隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
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# WE LOVEジジイ
評価:
桂 望実
文藝春秋
¥ 1,500
(2009-01)
コメント:都会から来た青年が巻き込まれる田舎の町おこし!

JUGEMテーマ:小説全般
● WE LOVEジジイ  / 桂望実
● 文藝春秋
● 1500円
● 評価 ☆☆☆
後輩の自殺の原因は自分の裏切りにあると考えた売れっ子コピーライターの岸川は、
誰にも言えない責任を感じ、孤独を求め、華やかな都会の生活と仕事を捨てて過疎化の進む田舎へ引っ越してきた。
しかし村を愛する、熱心でちょっと頼りない地域活性課職員の池田に強引に勧誘されて、
町おこしに乗り出す羽目に…
過疎、高齢化、外国人労働者・・・現代社会の様々な問題を抱えた村が息を吹きかえす



(感想)
都会から田舎に引っ越してきた元コピーライターが村の地域おこしに巻き込まれていく地域再生ストーリー。
過疎化する村、高齢者問題、外国人労働者の厳しい労働問題・・・
現代社会が抱えている様々な問題を織り込んでいるのですが、
それを一気に解決しようという力技ともとれるような強引な作品という印象です。
比較的短めの作品なのに盛り込みすぎだなぁ
魅力的なキャラも多いし、面白くなる要素はたっぷりなんだから、
もう少し長編でじっくり書くべきだったのかも。

田舎の良さは十分に描かれています。
濃密な人間関係を築かなければ生きていくことができない田舎
孤独にのんびり暮らしたい・・・無理です。
嫌でも生活の中に周囲の人々が侵食してきます(笑)
そのウザったさがウザさを超えて、かけがえのないものになっていく過程は自然でうまい

でも、せっかくの地域おこしのゲーム輪投げの様子にドキドキも臨場感もないんだよなぁ
ゲーム輪投げはたしかに子供から老人まで平等に楽しめるゲームでなんだから、
もう少しここにボリュームが欲しかった。

押さえどころはいいけど、いまいち盛り上がりにかけるのがもったいない作品でしたね。

| comments(0) | trackbacks(0) | 11:45 | category:    桂望実 |
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