隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
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# 愛に乱暴
評価:
吉田 修一
新潮社
¥ 1,680
(2013-05-22)

 愛に乱暴 / 吉田修一

 評価 ☆☆☆☆


夫の不実を疑い、姑の視線に耐えられなくなった時、

桃子は誰にも言えぬ激しい衝動に身を委ねるのだが……。

夫婦とは何か、愛人とは何か、〈家〉とは何か、妻が欲した言葉とは何か。

狂乱の純愛。本当に騙したのは、どちらなのだろう?


うー、久々に気持ちのいいくらいミスリードしちゃったw

うっそでしょ!!やられたーー(>_<) 

これに気づいたらもうとまりませんでした。


男性作家が書いたものとは思えないほど女性の心理描写がうまい。

夫の不倫が発覚し、義父の介護問題も重なり、

どんどん狂気に落ちて行く桃子の姿が切ない。

はじめはどうして「穴」なんだろう、これって必要?と思ったけど、

穴の存在で薄気味悪さは格段にアップしてますね・・・。

ラストで桃子のこれからにも光が見えたのが救い。

「ありがとう。・・・・ありがとうって言ってくれて、本当にありがとう」

人って、短くても優しい言葉を1つかけられただけで救われることがあるのです。


それにしてもこの夫はサイテーだ。ここまでひどいオトコは久しぶりに見た。


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「愛に乱暴」吉田修一
妻も、読者も、騙される! 『悪人』の作家が踏み込んだ、〈夫婦〉の闇の果て。 これは私の、私たちの愛のはずだった――。 夫の不実を疑い、姑の視線に耐えられなくなった時、 桃子は誰にも言えぬ激しい衝動に身を委ねるのだが……。 夫婦とは何か、愛人とは何か、
| 粋な提案 | 2015/04/03 1:47 PM |
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