隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
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# 恋文の技術
評価:
森見 登美彦
ポプラ社
¥ 1,575
(2009-03)
コメント:文通・・・なつかしい響きです

JUGEMテーマ:小説全般

● 恋文の技術/森見登美彦
● ポプラ社
● 1575円
● 評価 ☆☆☆☆
京都の大学から、遠く離れた実験所に飛ばされた男子大学院生が一人。
無聊を慰めるべく、文通武者修行と称して京都に住むかつての仲間たちに手紙を書きまくる。
友人の恋の相談に乗り、妹に説教を垂れ次々と手紙を書いていく日々だが、
本当に気持ちを伝えたい人には、思うような手紙は書けなくて・・・。



(感想)
友人、先輩、妹など遠く離れた人たちに手紙を書きまくる主人公。
この本は最後までずーっと書簡の形式です。
往復書簡の形ではなく、あくまで主人公が書いた一方的な手紙のみという独特なもの。
でも、それぞれの人間関係や個性まで鮮やかに読み取れるからすごい。
読み進めるごとに各エピソードがどんどんつながり、起こった出来事の全貌が見えてくる。
パズルがきれいに埋まっていくようで面白い趣向でした。
今の日本からはなくなったと思われる“文通”を題材とするところも、
古き良き懐かしチックな香りのする森見ワールドにピッタリです


私の大好きな“パンツ総番長”の話題が出てきたり、
森見ワールドを愛する人には嬉しい小ネタもたくさん散りばめられています
阿呆ばっかで、どっかヘンで、・・・でも、このゆる〜いバカバカしさがいいんだよな。


そもそも主人公は小学生のころ、文通するのが大好きだった。
なぜそんなにも文通に夢中になったのか、彼はこう考えている。
“手紙を書いている間、ポストまで歩いていく道中、返信が来るまで長い間、
 それを含めて「手紙を書く」ということだったから”
、と。 
実は私もかつては文通ガールでした。
よく、雑誌の文通コーナーに載ってる人に手紙を出したりしたもんですよ。
メールとは違う良さがあるんですよね。
毎日郵便受けをのぞいて、いつ届くかいつ届くかと手紙を待つという行為は
もどかしくも本当にワクワクするものだったなぁ
あのころを思い出して、もう一度知らない誰かと文通してみたい気持ちがよみがえってきました。
(でも、今の世の中でそんなことをしたいと思う人はもういないんだろうなぁ

| comments(0) | trackbacks(0) | 10:34 | category:    森見登美彦 |
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