隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
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# 宇宙を貫く幸せの法則
宇宙を貫く幸せの法則
宇宙を貫く幸せの法則
小林 正観
宇宙を貫く幸せの法則/小林正観
到知出版社
1500円
評価 ☆☆☆
不思議な力を秘める「ありがとう」の法則、
「幸せ」に関する100の法則、神様に好かれる人になる法則を伝授。
「楽しい」「うれしい」と笑顔楽しいで言い続けることで、
毎日がぐん上向きと楽しくなる幸福論。




(感想)
同じく小林正観さんの「宇宙を味方にする方程式」を読んだ時は
目からウロコでしたが、
今回の「宇宙を貫く幸せの法則」はこれまでの本読書や講演会などから
良い部分だけを抜粋したような構成汗

いわゆる、「お金儲けのために出版された本」と思われても
仕方のないようなものでした。

しかし、納得できる部分は多く、
この本に書いてあることを心に留めて生きていれば、
たしかにおのずと幸福がこちらによってくることは間違いないでしょう。

「うれしい」
「楽しい」
「幸せ」
「愛している」
「大好き」
「ありがとう」
「ついている」

この7つの言葉を多く言おうと意識して生活をすれば、
毎日はきっと明るくなると正観さんは言います。

でしょうね〜ぴかぴか
過度なくらいにこの言葉を言うことを意識していれば、
それは「幸せ探し」でもあって、
普段なら見過ごしてしまうような些細な幸せにも気づき、
感謝することができる。
これはぜひ実践してみようと思います猫2

そして「人は“正しいもの”を受け入れるのでなく、
“温かいもの”を受け入れる」ということもハッとさせられましたニコニコ

たとえそれが正しく常識的なことであっても、
人は頭ごなしに押し付けられたりすれば反発するものたらーっ
人間関係がまず柔らかく温かくなければ、
問題は正しい方向には行かない。
これは仕事にも親子問題にも当てはまるな〜。
納得納得嬉しい

ただし、どうしても解せない部分もある。
「ありがとう」という言葉をくり返しいっていれば
いいことがあるというのは理解できるんだけど、
正観さんはそのありがとうに心を込める必要はないと言うのです。

たとえば、自分に意地悪をする姑がいる。
そんな姑に心からありがとうをいうのは非常に困難。
だから心など込めなくてもいいから、どんどんありがとうを発信する。
するとその結果、姑との仲は驚くほど良くなっていく・・・・・と。

・・・理屈はわかるんですけどねぇ〜ひやひや
心にもない口先だけの「ありがとう」も
いつかは本物になるってことなんだろうけど、
人の心を幸福へと導く本書において、
口先だけの「ありがとう」を言おうと推奨するというのは何か違うのでは・・・。
これだけは納得できませんねぶー


●この本が好きな人におすすめなのは・・・
宇宙を味方にする方程式/小林正観
| comments(0) | trackbacks(1) | 02:10 | category:    小林正観 |
# 容疑者Xの献身
容疑者Xの献身
容疑者Xの献身
東野 圭吾
容疑者Xの献身/東野圭吾
文藝春秋
1680円
評価 ☆☆☆☆☆
天才数学者でありながらさえない高校教師に甘んじる石神は、
愛した女を守るため完全犯罪を目論む。
湯川は果たして真実に迫れるか!?
運命の数式。
命がけの純愛が生んだ犯罪。




(感想)
数学だけを生きがいにし、恋になど縁のなかった男・石神。
彼はひそかに愛する女性・花岡靖子が
殺人を犯してしまったことを知り、
協力を申し出、完全殺人を目論む。

犯人である花岡親子が警察に証言することはすべて
石神からの指示による“嘘のアリバイ”。
しかし、か弱い女性・子供であるはずの彼女達は
警察の前でも自信満々と迷うことなく証言する。
その自信がとても不思議で違和感を感じていたのですが
最後の最後で私達読者もすっかりだまされていたことに気づきます

石神の緻密なトリック。
思い込みによる盲点をつく
完全に思い込んでいました。だまされました。
これには読者も完敗ですモゴモゴ

靖子に対して石神が見せた“気持ち”はあまりにも重い。
靖子自身も石神に対し、
“なぜここまでしてくれるんだろう・・・”と不気味に感じていたはず。

こんな秘密を共有してしまったら
どんなに愛を見せても、石神の気持ちが成就する事は決してないのに・・・。

それがとっても切ない。
ミステリーとしてもそうだけど、
純愛小説としても傑作と呼べる作品です。
| comments(2) | trackbacks(1) | 11:21 | category:    東野圭吾 |
# 沼地のある森を抜けて
沼地のある森を抜けて
沼地のある森を抜けて
梨木 香歩
沼地のある森を抜けて/梨木香歩
新潮社
1890円
評価 ☆☆☆☆
すべての始まりは「ぬか床」だった。
先祖伝来のぬか床が、呻くのだ。
変容し、増殖する命の連鎖。
連綿と息づく想い。
呪縛を解いて生き抜く力を伝える書下ろし長篇。



(感想)
ぬか床から人が生まれてくる・・・。
はじめはなんておかしな話だろうと思っていたけど、
だんだんとスケールが大きくなって、
いつのまにか生命の神秘を紐解くような壮大な物語になっていました。

細胞が死ぬほど願っているのは、ただ一つ、増殖

全宇宙ではじめにうまれたたった一つの細胞。
その細胞のすさまじいほどの孤独が、遺伝子に取り込まれて延々と伝わった。

この“圧倒的な孤独”が本当に“生命の起源”だとしたら・・・。

こんなことを私に考えさせてしまうこの作品のスケールの大きさには
ただただ脱帽ですびっくり

梨木さんらしいほのぼのとしたやわらかさに、
今回は遺伝子や科学の神秘が織り交ぜられ、
とっても斬新で深みのある作品に仕上がっています。
梨木ワールドの進化を感じました。
| comments(0) | trackbacks(0) | 11:07 | category:    梨木香歩 |
# きみの友だち
きみの友だち
きみの友だち
重松 清
きみの友だち/重松清
新潮社
1680円
評価 ☆☆☆☆
嬉しいこと、つらいことがいっぱいあったから「友だち」の意味がわかった。
友達は他人かもしれない。
でもかけがえのない大切な、他人。
それが「友だち」。
痛みや喪失を乗りこえ、
少女たち、少年たちはやがて本当の「友だち」とは何かに気づく。



(感想)
重松清さんの世界はまるでいつも“道徳の教科書”みたいで
つい反発してみたくなる素直じゃない自分もいる。

だけど、語り手が主人公の“きみ”に語りかける言葉と
眼差しがあまりにも優しい。
こちらも素直にならざるを得ないくらいの優しさで主人公を見つめている。

この語り手が誰なのかわかったとき、
そのあたたかさに胸がいっぱいになりました ウィンク

友達ってなんだろう」 
これがこの作品のテーマ。

いつも一緒にいてたわいもない話をしている相手が、
果たして“本当の友達”なのだろうか?

学生生活学校の真っ只中では疑問にすら思わなかったことを
今になって自問自答してしまいました。

そういえば私にも、
いつも一緒にいるわけではなかったけど、
とても気の合う子がいたっけ・・・。
他の子とは話さないような事柄を話せたり、
自分にとって重要なポイントにはなぜかいつも手を差し伸べてくれたあの子。
彼女は今、どうしているのだろう。

彼女の存在が私にとっての“きみの友だち”だったのかな?

大人にならないとわからないこと、
実はそれが本当に大切なことだったりするんですよね〜。

中学生くらいの時にこの本に出会えていたら、
何かが変わっていた気がしてなりません。
| comments(2) | trackbacks(1) | 14:04 | category:    重松清 |
# 王国〈その3〉ひみつの花園
王国〈その3〉ひみつの花園
王国〈その3〉ひみつの花園
よしもと ばなな
王国〈その3〉ひみつの花園/よしもとばなな
新潮社
1260円
評価 ☆☆☆☆☆
雫石の不倫相手、真一郎くんの協議離婚が成立した。
新しい生活が始まろうとするその矢先、壁が立ち塞がる。
それは、真一郎の亡き親友が残した美しい庭と、
その庭を守り抜こうとする若く魅力的な義母の存在だった。
雫石の心の旅、シリーズ第3弾。



(感想)
ばななさんのライフワークともいわれる、
「王国」シリーズの第3弾。

一文一文がいとおしいおはな
すべての文章に深い意味があり、無駄がない。
大切に大切に味わって読みました。
大好きすぎて、気の利いたことが語れないほどです。
ただただ、この本を大切に思う気持ちでいっぱいですポッ

他者、人間以外のもの(ここでは高橋くんの庭チューリップ)にも
平等に向き合い、愛を持つ。
私自身も恋愛や意識を超えた、
魂の成長を望む気持ちで溢れています。

雫石の決断は“高橋くんの庭への片思い”から導かれたものといえるのかなぁ〜。

よしもとばななとさんは
私の魂をきれいに浄化する、不思議な文章を書く人。
魂をきれいなツルツルのまんまるに近づけてくれるような・・・。

雫石の心の戦い・・・
私はいつまでも見守っていきます。
| comments(0) | trackbacks(0) | 13:58 | category:    よしもとばなな |
# ミステリアスセッティング
ミステリアスセッティング
ミステリアスセッティング
阿部 和重
ミステリアスセッティング/阿部和重
朝日新聞社
1575円
評価 ☆☆☆☆☆
ある老人が子供たちに語った一人の少女の運命――。
吟遊詩人になることを夢見て、
ムードを愛してやまなかった女の子・ハムラシオリ(でも音痴たらーっ)。
痛いほど純粋な少女はなぜ、
こんなにも過酷な人生を歩まなければならなかったのか・・・。
あまりにも無慈悲な新世代のピュア・ストーリー。


(感想)
阿部和重さんがはじめて女の子女が主人公の小説を書きました。
彼女は吟遊詩人を夢見る、
動物猫が大好きな純粋無垢な女の子。
この作品の存在は、
女性の阿部和重ファンにとってはとても嬉しいはずわーい
いつもとは比べ物にならないほどに「女子向き」ですぴかぴか

そんな嬉しさもあってか、
これまでの著作の中では1,2位を争うくらいに好きな作品になったかも猫2

女性を主人公にしたというのはとても大きいことのようで、
今までの阿部作品にはない繊細さと優しさがある。

主人公のシオリはどんなに過酷な状況に置かれても、
決して人を恨むということをしない。
むしろそういった発想を持たない。
彼女が悲しい思いをしてしまうのは、
純粋さ故に人を信じすぎて、人に利用されてしまうから。
汚れのなさが自らを不幸へ追い込んでしまう
姿が痛々しいモゴモゴ
最後の彼女の選択は本当に彼女らしすぎて呆れちゃうほどあせあせ
でも私はこんな生き方しかできなかったバカなシオリが大好きラブ

後半はスーツケース爆弾なんて物騒なものが彼女を翻弄し、
どんどん破滅へと向かっていくのだけれど、
ラストは穏やかで美しかったなぁニコニコ
シオリの悲痛だけど優しい泣き声が耳に届いてきそうで・・・。

ただし、ちょっと気になったのは
他の阿部作品より明らかに「読みやすい」こと。
大爆笑とはいかないけれど、
読者が思わずニヤリと薄い笑みをこぼしてしまうような
独特の堅苦しい言い回しが今回はあまり感じられない。

主人公が純真無垢な少女だから
あえて堅苦しさのない書き方をしたのかなぁ!?
作品の世界観を考えればこれで正解なのかもしれないけど、
コアな阿部ファンとしては少し物足りなさも感じましたあせあせ


ちなみに・・・
この作品の刊行を記念した阿部さんの
サイン会 & トークショーに行ってきました。
その話は別ブログ(http://blog.livedoor.jp/bird8823/)、12月18日の記事で。
| comments(0) | trackbacks(0) | 09:55 | category:    阿部和重 |
# 激流
激流
激流
柴田 よしき
激流/柴田よしき
徳間書店
評価 ☆☆☆☆
京都。
修学旅行でグループ行動をしている、東京から来た七名の中学三年生。
知恩院に向かうバスバスで、
その中の一人の女生徒・小野寺冬葉が失踪し、消息を絶った・・・。
二十年後。三十五歳となり、
それぞれの毎日を懸命に生きるグループのメンバーに、過去の亡霊が甦る。
「わたしを憶えていますか?」
それは失踪した冬葉から送られてきたメールメールだった。



(感想)
約550ページの2段組とボリュームのある本ですが、
一気に読ませる面白さがありました。

20年前に失踪した少女の名を語るメールメールが旧友達に届く・・・。

果たして少女は今も生きているのか。
それともあの時、亡くなったのか。

何もわからない設定の中で、
次々と不可思議な事件が起こり、
20年前の記憶を呼び起こしていく、かつての旧友達。
それによって浮かび上がってくる真実・・・。

人の恨みって、ここまで人を動かすことができるのかと
恐怖を感じましたが、
このボリュームを読ませて、
20年も闇に閉ざされていた事件のわりには
あっけない幕切れでした。
もっと重みのある真実がほしかった。
だから☆は4つ。

どうも柴田よしきさんの作品は
あっけなく、まるで二時間ドラマテレビのサスペンスみたいな安っぽい
締めくくり方をするものが多いような気がするのですが・・・。

そのうち「山村美沙サスペンス」や「松本清張サスペンス」みたく
「柴田よしきサスペンス」などというものが
出てきそうな気がたらーっ
意外に人気シリーズになるかも(わーい笑)
| comments(0) | trackbacks(0) | 12:12 | category:    柴田よしき |
# 下流社会 新たな階層集団の出現
下流社会 新たな階層集団の出現
下流社会 新たな階層集団の出現
三浦 展
下流社会 新たな階層集団の出現/三浦展
光文社新書
819円
評価 ☆☆☆
「下流」とは、単に所得が低いということではない。
コミュニケーション能力、生活能力、働く意欲、学ぶ意欲、消費意欲、
つまり総じて人生への意欲が低いのである。
その結果として所得が上がらず、未婚のままである確率も高い。
若い世代の価値観、生活、消費は今どう変わりつつあるのか。
マーケティング・アナリストである著者が豊富なデータを元に書き上げた、
階層問題における初の消費社会論。




(感想)
あくまで都市部のデータを元に書かれた本で、
地方に住む私にはまったく説得力がありませんでした。


“年収300万では結婚できない”なんて地方ではありえないですからモゴモゴ

表があまりにも多く、
その票を補足説明するような数字を並べただけの文章。
その膨大なデータ達も偏っていて説得力に欠ける。
テーマとしては面白いけど、読ませる文章としての魅力はありません。

悔しいけど、図星のいいところをついてる部分もあるにはあるけどたらーっ

けど、下流 = ダラダラ生きている的な考えはどうなんだろう。
内向的な性格で、地味に生きている人までもを下流としてくくるのは
差別的な印象もぬぐえない。

三浦さんの考え方に当てはめれば、
私は下流にあてはまってしまうけど、
自分の趣味思考や性格を所得が少ないからとか
育ちのせいにはされたくない。
少ない収入の中でも、
その収入の中でできる限りの
生活をすることの何がいけないの!?

この本を読んで、
自分のアイデンティティを批判されたような
嫌な気持ちになったことも否めません。

しかし、自分とはまったく階層の人達の考え方を知れたのはよかったかも猫2
各階層の女性達女のインタビューは面白かった。
私の周りには下流の人しかいないので、
いろんな人がいるんだなー、と。


●この本が好きな人におすすめなのは・・・
ワーキングプア いくら働いても報われない時代が来る/門倉高史
| comments(2) | trackbacks(0) | 12:00 | category: 作家名 ま行 |
# 東京日記 卵一個ぶんのお祝い。
東京日記 卵一個ぶんのお祝い。
東京日記 卵一個ぶんのお祝い。
門馬 則雄,川上 弘美
東京日記 卵一個ぶんのお祝い。/川上弘美
平凡社
1260円
評価 ☆☆☆☆
「本書は、本当日記です。
少なくとも、五分の四くらいは、ほんとうです。」
川上弘美ならではの、エッセイとも小説ともつかない、
おかしみとシュールさの入り混じった世界が広がる本。
川上的世界のエッセンスがたっぷりつまったファンの期待にこたえる一冊ぴかぴか



(感想)
川上さんらしい“ほわーん”とした独特の世界が広がる本です。

「卵一個ぶんのしあわせ」。
夕御飯ディナーの時に今日一日の出来事を思い出し、
ちょっと幸せな気分になれる日もあれば、
シュンとしてしまう日もある。
元気な自分にもしょんぼりしてる自分にも
おかずに一品、卵をサービスしてあげる。
それだけで何となくハッピーになれる。
そんなささやかな生き方っていいなぁニコニコ
そういう喜びを大切に生きていたいなぁるんるん
ああ・・・なんて素敵なタイトルなんだろうぴかぴか

あとがきに
「本書は、本当日記です。少なくとも、
五分の四くらいは、ほんとうです。」

とあるけれど、本当かな!?

シュールでくすっと笑ってしまうようなおだやかな日常。
こんな日々を穏やかに過ごしている人もいるんだ〜ニコニコ
なんだかほのぼのした気分になりますムード

思考にも言葉の選び方にもおかしみを感じ、
日記の文末を飾る一文のシュールさもたまらない!!
それらが力の抜けたイラストと最高にマッチしていて、
妙な具合に心地いいエッセイでしたおはな
| comments(0) | trackbacks(1) | 11:43 | category:    川上弘美 |
# 女王様と私
女王様と私
女王様と私
歌野 晶午
女王様と私/歌野晶午
角川書店
1680円
評価 ☆☆☆
真藤数馬は冴えないオタクだ。無職でもちろん独身。
でも「引きこもり」ってやつじゃない。
週1でビデオ屋にも行くし、秋葉原にも月1で出かけてる。
今日だって本当は可愛い妹と楽しいデートの予定だったんだどんっ
あの「女王様」に出逢うまでは・・・。


(感想)
歌野さんの本にはいつも
「そりゃないよ〜」というオチやトリックがあるのですが、
今回も見事にやられましたショック

すべてを知ったときに言い知れぬ脱力感が襲います。
ズルイよ、ズルすぎる・・・あせあせ

まったく!読者の「思い込み」を徹底的に利用している!

でも・・・すっかりはめられた私達の完敗ひやひや

妹(絵夢)のしゃべり方はまるで宇宙語です。
私にはちょっとなじみのない世界に違和感を覚えつつ。

オタク・秋葉原・・・
電車男などがヒットした今っぽい題材ですね。
今ならばこの分野に対しての意識が世間的に広い。
時代を描いた作品と言えます。
読むなら絶対今しかないですウィンク
| comments(0) | trackbacks(0) | 00:49 | category:    歌野晶午 |
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