隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
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# 王国〈その4〉アナザー・ワールド
評価:
よしもと ばなな
新潮社
¥ 1,365
(2010-05)
コメント:王国・・・その後の物語

JUGEMテーマ:小説全般 
 ● 王国〈その4〉アナザー・ワールド  / よしもとばなな
 ● 新潮社
 ● 1365円
 ● 評価 ☆☆☆☆
視力の弱い占い師のパパ、薬草茶作りの達人のママ、そしてパパを愛するパパ2・・・。
3人の親の愛を一身に浴びて育った片岡ノニは、陽光降るミコノス島で運命の出会いをした。
その相手は、“猫の王国の女王様”と死に別れた哀しみの家来・キノ。
そう言えば昔、パパが「ノニはいつか、恋愛抜きで、猫の女王の家来と一緒にいるようになる」って言ってたっけ・・・。
ノニ、苦しいときは小さかった時のことを思い出して・・・。
もうひとつの王国、ついに最高の完結へ



(感想)

わー
ついに大切な大切な「王国」シリーズが終わってしまいました
シリーズの第4巻と聞いていたので、続編かと思っていたけど、
続編というよりは番外編と言った方がいいかも??
今作の主人公は雫石の娘・ノニです。

ばななさんの文章は一文、一文が心にスーッと入ってくる。
今作はこれまでの3冊に比べると沁みこんでくる感が低かったのだけど、
それでもやっぱり根の部分に流れているものは同じ。

ばななさんの本を読み、書いてあることの意味がきちんと理解できるようになったら、
すごく生きやすくなった。
地球と、自然と、あたりまえに共存して生きることはこれからの時代、
もっともっと大切なことになってくる。
文明の進化に乗り遅れることよりも、その方がきっと意味があるよね。
それだけは忘れずにいたい。

けど、この本の中の雫石は私の知ってる雫石とイメージ違った。
小説に書かれていない時間の中で、彼女はどんな人生を送ったんだろう。
ずいぶんとたくましくなった気がするなぁ。
| comments(2) | trackbacks(0) | 12:09 | category:    よしもとばなな |
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| - | - | 12:09 | category: - |
コメント
★ユキさん★
すごーく楽しみにしてたのに、番外編っぽいお話だったから
なんだか拍子抜けしちゃいました。
このシリーズが終わっちゃうなんてほんとに寂しい!!
1〜3は図書館で借りて読んだんだけど、
いつでも読めるように購入しようかなと思ってます。

その一文もいいですね〜。
ばななさんの文章って素敵なのが多くって、
そのページを折ったりメモったり・・・読むだけでなく、そういう作業にも忙しくなりますよね。
| ともみ | 2010/07/25 1:14 AM |

ともみさん、こんばんは。

私もこのシリーズ、大切に読んでいました。
初めは、雫石の娘、ノニの話と知ってちょっと「うーん、そうかぁ」と思ってしまったのですが、途中から引き込まれ・・
ばななさん、相変わらず深いです。

私が一番心に残ったのは、「命があるから、生きているのであって、なにかを成すために生きているのではない」という一文です。
最後のノニとパパ2のやり取りを読んで、じんわりとしたものがこみあげてきて、本を読んでこの感覚を感じたのは久しぶりでした。

その3の後からの、雫石という人の生き方を私も知りたいです。

| ユキ | 2010/07/24 7:54 PM |

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