかんないというハイレベルさで、

これは私がシリーズの前2作を読んでないのが原因とかそういう問題ではない気がします。

けど、全然ついていけてないんだけど、

それでもやっぱり独特の表現や比喩は楽しいんですよね〜。

つまり、これはじっくりと味わう作品というよりは、

このセンスと感覚をこの場限りのつもりで楽しむ作品なんだと理解しました。

 

難しい感想なんていらない、そういうことです。

 

| comments(0) | trackbacks(0) | 08:31 | category:    町田康 |
# 源氏物語 上

JUGEMテーマ:小説全般

 

 源氏物語 上 / 角田光代(訳)(河出書房新書)

 

 個人的な評価 ☆☆☆☆☆

 

恋に生き、切なさに、嫉妬に、美しさに涙する――
日本文学最大の傑作が、明瞭な完全新訳で甦る。
<原文に沿いながらも現代的な自然な訳文で、

もっとも読みやすく美しい角田訳の誕生。
上巻には、第一帖「桐壺」から第二十一帖「少女」まで、たっぷり二十一帖分を収録! >

 

 

 

(感想)

 

この本を読むことは、私にとって大きなチャレンジでした。

大好きな作家・角田さんが訳してくれなければ、

歴史小説が苦手な私が源氏物語を読むなんて絶対絶対ない。

しかも上巻ですら680ページ近くもあるんですよ・・・。

もう現物見ただけで気持ちが萎えます(>_<)

でも、角田さん自身が「『源氏』を訳し終わると小説が変わるからと言われ、楽しみにしている」とおっしゃっていたので、

好きな作家がそこまで言ってるなら、

それを読まないという選択肢はありえないな〜、と。

私も読書人生をかけるくらいの気持ちで一大決心して取り掛かりました。

 

私だけでなく、おそらくこの本にチャレンジほとんどの方が

「挑む」姿勢でこの本にとりかかると思います。

でもね、読了した今だから言えるのですが、

そこまで構える必要はありません。

思った以上に読みやすいです!

これは普段から自分の文章に個性を出さず、

シンプルで読みやすい文章を書くことを心がけている角田さんの仕事だからこそ。

会話も現代的なので理解できるし、

作中に登場する大量の和歌などもすべて現代語に訳されているので、

苦労することなく読み進めることができます。

各章にそれぞれ人物相関図があるのもすごく助かりました!

ただし、たくさんの女性が登場するので誰が誰なのかがわからなくなることもあるかもしれません。

時が流れるとともにそれぞれの立場や役職なども変化するので、

自分なりの相関図をいうかメモも取りながら読んでいくことをおすすめします。

 

とんでもない女好きなのになぜか憎めない光君。

光君を巡る女性同士のギスギスした心理描写もあるのかと思いきや、

そういった「角田色」はあまり感じず、さらりとしてました。

だから読者はしょーもない浮気男の光君にも特に不快感を抱くこともなくw

この時代、相手の顔を見る前に、

その評判を聞いただけで恋が始まるというのもすごいですね。

こんなに女好きの話なのにギラギラした下品さがないのは、

デートを重ねることもなく、

ほぼ手紙のやり取りだけで愛を育み、

不細工も年増も見捨てず、

一度関係を持った女は一生面倒見る責任感と包容力があるからかなぁ。

ひたすら男性を待ち続ける女性たちの忍耐強さもこの時代ならではなのでしょうねぇ。

 

さて、続く中巻も楽しみですが私には一抹の不安が・・・。

中巻が発売されるのが2018年の11月予定。

下巻にいたってはその一年後の2019年の11月予定ということで、

それまで人間関係などをしっかり覚えていられるか不安でしかたありません。

面白かったのに1年後に続きが放送される頃には内容をほぼ忘れてた

NHKドラマ「精霊の守り人」状態になりそうで怖いです。(結局、1年目しか見なかった)

680ページというこのボリュームでは

「中巻が出るけど詳細忘れちゃったから上巻を再読しよう」とはいきませんww

自分のメモや源氏物語関連のサイトなどをながめて、中巻発売まで忘れないようにしなきゃなりませんね。

| comments(0) | trackbacks(0) | 15:30 | category:    角田光代 |
# ホワイトラビット

JUGEMテーマ:小説全般

 

 ホワイトラビット / 伊坂幸太郎(新潮社)

 

 個人的な評価 ☆☆☆☆

 

仙台の住宅街で発生した人質立てこもり事件。

SITが出動するも、逃亡不可能な状況下、予想外の要求が炸裂する。

息子への、妻への、娘への、オリオン座への(?)愛が交錯し、

事態は思わぬ方向に転がっていく――。

・・・あの泥棒も登場します。

 

 

 

感想)

 

相変わらず小気味が良く、スタイリッシュな作品でした。

田舎者の私はちょっとこそばゆく感じる独特のおしゃれ感も健在ですww

小さな伏線がたくさん散りばめられ、

最終的にはすべてのパーツがきれいに1つにおさまる気持ち良さはたまらない!

さらに時系列をも飛び越えて、面白いけど気を抜けない緊張感もあります。

伊坂さんの作品は作者名を伏せて読んだとしても誰が書いたかわかるほど個性があり、

確固たる伊坂ワールドを構築していると思います。

 

けど、いい意味で「伊坂さんすぎる」のが逆に面白みがないかなぁ。

面白いし、さすがだとは思うけど、新鮮味はないんですよね。

この感想にしたって、

別の伊坂作品でも書いたことあるようなこと書いてる気がしますもん。

贅沢なこと言ってるのは重々承知ですが、もう少し何か新しい伊坂さんが見てみたい。

そろそろこの手法だけでは飽き始めてる読者も私だけではないでしょう。

| comments(0) | trackbacks(0) | 14:12 | category:    伊坂幸太郎 |
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