隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
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# スタープレイヤー
評価:
恒川 光太郎
KADOKAWA/角川書店
¥ 1,620
(2014-08-30)

JUGEMテーマ:小説全般

スタープレイヤー / 恒川光太郎(角川書店)

評価 ☆☆☆


路上のくじ引きで一等賞を当て、異世界に飛ばされた斉藤夕月(34歳・無職)。
そこで10の願いが叶えられる「スタープレイヤー」に選ばれ使途を考えるうち、
夕月は自らの暗い欲望や、人の抱える祈りの深さや業を目の当たりにする。
折しも、マキオと名乗るスタープレイヤーの男が訪ねてきて、
国家民族間の思惑や争いに否応なく巻き込まれていき…。



RPGの世界のようなお話でした。
面白かったけど、これを恒川光太郎がやる必要あるのかな?とギモン。
少し前に読んだ「金色機械」でも感じたことですが、
新境地にチャレンジしすぎて、私が本来読みたい・好きな恒川光太郎の世界とはまったくの別物・・・。
「ここではないどこかへ連れて行ってくれる」・・・その点に関してはいつもの恒川さんだけど、
幻想的な美しい恒川さんはどこへ・・・。
このチャレンジは喜ぶべきこと?なんだか悲しい気がするのは私だけ?
私は妖しさに酔わせるようなそんな幻想的な恒川さんが好きなのに。
だから☆は3つにしておきますね。

スタープレイヤーに選ばれた者は異世界へ飛ばされ、
そこで「10のスター」を使い、願いを10回かなえることができる。
主人公の斎藤夕月は最初は私欲のためにスターを消費してしまうけど、
様々な出会いを経て、人のため・平和のためにスターを消費するようになり、人として成長していく。
夕月の選択を読みながら、つい「自分ならどう使うかな?」と考えちゃいますね。
誰かのためにスターを使うこと、私にはできるかなぁ。

シンシアの
「じゃあさ、私はどうすればよかったの?何もない荒野にひとりぼっちだったんだよ?」という言葉は
胸に突き刺さりました。

続編、あるらしいですね。
たしかにまだ解明されてない謎も多いし。まぁ、出たら読むと思います。
| comments(0) | trackbacks(0) | 14:46 | category:    恒川光太郎 |
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