隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
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# すべて真夜中の恋人たち
評価:
川上 未映子
講談社
¥ 1,680
(2011-10-13)
コメント:なかなか進まないストーリー・・・でも、主人公の生き方はずっとこんなペースで進んできたんだよなぁ

JUGEMテーマ:小説全般
 ● すべて真夜中の恋人たち / 川上未映子
 ● 講談社
 ● 1680円
 ● 評価 ☆☆☆
入江冬子(フユコ)、34歳のフリー校閲者。
人づきあいが苦手な彼女の唯一の趣味は、年に一度、誕生日の真夜中に街を散歩すること。
友人といえるのは、仕事で付き合いのある出版社の校閲社員、石川聖(ヒジリ)のみ。
ひっそりと静かに生きていた彼女は、ある日カルチャーセンターで
58歳の男性、三束(ミツツカ)さんと出会う・・・。



(感想)

主人公の冬子さんは人付き合いが苦手で殻に閉じこもって静かに生きる人。
前半はなかなか話が進まず、読者としてはもどかしい気がするんだけど、
それは冬子さんの性格上、仕方のないことです。
お酒を飲まなきゃ気になる人に向きあうこともできない冬子さんが
気になる三束さんと二人でお茶するようになって、いいかんじになっていって・・・・
ゆっくりゆっくりなんとか前進していく冬子さんの姿が
私には手に取るようにリアルに感じられました。

冬子さんが三束さんみたいな男性に惹かれる気持ちもわからなくない。
そしてそんな男性だからこそ、三束さんの嘘も優しさも理解できて、
二人の結末はきちんと納得できました。

川上さんはいつまでたっても「乳と卵」のアクの強いクセのあるイメージが抜けなかったけど、
こういう雰囲気もいいなぁ。
プライベートでは昨年、一筋縄じゃいかない個性的な方と再婚されたので、
いい意味であの方のエッセンスも今後の作品から感じられればいいなと思ってたけど、
それはそれ、これはこれでこういう川上さんもまた期待しています

すべて読み終わった後に、もう一度1ページ目を読むと、
最初に読んだ時よりずっとずっとこの文章が素敵に思えます。
余韻がビンビン響いてくるんですよね。沁みる〜
| comments(0) | trackbacks(0) | 16:43 | category:    川上未映子 |
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