隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
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# 小さいおうち
評価:
中島 京子
文藝春秋
¥ 1,660
(2010-05)
コメント:品が良く、素敵なお話でした。

JUGEMテーマ:小説全般
 ● 小さいおうち / 中島京子
 ● 文藝春秋
 ● 1660円
 ● 評価 ☆☆☆☆☆
赤い三角屋根の家で美しい奥様と過ごした女中奉公の日々を振り返るタキ。
そして60年以上の時を超えて、語られなかった想いは現代によみがえる。


(感想)

直木賞受賞作
山形の田舎から12,13で女中奉公に出たタキさんと、奉公先の家族の物語。
品が良く、時代の良さと厳しさの感じられるとても素敵な小説でした
タキさんの奥様に対するまっすぐな気持ちと、
明るくて気取ったところのない奥様の関係が素敵。こういう雰囲気の作品大好きです

あんなにいい関係を築いていた奥様とタキちゃんの関係が揺らぎはじめてからは
私までとても寂しくなってしまったけど、
どんどん激しくなる戦争の中、二人が再会し、素直に語り合えたことは本当に嬉しかった。
戦争戦争というけれど、どこかで激しい戦争が行われている一方で
こうして普通の人々の普通の暮らしだってあった。
その普通をとても魅力的に描いている作品だと思いました。

けど、はたしてどれが真実なんだろう・・・・・。
最後の意外な展開に驚かされたけど、
たんにこの時代の家族を描くだけじゃなくひとひねり加えたあたりが
直木賞受賞の大きな要因なのでしょうか。
| comments(0) | trackbacks(2) | 15:48 | category:    中島京子 |
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