隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
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# オイアウエ漂流記
評価:
荻原 浩
新潮社
¥ 1,785
(2009-08-22)
コメント:悲壮感のない、明るいサバイバル小説

JUGEMテーマ:小説全般
 ● オイアウエ漂流記 / 荻原浩
 ● 新潮社
 ● 1785円
 ● 評価 ☆☆☆
リゾート開発会社の海外事業スタッフとして勤務する塚本賢司は、トンガからラウラへ向かう飛行機に乗っている。
新規事業の接待のために上司らとともにスポンサー企業の御曹司を接待をしている最中なのだ。
しかしなんと、その飛行機が遭難
命からがら流れ着いたのは水も火もないポリネシアの孤島
しかもどうやらココ、無人島の予感が・・・
賢司をコキ使う上司たち、スポンサー企業の御曹司、挙動不審な新婚カップル、
小学生とそのじっちゃん、怪しいガイジン・・・プラス犬
あり得ないメンバー10人での毎日は、はたしていつまで続くのか。
 

(感想)

このようなテーマの小説というと、
「喰うか食われるかの生々しい生存競争」「ギラギラした性欲」みたいな、
人間の欲の醜い部分がてんこ盛りみたいなおぞましさがお約束でしょ?
が、この小説にはまったくそんな醜さも悲壮感はありません。
ここまで明るいサバイバル小説ははたしてあるでしょうか?
荻原浩さんならではの笑いが満載です

無人島に来てまでも打ち破ることができない上司と部下の関係、
スポンサーへのヨイショ・・・現代日本の会社社会のおかしみを皮肉るようなブラックユーモア。
でも、読み進めるにつれて、生きていくためにはどんな手段を使ってだって、
どんなものだって食べなきゃいけない「生 = 食」の事実をまざまざと見せつけられ、
きれいごとじゃない生の生々しさが身にしみました。

遭難するまでの機内でのくだりが長いのと、
ただひたすら島での生活を描いただけなので凡長な気がしなくもない。
もう少しコンパクトにまとめてもらえれば、評価はもっと高かったと思います。
| comments(0) | trackbacks(0) | 14:10 | category:    荻原浩 |
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