隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
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# 正義のミカタ
評価:
本多 孝好
双葉社
¥ 1,575
(2007-05)
コメント:読者一人一人が自分で探していく「正義」

JUGEMテーマ:小説全般
●正義のミカタ/本田孝好
●双葉社
●1575円
●評価 ☆☆☆☆ 
いじめられっ子の亮太は自分を変えようと必死に勉強し、
同じ高校出身の同級生が誰も来ない大学に入学する。
しかし、なぜか大学には亮太をいちばん苦しめていたいじめっこの畠田が・・・。
いじめから助けてくれたトモイチの誘いで「正義の味方研究部」に入部した亮太は
果たして「いじめらっ子」から「正義のみかた」に変われるのか。
いじめ、リストラ、格差。こんな社会で生きていかなきゃならない、
将来が少し不安なあなたに贈る、書き下ろし青春小説。



(感想)
読み始めてすぐに「あれ?誰の本を読んでるんだっけ?」と思っちゃうほどに、これまでの本田さんとは違う印象。
軽くてコミカルなかんじにビックリ。
どっちが好きか?と問われれば以前のような本田さんだけど、
この作品も別の意味で悪くはない。

いじめられっ子が正義の味方になっていく。
でも、ある事件に遭遇し、「正義」とは何かを自分自身に問うていく。
つまりタイトルの「正義のミカタ」の「ミカタ」とは、漢字にすると「味方」でもあり「見方」でもあるのです。
うーん、うまいタイトル

困っている人を救うのが正義じゃないこともある。
その人に何かを気付かせるきっかけを与えるだけとか、いろんな形の正義がある。
「正義」とは何なのか?
最後まで読んでも本の中に明確な答えはありません。
亮太の経験を通して、その答えは読者自身が見つけなければならない。
しかも、誰のものでもない“自分自身の正義”を・・・。
とてつもなく大きな宿題を与えてくれる作品です。
| comments(0) | trackbacks(0) | 10:41 | category:    本田孝好 |
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