# 四畳半王国見聞録
2011.04.19 Tuesday
JUGEMテーマ:小説全般
● 四畳半王国見聞録 / 森見登美彦
● 新潮社
● 1470円
● 評価 ☆☆
数式による恋人の存在証明に挑む阿呆。
桃色映像のモザイクを自由自在に操る阿呆。
心が凹むと空間まで凹ませる阿呆。
しかし彼らを阿呆と呼ぶなかれ!
狭小な正方形に立て篭もる彼らの妄想は壮大な王国を築き上げ、やがて世界に通じる扉となり…。徹底して純粋な阿呆たち。7つの宇宙規模的妄想が、京の都を跋扈する。
(感想)
これでもかというほどにモリミーらしさを感じます。
阿呆すぎて阿呆すぎて、もう私はついていけない。
阿呆を極めると小難しい世界へ入って行ってしまうのか、私の理解を超えています。
そのせいかなんだか読みにくさも感じちゃって、☆は2つにしました。
つまり、私が「凡人」だということなんでしょうけど・・・。
前半の3編はストーリーらしいものがなくて、ただ流されるままに読みすすめた感じ。
いつまでたっても作品の軸をつかめず、ぼやけた印象。
ただし4つめの「大日本凡人會」はちゃんとストーリーがあり、読みやすく、
続く5つめの「四畳半統括委員会」もまあまあ。
「夜は短し歩けよ乙女」「四畳半神話体系」あたりからのリンクによって構成されています。
これらを読んでいない人は決して読むべからず。
● 四畳半王国見聞録 / 森見登美彦
● 新潮社
● 1470円
● 評価 ☆☆
数式による恋人の存在証明に挑む阿呆。
桃色映像のモザイクを自由自在に操る阿呆。
心が凹むと空間まで凹ませる阿呆。
しかし彼らを阿呆と呼ぶなかれ!
狭小な正方形に立て篭もる彼らの妄想は壮大な王国を築き上げ、やがて世界に通じる扉となり…。徹底して純粋な阿呆たち。7つの宇宙規模的妄想が、京の都を跋扈する。
(感想)
これでもかというほどにモリミーらしさを感じます。
阿呆すぎて阿呆すぎて、もう私はついていけない。
阿呆を極めると小難しい世界へ入って行ってしまうのか、私の理解を超えています。
そのせいかなんだか読みにくさも感じちゃって、☆は2つにしました。
つまり、私が「凡人」だということなんでしょうけど・・・。
前半の3編はストーリーらしいものがなくて、ただ流されるままに読みすすめた感じ。
いつまでたっても作品の軸をつかめず、ぼやけた印象。
ただし4つめの「大日本凡人會」はちゃんとストーリーがあり、読みやすく、
続く5つめの「四畳半統括委員会」もまあまあ。
「夜は短し歩けよ乙女」「四畳半神話体系」あたりからのリンクによって構成されています。
これらを読んでいない人は決して読むべからず。