隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
<< September 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
<< ガリレオの苦悩 | main | 思い出探偵 >>
# 夕映え天使
評価:
浅田 次郎
新潮社
¥ 1,470
(2008-12)
コメント:「終わり」と「旅立ち」のグッとくる短編集

JUGEMテーマ:小説全般
● 夕映え天使 / 浅田次郎
● 新潮社
● 1470円
● 評価 ☆☆☆☆
さびれた商店街で父と息子が営む小さな中華料理店
ある日、「住み込みで働かせてください」と飛び込んできた天使のような女・純子は
線香花火のように儚い思い出を俺たちに残し、突然消えてしまった。
特別な一日の普通の出来事、日常の生活に起こる特別な事件を綴るグッとくる短編集。
 


(感想)
浅田さんお得意の、熱いもののこみ上げてくる短編集。
私の方でも読む前から「泣くぞー」「感動するぞー」みたいな心持ちで挑みました(笑)

全6編。どれも終わりや旅立ちをテーマにしています。
人の心に訴えてくるようなものがあり、静かな感動がありました。
どんな人にも、普通の日々の中にも、特別に大切にしたいものってある。
他人からみれば些細な出来事であっても、その人にとってはかけがえのない一瞬ってあるよなぁとしみじみ。
こういうことを大事に感じれるような感性を持っている人間でありたい。

浅田さんらしくなくて意外だったのが「特別な日」。
定年を迎えたサラリーマンのお話かと思いきや・・・・意外な展開。
浅田さんらしくないカラクリだけど、物事の終わりを迎える静けさが妙に沁みる

短編はもともと好きじゃないけど、浅田さんは短編で読みたい作家です。
しっかりと文章として書かれていない部分に、
ほんとうの感動の詰まっている作品だと思います。
| comments(0) | trackbacks(0) | 12:28 | category:    浅田次郎 |
# スポンサーサイト
| - | - | 12:28 | category: - |
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://bird8823.jugem.jp/trackback/590
トラックバック
Selected Entry
Categories
Archives
Profile
Comments
Trackback
Mobile
qrcode
にほんブログ村
にほんブログ村 本ブログへ にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
Search this site
Sponsored Links