隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
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# 群青

評価:
宮木 あや子
小学館
¥ 1,365
(2008-09-30)
コメント:深い群青と燃えるような赤
JUGEMテーマ:小説全般
●群青/宮木あや子
●小学館
●1365円
●評価 ☆☆☆
凉子・大介・一也は離島で育った、たった3人の同級生。
でも、いつまでも子供のままではいられない。
愛する女のために命を懸けて海に潜る男たちの熱く純粋な思い、
そして最愛の人を失った女の絶望と再生を鮮やかかつ官能的に描いた恋愛小説。
長澤まさみ主演で映画も公開されます。



(感想)
長澤まさみ主演の映画「群青」の脚本を原案に、宮木あや子が書き下ろし。
そのせいか完全に頭の中のイメージは長澤まさみです。
でも、ラブシーンも、それ以上の激しいシーンも多いであろうこの難役。
はたして彼女に演じられるのー??映画の方はなんだか見るのが怖い

舞台は石垣島よりさらに高速船で行く美しい島・南風原島
タイトルが美しく澄み切った海の色・ブルーではなく「群青」なのに、深く濃い絶望と悲しみの色が見えます。
美しく、青い世界の中にある絶望・・・そこに鮮やかな「赤」がいくつか入ってきて、
色彩的にもイマジネーションがくすぐられる作品でした。

女1人に男が2人。
子供のころから一緒だった3人が成長して三角関係に・・・・。
いかにもありきたりなどこかで見たような読んだことがあるようなストーリー。
さらさらっと読みやすかったです。

悲しみの末に精神が破壊させれてしまった凉子の絶望と孤独、
龍二さんの後悔も、あまりに深いもの。
幸福な時間は深い深い海に沈んでしまった。
狭い島で島民全員に監視されているように生きるしかない閉塞感はあまりに息苦しく、
そんな彼女たちを心配し、遠くから見つめる人の優しい眼差しはもどかしさと温かさで切ない。

予想していた展開だったけど、群青の海が澄んだブルーになるような
目の前が開けるようなラストはすがすがしかったです。
| comments(0) | trackbacks(0) | 11:57 | category: 作家名 ま行 |
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