隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
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# 祈りの幕が下りる時
評価:
東野 圭吾
講談社
¥ 1,836
(2013-09-13)

JUGEMテーマ:小説全般

祈りの幕が下りる時 / 東野圭吾(講談社)

評価 ☆☆☆


夢見た舞台を実現させた女性演出家。
彼女を訪ねた幼なじみが、数日後、遺体となって発見された。
数々の人生が絡み合う謎に、捜査は混迷を極めるが…。



加賀恭一郎シリーズとは知らずに読み始め、
加賀が出てきた途端「ああ、あのシリーズなのか」と知りましたw
ミステリーというよりは親子の絆を描いた作品。
東野さんお得意のテーマですね。

このタイトルをつけた時点で、
疑うべきなのは誰なのかが読者にはなんとなくわかってしまう。
親子の絆を描いていることに間違いはないのだけど、
殺された人達は殺されるほどのことはしてないのに・・・・と思ってしまうともうダメ。
この親子の不幸に同情することができませんでした。

そしてこの作品は本筋とは別に「原発」も大きなテーマであるといえます。
原発での作業は被ばくで命を縮める可能性のある危険な職業なのに、
扱いはまるで日雇いの労働者のよう。
孫請けひ孫請けのようないいかげんな下請け会社ばかり。
こういう状況で働く人々を描いたことで、社会への問題提起とも受け止めました。

事件そのものよりも、加賀の母親のエピソードが登場することで
加賀の過去に触れることができた。その部分では評価したいです。
ラストでは加賀を看護師の金森登紀子さんとのこれからも予感させ、
2人の関係からも今後目が離せませんね。
だがしかし、読者をうならせるようなトリックもなく、新鮮さも感じなかったのは事実。
綿部俊一・浅井忠雄・横山一俊・越川睦夫・・・もう何が何だかわからなくなるし〜(>_<)
つまらなかったとは言わないけど、面白いとはっきり言えるほどでもなかったです。
| comments(0) | trackbacks(1) | 13:52 | category:    東野圭吾 |
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「祈りの幕が下りる時」東野圭吾
第48回吉川英治文学賞受賞作品! 1000万人が感動した加賀シリーズ10作目にして、加賀恭一郎の最後の謎が解き明かされる。 悲劇なんかじゃない これがわたしの人生。極限まで追いつめられた時、人は何を思うのか。 夢見た舞台を実現させた女性演出家。彼女を
| 粋な提案 | 2015/09/22 1:48 PM |
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