隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
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# 真綿荘の住人たち
評価:
島本 理生
文藝春秋
¥ 1,400
(2010-02)
コメント:島本理生、一皮むけた気がしました。

JUGEMテーマ:小説全般 
 ● 真綿荘の住人たち  / 島本理生
 ● 文藝春秋
 ● 1400円
 ● 評価 ☆☆☆☆
いまでは懐かしいスタイルのレトロな下宿「真綿荘」。
そこに住むのは普通なように見えて奇妙な人々。
北海道から大学入学を機に上京した大和くんはここで青春も恋も経験していく。
だけど、真綿荘に集う人々の恋は、どこかいびつで滑稽で切なくて・・・。


(感想)

最近の島本さんの作品は暴力で傷つけられる女の子が出てきたり、
胸が締め付けられるほど痛々しい境遇にいる人たちが出てきたりで気持ちよく読めないものが多かった。
けど、今回はデビュー時の静謐な感じ〜そして、ここ数年の痛々しさ〜を超え、
島本理生の新境地を見せられたように思います。
文体もちょっと変化してる?
特に「押し入れの傍観者」なんて、島本さんの本を読んでいる気がしなかった

千鶴さんと晴雨の関係は他人には到底、理解できるものではない。
だって千鶴と晴雨の2人もお互いがわかってないんだもんね。
けど、最後の最後の展開には驚いたな〜。
【用紙】ってあの用紙かと思ったら、そっちかよ
読者に最後にこういう衝撃をドーンと突き付けてくるなんて、今までの島本さんではありえなかった。
こんなことができるようになったのかぁ・・・腕をあげたなぁ
| comments(2) | trackbacks(0) | 11:45 | category:    島本理生 |
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コメント
★ユキさん★
あの二人ってわかりあっていないように思えたけど、
お互いの意識の奥底ではちゃんとわかりあっているんだろうねぇ。
「恋愛」ではなく、どう表現していのかわからないような複雑な関係・・・。

鯨ちゃんの良さがわかる男の人って、最高にいい男なんだと思う。
こういう子には幸せになってほしいわぁ。
| ともみ | 2010/07/25 1:22 AM |

少し前にこの作品、読みました。
私も最後、「そっちの用紙!?」とかなりびっくりしました(^^;)
人には色々な関係のカタチがあり、周りに理解されようがされまいが
本人たちが望んでいる限り成立するもの・・なんですかね。

あと、私が男だったら鯨ちゃんのような子に魅かれますけど、
一般的には椿さんや絵麻のような子に魅かれるのかなぁ〜と読みながら思ったりしました(笑)
| ユキ | 2010/07/24 8:12 PM |

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