隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
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# ファミリーポートレイト
評価:
桜庭 一樹
講談社
¥ 1,785
(2008-11-21)
コメント:読むのが苦痛でした(-_-;)

JUGEMテーマ:小説全般
● ファミリーポートレイト / 桜庭一樹
● 講談社
● 1785円
● 評価 ☆☆
ママの名前は、マコ。マコの娘は、コマコ。
それが、ママの人生の脇役にすぎない私にもっともふさわしい命名法。
若々しいママは美しく、若く、七色に輝いている。
でも、どうしようもなく残酷・・・。
この世の果てまでいっしょ・・・呪いのようにつながる母と娘の物語。



(感想)

読み続けるのが苦痛でした。
暗くて、光が見えなくて、気が滅入ります。

母に連れられ、日本中を点々と逃げるように生きてきた駒子。
学校にも通わせてもらえず、普通や常識とは何かを知らずに大きくなってしまった。
しかし、母との突然の別れにより、普通の世界で生きていくことになります。

前半の逃亡生活の部分は老人だらけの村、葬式婚礼、目の見えない大家さん・・・など幻想的な雰囲気も漂う。
でも後半は社会からはみ出して生きる苦痛がにじみ出ていて、より暗さも増す。

虐待されても、きっと駒子にはそれがひどいことだとは思えなかった。
ママと駒子、お互いだけがすべてでつながっていた2人。
ママと駒子の距離感は、「私の男」の親子のそれと似てるなぁ。
あまりにも濃い血、どす黒いどす黒い粘り気すらするような血。

ラストで赤いビキニを着て、若い生命力を発してキラキラと輝くママを見た駒子が、
これから自らも母となるにあたって、何か光のようなものを感じてくれたらと思います。

唯一、強く共感したのは駒子と恋人になる真田先生が言った言葉。

「幸福から立ち直れ」

生きるって何かをどんどん得ていくだけじゃなくて、失うことでもある。
幸せな思い出をいつまでも抱えたり、
幸福のぬるま湯の中でのんびりと生きることがいいこととは限らない・・・そういうことだよねぇ
| comments(0) | trackbacks(0) | 12:08 | category:    桜庭一樹 |
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