隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
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# 密やかな結晶
密やかな結晶
密やかな結晶
小川 洋子
密やかな結晶/小川洋子
講談社文庫
720円
評価 ☆☆☆☆
記憶狩りによって消滅が静かにすすむ島の生活。
人は何をなくしたのかさえ思い出せない。
何かをなくした小説ばかり書いているわたしも、
言葉を、自分自身を、確実に失っていった・・・・。

(感想)
ストーリーを説明するのが非常に難しい作品ですね汗
抽象的でつかみにくくはあるけれど美しい作品でしたニコニコ

全体の持つ静かで空気の澄んだようなイメージは
村上春樹さんの「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」に似ている気がします。

「忘れる」
「記憶を失う」
「認識できなくなる」


この3つの違いを考えてみると、
この作品の中で起こる「認識できなくなる」がいちばん切なくはかない。
より一層の喪失感があります。

ぼんやりと自分までもが世俗から切り離されたような雰囲気の中で読みすすめましたが、
ラストは意外にも希望に満ちてましたぴかぴか
爽快で後味がよかったです。
これはハッピーエンドと捕らえていいのでしょうかラッキー
| comments(0) | trackbacks(0) | 15:31 | category:    小川洋子 |
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