隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
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# 龍神の雨
評価:
道尾 秀介
新潮社
¥ 1,680
(2009-05)
コメント:「雨」が陰湿な世界を作り上げている

JUGEMテーマ:ミステリ
● 龍神の雨 / 道尾秀介
● 新潮社
● 1680円
● 評価 ☆☆☆☆
雨のせいで、彼らは過ちを犯す。雨のせいで、彼女は殺意を抱く・・・。
すべては雨のせいだった。雨が僕らのすべてを狂わせた。
人は、やむにやまれぬ犯罪に対し、どこまで償いを負わねばならないのだろう。
悲しい境遇に置かれる2組の子供達がたどり着いた、慟哭と贖罪の真実とは?



(感想)

血のつながっていない親と暮らす2組の兄弟が出てきます。
血がつながっていないが故にわかりあえない、壁がある。
誤解と息苦しさの中で生きていて、それと「雨」がある事件を引き起こしてしまいます。

とにかくずーっと雨が降っている。
はじめから、この雨が陰湿な世界をすっぽりと作りこんで雰囲気作りがまずうまい
一気にこの世界に取り込まれてしまいました。

登場人物のみんが勘違いしていて、考えすぎていて、嘘もついてる。
嘘に嘘が積み重ねられ、どんどん取り返しのつかない事態へ・・・。
で、彼らだけじゃなく読者もまんまと騙されるのね。
まさかあの人がですよ。

圭介くんは可愛いんだけど、辰也は不気味だなぁ。
体操服の件とか怖すぎるー
でも、彼をわざわざキモキャラに描いてるのも、読者を騙す作戦なんだろうなぁ。
今、考えてみると何もかもが伏線だったのかもしれない。

きちんと感想を書こうとするとネタバレになりそう
今回は多くを語らずにおこうと思います。

ひとつ言えることは、
たとえ血がつながっていなくても、家族は家族なんだってこと。
この2組の家族は悲しみを経て、まさに本当の家族になろうとしていた矢先だったんだ。
あと少し言葉を交わしていれば・・・そう思うと切なくなっちゃいますね。
| comments(0) | trackbacks(0) | 12:57 | category:    道尾秀介 |
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