隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
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# 夢を売る男
評価:
百田 尚樹
太田出版
¥ 1,470
(2013-02-15)

JUGEMテーマ:小説全般

 夢を売る男 / 百田尚樹(太田出版)

 評価 ☆☆☆☆



敏腕編集者・牛河原勘治の働く丸栄社には、本の出版を夢見る素人が集まってくる。
しかし、牛河原が彼らに持ちかけるジョイント・プレス方式とは―。
現代人のふくれあがった自意識と
いびつな欲望を鋭く切り取ったブラックコメディー。



文章を書くのが好きな人ならば、
一度くらいは「自分の本を出してみたい」と思ったことがあるはず。
そのささやかな夢に忍びよってくるのが丸栄社という出版社です。
「自分はこのままでは終わらない」「評価されたい」という意識に訴えてくるのが
ジョイント・プレス方式という出版方法。
これは出版社と著者が共同でお金を出し合い、本を出版するというシステム。
しかし、この著者負担の費用は本来かかるはずの費用に比べると相当高く、
ぼったくりもいいとこ!!
この会社はそのぼったくり商法で大きくなった会社なのです。

それにしても「夢を売る男」とはよく言ったもんです。
お金を多く取られたかもしれないけど、
騙された人たちは全員、夢の実現や自信を手に入れた。
そのお金でそれを得たと考えれば安いものなのかもしれない。

最後の1行がたまりません。
この言葉に牛河原という男の本当の姿が現れています。小憎らしいラストでした。

| comments(0) | trackbacks(0) | 15:32 | category:    百田尚樹 |
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