隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
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# 空色勾玉
評価:
荻原 規子
徳間書店
¥ 1,785
(1996-07)
コメント:壮大で美しいジャパニーズファンタジー

JUGEMテーマ:小説全般
● 空色勾玉/荻原規子
● 徳間書店
● 1700円
● 評価 ☆☆☆☆ 
村娘・狭也の平和な日々は祭りの晩に破られた。
自分は平凡な村娘ではなく闇の一族の巫女「水の乙女」であることを告げられたのだ。
あこがれの月代王へ助けを求め、彼に仕えることとなったが、
そこで縛められて夢を見ていた輝の末子稚羽矢との出会いが、狭也を不思議な運命へと導く…。神々が地上を歩いていた古代日本、光と闇がせめぎあう戦乱の世を舞台に織り上げられたジャパニーズファンタジー。



(感想)
著者は日本のファンタジーをずっと読みたいと思っていて、
≪自分が読みたいものは、人に期待せずに自分で書けばいいのだ≫という思いで書いたそうです。
日本の古典を美しく描いたファンタジーで、情景が鮮やかに目に浮かびます。
この国が長く大切に語り継いでいるものの美しさにすっかり酔ってしまいました。
やはり土台が素晴らしいから重厚で洗練されている。
日本の古典は苦手だった私にも難しくなく読めました。

闇の一族の巫女「水の乙女」として生まれた狭也。
神殿へ閉じ込められてずっと夢を見ていた輝の末子・稚羽矢。
光と闇に生まれた二人の運命の出会いと恋。

二人は孤独で居場所を求め、その過酷な運命を必死で立ち向かっていきます。
自分の無力さを嘆き、どう生きるべきかを模索し、やがては自分たちの手で道を切り開いていく二人。
神々を描く古典とは言っても、若い二人の成長物語にも思えます。

月代王、照日王、鳥彦・・・脇を飾る登場人物もそれぞれで生き生きと魅力的です。

ラストに近づくにつれ二人の思いはどんどん高まり興奮を抑えきれずに読みました。
日本にもこんなに素晴らしいファンタジーがあったんですね。
| comments(0) | trackbacks(0) | 11:03 | category:    荻原規子 |
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