隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
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# 残される者たちへ
評価:
小路 幸也
小学館
¥ 1,575
(2008-12-18)
コメント:ホラー?ミステリー?SF?

JUGEMテーマ:小説全般
●残される者たちへ /小路幸也
●小学館
●1575円
●評価 ☆☆
デザイン事務所を経営する川方準一のもとに、同窓会の通知が届いた。
なつかしい顔ぶれがそろう中、準一は親友だったという押田明人に声をかけられるが、なぜか彼のことだけが何も思い出せない。
悩む準一はそこで再会した幼なじみで精神科医の藤間美香に相談する。
偶然にも美香が今担当している患者も、彼らと同じ団地で育った少女であり、
二人の記憶のずれは彼らが育った団地にあると見た準一と美香は、団地の探索に乗り出すが・・・・・。



(感想)
舞台はかつては人にあふれ、活気があり、
敷地内に小学校があるほどの大きな団地だった≪方葉野団地≫
しかし今は空き部屋が目立ち、幽霊団地なんて呼ばれるほど寂れてしまった。
物語はここの住人、そしてかつての住人をも巻き込む不思議な出来事を描きます。
≪寂れた団地≫の裏寂しさが舞台の設定としてはうまい。
寂しさと気味の悪さ、そして次々と起こるつじつまのあわない不思議に出来事が続き、面白くなりそうな予感
でも読んでいくうちにSFでもなく、ファンタジーでもなく、ホラーでもないどっちつかずな雰囲気にうまくなじみきれなかった。

クライマックスは読者を置いていってしまうような強引な展開・・・・。
きちんと理解できないうちに終わってしまってポカーン

問題は優しさの描き方にあるんじゃないのかな〜。
押田夫婦の思い、すべての原因となっている≪存在≫・・・・
どちらも優しさにあふれているはずなのに、最後にならないとそれが見えてこない。
最初から押田夫婦を丁寧に深く描いていればちょっと印象違ったかも
やっと取り戻した記憶・・・でもその時には新友はもうこの世にはいない。
切なさで胸がいっぱいです。
ちょっと角度を変えれば面白くなったはずの本だけにガッカリでした
| comments(0) | trackbacks(0) | 12:07 | category:    小路幸也 |
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