隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
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# いつか響く足音
評価:
柴田 よしき
新潮社
¥ 1,365
(2009-11-20)
コメント:人の数だけ人生も、秘密も、ある。

JUGEMテーマ:小説全般 
 ● いつか響く足音 / 柴田よしき
 ● 新潮社
 ● 1365円
 ● 評価 ☆☆☆
借金まみれのキャバクラ嬢。猫の集会を探し求めるカメラマン。
夫が死んだ日のことを忘れられない未亡人・・・人の数だけ人生はある、秘密はある。
ひとりぼっちの人生がはじまった、それぞれの分岐点はいつだったんだろう。
著者会心の傑作連作集。


(感想)

時代から置き去りにされたような古い団地が舞台。
人には言いにくい秘密を抱え、孤独に生きる人々の触れ合いを描く連作短編集です。
寂しいから誰かとつながっていたくて、隣近所でおすそ分けをもらったり持っていったり、
時には集まってささやかなパーティを開いたりはするけど、
本当に誰かの話に耳を傾けて真剣に向き合っているわけではない。
ただ孤独を埋め会っているだけに思えたこの人たちにこんなに心温まるラストが待っていたとは
暗い話になるのかなと思いきや、意外な方向へ進んでいった構成が素晴らしかったです

キャバクラで働いて、カード破産して、取り立てから逃げ回り、
堕ちるとこまで堕ちてしまった状況でも「そんな今の自分が好き」と言えるまでになった
絵理の清々しさには胸がスカッとしました

「同居の家族・・・いっぱい
まだ心からつながっているわけではない、でもつかず離れずな関係だから心地よい。
彼らはこれからどんどん良い方向へ進んでいくのでしょね。
もっともっと本当の家族へ・・・。
| comments(0) | trackbacks(0) | 10:59 | category:    柴田よしき |
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