隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
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# 座禅ガール
評価:
田口ランディ
祥伝社
¥ 1,598
(2014-03-11)

JUGEMテーマ:小説全般

座禅ガール / 田口ランディ(祥伝社)

評価 ☆☆☆



本当の自分が見つけられない30代無職女子と
悩みを捨てきれぬ40代女流作家の不思議な出会い。
「恋愛」「容姿」「家族」…尽きせぬ煩悩に効く物語。


ここに描かれる煩悩は女性なら誰でも心当たりがあるであろうもの。
深く、大きく、重い話でありながらも意外に軽いタッチで綴られ、
まるでライトノベルかのようにスイスイと読めます。
けど、読後に残るものはずっしりと重いです。

心は煩悩だらけ。乱れに乱れてる。でも、それは当然のこと。
まずはそれに気づく。それがとても重要なこと。
そしてじっくりとそんな乱れた自分を観察する。そこからすべては始まる・・・。

ううーーん、書いてあることには共感できるけど、
そこへ心を持っていく手段としての「座禅」という行為にはちょっと疑問符をつけたくなる。
なぜそこで「座禅」なのかまではうまく描き切れていなかった気がするのは私だけだろうか?

哲学的なことよりも、恋や人間関係の苦しみを言いあてられるような箇所の方が
心にスーッと入ってきたように思います。
    私が苦しいのは、一緒に登っていたはずの恋愛のはしごを、
    いきなり相手からはずされたことだ。
    恋は欲望のゲームだから、先に降りて、先に落ちた方の勝ち。

このへんなんかは誰もが身に覚えがある感情だろうし、なるほどと納得。
「座禅」だとか「カルマ」だとか難しく考えることはなく、
日常的な感情に訴えてくる部分も多い作品です。
肩ひじ張らずに手にとってみるのがいいでしょう。
とりあえず心と体を一体にすることを心がけたい。まずは姿勢!!!かな?ww

 
| comments(0) | trackbacks(0) | 10:52 | category:    田口ランディ |
# 神秘
評価:
白石 一文
毎日新聞社
¥ 2,052
(2014-04-26)

JUGEMテーマ:小説全般

神秘 / 白石一文(毎日新聞社)

評価 ☆☆☆☆


五十三歳、大手出版社役員の菊池。
医師の妻とは五年前に離婚して、双子の娘たちも独立、
再びの独身生活を謳歌していた。
同期の出世頭で、次期社長と目されていたが、
ある日末期の膵臓がんに冒されていることがわかる。
医師から「余命一年」を宣告されたが、治療を受けることはせず、直感に従って神戸に移住し…。



数年前に悲しい経験をしてから、
私は闘病モノ(特に癌)に関する作品に触れることを意識的に避けてきました。
しかし今作は好きな作家の新作ということで内容も確認せずに読み始めてしまい、
すぐに主人公が癌に侵されていることを知り、
一瞬読むのをやめようかと思いましたが、
いつまでも避け続けるわけにもいかないし・・・・。
思いきって読んでみようと決めました。

前作の「彼が通る不思議なコースを私も」あたりから
私の好きな白石さんの世界観が戻ってきたような感じがしていたけど、今作はそれ以上。
この作品に描かれる不思議な「縁」はできすぎている感があることは否めない。
これを非現実的と捉えてしまったらそれまでだけど、
人生において「縁」というものがいかに重要であるかをひしひしと感じました。
やはり白石さんの作品には考えさせられるものが多く、
生きる上で重要なことに気づかされます。

あまりつらい思いをせずに読み終えることができたのは、
主人公の病気に対する姿勢が「闘病」や「治療」ではなく、「治癒」だったからだと思います。
最近は手術や抗がん剤投与などで1日でも長く生きようとすることだけが
この病気との向き合い方ではなくなってきました。
穏やかにゆるやかに向き合うことで、
自然にありのままに残りの人生を過ごす選択をされる方もたくさんいる。
死を目前とし、はじめて自分のこれまでの人生を振り返って考えることによって、
自分の死生観・人生観が見えてくる。
これはまさに死を目前にした達観の境地。
いつか自分に間もなく訪れる死を意識する時がきたら、こんな風に自分に素直に日々を丁寧に生きたい。
ジタバタするのはナシにしたい。そう思わずにはいられません。
| comments(0) | trackbacks(0) | 10:09 | category:    白石一文 |
# 海賊とよばれた男 (上)(下)
評価:
百田 尚樹
講談社
¥ 1,728
(2012-07-12)

評価:
百田 尚樹
講談社
¥ 1,728
(2012-07-12)

JUGEMテーマ:小説全般

海賊とよばれた男 (上)(下) / 百田尚樹(講談社)
 

評価 (上) ☆☆☆☆  (下) ☆☆☆☆☆


1945年8月15日、

敗戦で全てを失った日本で一人の男が立ち上がった。

男の名は国岡鐡造。

出勤簿もなく、定年もない、異端の石油会社「国岡商店」の店主だ。

一代かけて築き上げた会社資産の殆どを失い、

借金を負いつつも、店員の一人も馘首せず、再起を図る。

石油を武器に世界との新たな戦いが始まる。


名前や社名は違うものの、石油会社「出光」の創業者のお話です。

歴史小説も経済小説も苦手な私ですが、
経済面などで理解に苦しむ部分が多いながらも夢中で一気に読んでしまいました。
これは人の魅力に引き付けられて読む小説であり、
内容が難しいわりにテンポがよく、読みやすいのもよかったのかもしれません。
歴史や経済のややこしさはどうでもいい!
とにかく店主の国岡鐡造の理念・決断力には胸が熱くなります。
しかし、彼の素晴らしさとは真逆に
“出る杭は打つ”的に彼の邪魔をする者や組織もあり、
そのへんのドキドキ感も作品を大いに盛り上げます。

店主は会社の利益よりも、
日本という国のこれからに照準を合わせた経営を展開している。
タイムカートなし、出勤簿なし、馘首なし、定年なしという会社で、
社員を“家族”として絶対的な信頼を持っている。
利益だけにとらわれない広い視野・そして信頼関係。
これに社員たちは惹かれ、この店主についていこうと思い、努力する。
上に立つ者次第で、下の者も伸びる。素晴らしい上下関係!
儲けよりも、この人のために頑張る・・・という気持ち。
これこそが会社という組織にとって最も重要なことなのかもしれない。

どこまでがフィクションなのかわからないけど、もはやそんなことはどうでもいい。
店主の人間力に感動!
「今後はなるべく出光でガソリンを詰めよう」・・・・、
私がそう思ってしまったのも当然でしょうw

| comments(0) | trackbacks(0) | 17:16 | category:    百田尚樹 |
# 悪の教典(上)(下)

 悪の教典 / 貴志祐介

 評価 (上)☆☆☆☆  (下)☆☆


高校の英語教師・蓮実聖司はルックスの良さと爽やかな弁舌で

生徒はもちろん、同僚やPTAをも虜にする人気教師。

しかし彼は、邪魔者は躊躇いなく排除する共感性欠如の殺人鬼だった。

学校という性善説に基づくシステムに、サイコパスが紛れこんだとき―。

戦慄のサイコホラー。


上巻までは楽しめたんだけど、下巻が・・・。

上巻はサイコな主人公が本性を隠して生徒や同僚教師の心に入り込み、

信頼を得ていく様子に「みんな騙されんな!騙されんな!」とハラハラしたのに、

下巻で殺人がはじまると一気につまんなくなります。

物語のいちばんの見せ場にきて、

本来ならこっから面白くならなきゃいけないのに、

そこからつまんなっちゃダメでしょーーー。

読むことに対する意欲がどんどん下がっていくのをしっかり感じます。

上巻でワクワクしたあの気持ちを返して!と言いたい(-_-;)

生徒たちなぜかもすべて主人公の都合のいいように動いていて、

いくらなんでもそりゃないだろう、と・・・。

広い校舎のいろんなところに1クラス分の生徒がいて、

それを確実に全員殺していくなんて無理でしょう。

小学生ならまだしも、相手は高校生ですよ。

期待してたのになー。

貴志さんのわりにとても安っぽく感じ、残念でした。

| comments(0) | trackbacks(0) | 10:08 | category: 作家名 か行 |
# きみはいい子
評価:
中脇 初枝
ポプラ社
¥ 1,512
(2012-05-17)

 きみはいい子 / 中脇初枝


 

   評価 ☆☆☆


ある町を舞台に、

生徒と新任教師との心のふれあいを描く「サンタさんの来ない家」をはじめ、

娘に手を上げてしまう母親とママ友との物語、

ひとり暮らしが長くなった老女と家を訪ねてきたある男の子との物語など胸を打つ作品を五篇収録。


静かにたんたんと書かれているけど、

これは現代の抱えるリアルな子育ての問題だと思う。

一度パタンと玄関のドアを閉めてしまえば、

中で何か起きているのか誰も知る由がない。

これはとても怖いことなのかもしれません。


虐待を受けた子は自分が悪い子だから殴られ、

食事も与えられないのだと本気で勘違いしているのがたまらなく切ない。

子供はそれが「愛情」なのか「虐待」なのかをきちんと理解できるほどには心が成長しておらず、

大人になったときにその悲しい記憶が大きく影響してくる。

親はそれを認識したうえで叱ったり、教育したりしなければならない。


「きみはいい子」と言ってもらえること、

頭をやさしくなでてもらうこと、

ギュッと抱きしめてもらうこと・・・・・・

子供たちにとってその温もりがかけがえのない安心と安らぎとなる。

私には子供がいないのではっきりと断言はできないけど、

子供を育てるうえできっとこれほどの大切なことはない。


親といえど人間だし、子供だって一人前の人間。

うまくいかないときやしんどいことは誰だってある。

でも、一時的な感情で激しい行動や言葉をぶつけてしまう前に、

一度立ち止まってよく考えてほしい。

それだけで子供の将来への影響が大きく変わるかもしれません。


子供への虐待は読んでいると心が痛むのだけど、

どこかに必ず助けようとする手があり、光が見える。

それがせめてもの救いでした。



| comments(0) | trackbacks(0) | 16:13 | category: 作家名 な行 |
# 海うそ
評価:
梨木 香歩
岩波書店
¥ 1,620
(2014-04-10)

 海うそ / 梨木香歩(岩波書店)


 評価 ☆☆☆


昭和の初め、人文地理学の研究者、秋野がやって来た南九州のとある島。

山がちなその島の自然に魅せられた彼は、踏査に打ち込む――。

歩き続けること、見つめ続けることによってしか姿を現さない真実がある。

著者渾身の書き下ろし小説。


南九州にある架空の島「遅島」が舞台。


自然・歴史・・・古くからあるもの。

それらをいかに壊さずに、

でも現代人にも無理のない形で残すにはどうしたらいいのか深く考えさせられました。

けど、失うということもある意味では必要なことなのかもしれない。

失われはしたが、かつてはそこに間違いなく存在した・・・・、

この事実にこそ意味があるのかもしれない。


これまで読んだ梨木さんの作品に比べると随分と硬派な印象。

特に秋野が島へ滞在してから50年後を描く最終章は、

これがあるのとないのとでは作品の重みがグッと変わってしまう。

最終章を読んで、やっと作品のテーマがわかった気がしました。

重苦しい印象で、はじめは最後まで読めるか不安もありましたが、

世界観に引き込まれ、あっという間に読み終えました。

| comments(0) | trackbacks(0) | 00:55 | category:    梨木香歩 |
# だから荒野
評価:
桐野 夏生
毎日新聞社
¥ 1,728
(2013-10-08)

JUGEMテーマ:小説全般


だから荒野 / 桐野夏生(毎日新聞社)

評価 ☆☆☆


46歳の誕生日。

身勝手な夫や息子たちに軽んじられてきた主婦・朋美は反旗をひるがえし、

1200キロの旅路へ〜〜。
奪われた愛車と女の連絡先の入ったゴルフバックばかり心配する夫を尻目に

朋美は自由を謳歌するがーーー。

冒険の果てに、主婦・朋美が下した「決断」とは?


桐野さんらしい毒は少なめに感じましたが、

なかなかにパワフルな作品でした。

一度大胆な選択をしてしまうと、もう怖いものナシ。どこまでだっていけちゃう。

人生、こういう思い切りの良さが時には大事なのかもしれない。


一度、壁を飛び越えたら、恥ずかしさもみっともなさもすべてが小さなことに思えてくる。

すべては自分の気持ちのままに・・・。

それをきっかけに自分以外の誰かも変わってくれるかもしれないしね。

家族に対して日頃何かとたまっている奥様方も

たまにはこうして暴れてみるのもいいかもしれませんw


ラストはあっけなかったけど、家族ってこんなものだよね。

ここから変わっていければいいのだと思います。



| comments(0) | trackbacks(0) | 14:41 | category:    桐野夏生 |
# 春、戻る

 春、戻る / 瀬尾まいこ(集英社)


 

 

 評価 ☆☆☆☆


正体不明、明らかに年下。なのに「お兄ちゃん」!?

結婚を控えた私の前に現れた謎の青年。その正体と目的は?

人生で一番大切なことを教えてくれる、ウェディング・ストーリー。



ほっこり、あったか。これぞ瀬尾まいこな作品。

とにかく「お兄ちゃん」の存在が気になりっぱなし!

10近くも年の離れた全然知らない青年が「お兄ちゃんだよ」と現れて、

お兄ちゃんのペースに巻き込まれていくうちに、

本当の兄妹のようなかけがえのない存在になっていきます。

他の作家の作品でいるはずのない謎の兄が現れたら、まず不審者と疑うけど、

瀬尾さんの作品には悪い人や心の醜い人はきっと出てこない。

だからお兄さんの正体はわからずとも、安心して読めました。


お兄ちゃんの存在をすんなりと受け入れてしまう婚約者のほのぼのさもいい〜♪

「さくらを大事に思ってくれる人は僕にとっても大事な人」という言葉、素敵です。


作品全体を包む空気感はかなり好きだけど☆は4つ。

あと1つ☆が足りなかったのは「お兄ちゃんの正体」が残念だったから。

なーんだと思っちゃいました(^_^;) 

実はもっとトンデモ展開期待してたんで・・・すいません。

| comments(0) | trackbacks(0) | 14:16 | category:    瀬尾まいこ |
# 蘇る変態
評価:
星野 源
マガジンハウス
¥ 1,420
(2014-05-09)

 蘇る変態 / 星野源(マガジンハウス)

 

 

 

 評価 ☆☆☆☆☆


「GINZA」でやってた連載の書籍化。
この雑誌ってモード系のハイセンスな感じのファッション誌よね?
そんな雑誌に源さんが連載をやっているとは・・・・・・・。
連載当時はNGだった下ネタを加え、

もの作りに苦労する音楽制作地獄・俳優業の舞台裏・
エロい妄想で乗り越えた闘病生活などを綴っています。

てか、ほとんどもう下ネタばっかじゃんw
いつも、いつの間にかそっちの方向へ行ってしまう。
でもね、そういうの隠さないのが、いい。
自然体で普通のどこにでもいそうなお兄ちゃんだから共感できる部分が多い。
“バッカじゃないの!?ww”って笑えるところがいい。

「そして生活は続く」を読んだ時も思ったけど、

この人は好きなもののためなら頑張りすぎる。無理しすぎる。
こんな生活してたら、そりゃ病気にもなります(>_<)
好きなことを職業にできた喜びはわかるし、
妥協できない気持ちもあるだろうけどとても心配です。
くれぐれも無理せず、ほどほどにお願いします。
それと、モノを書くことを生業にしているのだから、
あの闘病のことも書かなければならないのは理解してるけど、もういいよ。
復活したんだよ、完治したの。
これからはもうただ明るくおバカな星野源でいってください。

悲しく、つらい時はもう終わったんです!

| comments(0) | trackbacks(0) | 16:45 | category:    星野源 |
# 愛してるなんていうわけないだろ

 愛してるなんていうわけないだろ / 角田光代(中公文庫)

 評価 ☆☆☆☆


時間はあるけど金はない。若いってそんなもの。

いつも誰かとつるんで、遊びまわっていたけど、恋愛や自分の年齢との折り合いや、

一向に見えてこない未来に悩み、ひっそりと語り合った。

角田光代、デビュー直後の若気の至りが詰まった初エッセイ集!


いやー、まさか角田さんが1991年頃に書いたエッセイ集を

2014年になって読むとは思いませんでした。

なんかね、もう“若い!”の一言。

角田さんじゃない、まったく別の人の本を読んでるみたい。

っていうか、タイムマシンで過去へ行って、

20代の頃の若い角田さんに会ってきたようなそんなかんじ?


この人はお金はないながらも、恋に友情に若さを存分に謳歌した人なのだろう。

全編がキラッキラとした若さで満ち溢れている。私の青春とは大違い〜(>_<)

前向きな恋愛観がいいなぁ。広い視野でまわりの男性たちと見ていて、

恋愛じゃない「好き」の気持ちをいっぱい持ってる人なんだ。

彼氏がちゃんといるのに、そういう人たちともデエトするのが私には不思議だけど、

そんなことにこだわらないところが彼女のいいところなんだろう。

ちょっといいなと思った子と気軽にデエトして、

“あー、楽しかった”って満足して、それ以上を求める気はさらさらない。

うーん、この軽さ・・・・幸せなのかもしれない。


ずうずうしいかもしれないけど、

好きな人からは私ことを是非いちばん好きになってほしいと思う。

でも、それがかなわないことにイライラしてくると小さな幸せが拾えない。

そっと肩を叩いてくれたり、ふと隣に来てくれた程度では満足できない。

そんなのいいから、私をいちばんに思って!!!

・・・でも、これじゃ幸せにはなれない、と、20代の角田さんは言う。

その人にまつわる小さな幸せを見つけて、たとえこの人が私を好きにならなくても、

1年後はそばにいなくても、その小さな瞬間に喜びを見いだせるほうがずっと幸せ。

そんなことができる自分になれば、自分の穏やかさに安心できる。

・・・この考え方、好きだわ〜。なかなかこうはいかないけどw


本のタイトルにもなっている「愛してる、なんてゆうわけないだろ」の章に出てくる不器用なカップルなんてヤバイほど理解できてたまんない。

恥ずかしくて、「好き」とか「愛してる」なんてきれいな言葉で気持ちを伝えることができない。

あやふやでうわっつらっぽくて、言いたくもねぇ。

でも、彼や彼女なんて関係になれなくても、あの人はすごくいい人だから

誰にも傷つけられず楽しく生きてくれればいい・・・ってさー、うわ〜ってなるわ(>_<)

本当に好きすぎるとこうなるよね。もう手、出せないっていうかさ・・・。


久々に恋のドキドキやワクワクを思い出した。

若さを感じたからだろうなー。

こんな気持ち、一生のうちにまた味わえることはあるのかな・・・。

| comments(0) | trackbacks(0) | 15:52 | category:    角田光代 |
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