隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
<< October 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< 正義のミカタ | main | 残される者たちへ >>
# タルト・タタンの夢
評価:
近藤 史恵
東京創元社
¥ 1,575
(2007-10)
コメント:「絶品料理」と「極上ミステリー」で2倍おいしい!!

JUGEMテーマ:ミステリ
●タルト・タタンの夢/近藤史恵
●東京創元社
●1575円
●評価 ☆☆☆☆
下町の片隅にある小さなフレンチレストラン「ビストロ・パ・マル」
この店の無口なシェフの料理は気取らず、真のフランス料理好きの舌と心をつかむ絶品
そんなシェフが客たちが巻き込まれた不可解な事件の謎を解く。



(感想)
偶然にも私の知っているフレンチレストランにも「ビストロ・パ・マル」というお店が(笑)
≪パ・マル≫って≪悪くない≫という意味だったとはこの本を読んではじめて知りました。
お店にこんな名前をつけるなんて粋だわ〜。
一度行って、自分には敷居の高い店だなと思ったけど、
こんな遊び心のあるお店だったとわかるとなんとなく印象がかわっちゃった。

さて、話を本の方に戻して・・・。
小さなフレンチレストランを訪れるお客さんたちが抱える謎を
シェフが料理を絡めて解決していきます。
殺人とか警察が出てくるようなものではなく、あくまで日々の生活の中にある不思議ばかり。
謎を解きつつ、美味しそうな料理も次々と出てきて、まさに「絶品料理と極上ミステリーの共演」。

どの事件の真相もちょっと困らせてやろうとか誤解があるだけとか、そんなささいなことが発端。
料理が生んでしまった誤解、でもそこには隠された愛があって、
誰かのために心をこめて料理するっていいな〜って改めて思った。

なかでも、最後の「割り切れないチョコレート」は泣かせる。
天才ショコラティエのお店にあるチョコレートの詰め合わせセットは、
3個・5個・7個・11個入り・・・・となぜか割り切れない数の詰め合わせばかり。
それに秘められたショコラティエの思いは涙なしでは読めません

唯一惜しかったのは、私自身がフランス料理にはまったく詳しくないこと。
文章で料理の名前や調理法を読んでも、それが一体どういうものなのか想像に難しく、
いまいち美味しそうなイメージが伝わってこない部分も多々ありました。
仔羊のロティって何 リ・ド・ヴォーって何
これにはすごく美味しい物を食べそこなったような気分

フランス料理ってかた苦しいイメージがあったけど、こんなに気軽に食べられるフランス料理もあるんだねぇ
フランス料理への見方も変わった一冊。

やっぱり人が死なないミステリーっていいなぁ。
| comments(0) | trackbacks(0) | 00:14 | category:    近藤史恵 |
# スポンサーサイト
| - | - | 00:14 | category: - |
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://bird8823.jugem.jp/trackback/559
トラックバック
Selected Entry
Categories
Archives
Profile
Comments
Trackback
Mobile
qrcode
にほんブログ村
にほんブログ村 本ブログへ にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
Search this site
Sponsored Links