# 人生の旅をゆく 2
2013.04.26 Friday
JUGEMテーマ:エッセイ
人生の旅をゆく 2 / よしもとばなな(NHK出版)
評価 ☆☆☆
「人生の旅をゆく」の第2弾。
あちこちで書いたエッセイをまとめたもの。
そのせいか統一感がなく、読んでいて落ち着きません。
まぁ、仕方ないわな・・・。
やっぱりこの人の考え方が好きだ。
なぜばななさんの回りに多くの人が集まってくるのか
(しかもかなり変わった人が多いようだ)なんだかわかる気がする。
無理なく自然体で生きていて、完璧じゃないところが魅力。
たま〜に豊かな暮らしぶりが感じられて鼻に付くこともあるんだけど、
そういうのも気にせず書いちゃうところもいいとこなんだろう。
私が言葉に敏感なだけかもしれないけど、
この作品の中でよく出てくる“ボーイフレンド”という言葉に違和感を感じる。
“彼氏”的な位置にいる男性のことを言っているのだけど、
“ボーイフレンド”なんて言葉、使いますか?
ばななさんは普段からのこの言葉を使うのだろうか?
ああ・・・だけど正直な話し、ここ何年か感じていたのだけど、
あんなに自分の中にスーッと入ってきていたばななさんの作品に
なぜか少しずつ距離をかんじるようになっている。
描いているテーマにブレはないはずだし、
この世界観が好きなことに変わりはないのにどうしてだろうと思っていたけど、
その答えになりそうなヒントをこの本に見つけた。
ばななさんは子供が産まれたら考え方も生活も何もかも変わってしまうのだろうと
妊娠中は“最後になるかもしれない”という覚悟で重い話ばかりを
書いていたらしい。
もしかしたら私はその暗かった時期のばななさんが好きだったのでは?
よく考えてみるとばななさんが妊娠してた時期と、
私がいちばんばななさんの作品にのめりこんでた時期が同じ〜。
うわー、そうだったのか。
・・・とうことは、
私が出産でもしない限り、もうあの頃みたいな気持ちにはなれないのかー。
父親の死、震災を経験したことはきっと彼女の小説の糧となる。
作品にどうかかわってくるのか?そして、私の心にどう響くのか?
前のような心地よさはなくなっても、
それでもやっぱり私はばななさんからは離れられないんだろうなぁ。
それと最後に・・・・バンド名は出てこなかったけど、
くるりの曲に触れてくれてるのには感激したぜ!
人生の旅をゆく 2 / よしもとばなな(NHK出版)
評価 ☆☆☆
「人生の旅をゆく」の第2弾。
あちこちで書いたエッセイをまとめたもの。
そのせいか統一感がなく、読んでいて落ち着きません。
まぁ、仕方ないわな・・・。
やっぱりこの人の考え方が好きだ。
なぜばななさんの回りに多くの人が集まってくるのか
(しかもかなり変わった人が多いようだ)なんだかわかる気がする。
無理なく自然体で生きていて、完璧じゃないところが魅力。
たま〜に豊かな暮らしぶりが感じられて鼻に付くこともあるんだけど、
そういうのも気にせず書いちゃうところもいいとこなんだろう。
私が言葉に敏感なだけかもしれないけど、
この作品の中でよく出てくる“ボーイフレンド”という言葉に違和感を感じる。
“彼氏”的な位置にいる男性のことを言っているのだけど、
“ボーイフレンド”なんて言葉、使いますか?
ばななさんは普段からのこの言葉を使うのだろうか?
ああ・・・だけど正直な話し、ここ何年か感じていたのだけど、
あんなに自分の中にスーッと入ってきていたばななさんの作品に
なぜか少しずつ距離をかんじるようになっている。
描いているテーマにブレはないはずだし、
この世界観が好きなことに変わりはないのにどうしてだろうと思っていたけど、
その答えになりそうなヒントをこの本に見つけた。
ばななさんは子供が産まれたら考え方も生活も何もかも変わってしまうのだろうと
妊娠中は“最後になるかもしれない”という覚悟で重い話ばかりを
書いていたらしい。
もしかしたら私はその暗かった時期のばななさんが好きだったのでは?
よく考えてみるとばななさんが妊娠してた時期と、
私がいちばんばななさんの作品にのめりこんでた時期が同じ〜。
うわー、そうだったのか。
・・・とうことは、
私が出産でもしない限り、もうあの頃みたいな気持ちにはなれないのかー。
父親の死、震災を経験したことはきっと彼女の小説の糧となる。
作品にどうかかわってくるのか?そして、私の心にどう響くのか?
前のような心地よさはなくなっても、
それでもやっぱり私はばななさんからは離れられないんだろうなぁ。
それと最後に・・・・バンド名は出てこなかったけど、
くるりの曲に触れてくれてるのには感激したぜ!