隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
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# 船に乗れ!
評価:
藤谷 治
ジャイブ
¥ 1,680
(2008-10-01)
コメント:音楽青春小説。これからますます面白くなりそう!

JUGEMテーマ:小説全般
 ● 船に乗れ! / 藤谷治
 ● JIVE
 ● 各1680円
 ● 3冊トータルでの評価 ☆☆☆☆

音楽一家に生まれた僕・津島サトルは、チェロを学び芸高を受験したものの、あえなく失敗。
不本意ながらも3流の新生学園大学附属高校音楽科に進むが、
そこでフルート専攻の伊藤慧と友情を育み、ヴァイオリン専攻の南枝里子に恋をする。
純度100パーセント超の青春音楽小説。


(感想)

音楽用語もクラシックもわからないし、
はじめはイマイチついていけないような気がしたけど、読み進めるほどにのめり込んでいった。
仲間と1つになって力を合わせて!みたいなさわやかな青春モノじゃないのが私にはよかったのかもしれない。
青春の実態は小説やドラマでよく見るようなさわやかなものなんかじゃない。
苦悩して、嫉妬して、もがいてもがいて時に負の感情にさいなまれて、自分に絶望しながら進む時間。
苦しんだからこそ大人になって思い出した時に、キラキラと輝いている。

夢にあふれ、キラキラした高校時代を描く(機砲世韻鼻
(供砲涼翦廚らは信じられないような展開に転がり、読むのがつらいほどです。
これには読者まで打ちのめされてしまうかも。
この強烈はショックはおそらく忘れられない。
何年かたって、この本がどんなお話だったのか忘れてしまったとしても、
「すごくショッックだった本」ってことだけはずっとずっと覚えていそうな気がする。
圧倒的な絶望感を経験した主人公が、この先どう生きていくのか待ち遠しくて、
心配でたまらない気持ちで(掘砲悄繊

(掘砲任澆鵑覆離皀筌皀笋鮨瓩胆擇觸侏荵があり、それぞれがそれぞれの進路に進む。
最近って小説も映画もドラマも、きれいで希望に満ちた、
あるいは絶望的に悲しいラストが用意されていることが多いけど、
この主人公の選択はすごく現実的だった。

希望や夢という船に乗るものもいる。
けど、諦めや現実という船に乗ることを選ぶ者だっているんだ。
主人公はしっかりと自分の目で、自分の乗る船を選んだ。
悩んだ末に見える景色が青空だとは限らない、人生ってそうやって進んでいくもの・・・・。
| comments(0) | trackbacks(0) | 11:29 | category: 作家名 は行 |
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