隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
<< August 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
# スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | - | | category: - |
<< ジャージの二人 | main | 風花 >>
# 恋人たち
恋人たち
恋人たち
野中 柊
JUGEMテーマ:小説全般

恋人たち/野中柊
講談社
1575円
評価 ☆☆☆
画家アートの彩夏を優しく包む大貫さん。
彩夏と大貫さんは夫婦ではなく、恋人というには何かが足りない。
そして、盲目の舞子をさりげなく支える恭一。
一枚の古い写真カメラとマチスの画集が4人を出会わせた。
2組の恋人達の間に、はぐくまれる絆と優しい時間。



(感想)
はじめての野中柊体験。

人間臭さや人の体温を感じない作品。
私はこの人の作品を初めて読むけど、
もしかしたらこういう空気感の漂う作品を書く人なのかもしれない。

それぞれの章は彩夏と恭一の視点で、交互に綴られ、
目の見えない女性が出てくるせいか、
一つ一つを表す描写が鮮明に描かれている。
繊細に丁寧に構築された世界。

どちらのカップルも「恋」なんてありきたりな言葉じゃなく、
もっと別の絆でつながっているようニコニコ
彼らには危ういけれど、居心地のいい居場所があって、
それが複雑だからこそ、変化することなく、均衡がうまく取れている。
舞子が大きな決断をすることによって、
彼らにはたしてどんな変化が訪れるのだろう・・・。

物語の大きなキーワードとなる「マチスの絵」。
絵画には明るくないので、マチスといわれても全然わからなかったんだけど、
検索して、いくつかの作品をみてみましたおはな
金魚の絵も、もちろん見たし、
絵を見ることによって、より深くこの本を味わえたように思えます
| comments(2) | trackbacks(1) | 10:19 | category: 作家名 な行 |
# スポンサーサイト
| - | - | 10:19 | category: - |
コメント
★藍色さん★
そうなんですー。初めて読みました!
たぶんこれがこの人の作風何だろうなとは思ったけど、やっぱりそうだったんですね(笑)
ゆったりと読書を楽しみたいときに良さそうですね(^_^)
| ともみ | 2008/08/27 9:33 AM |

こんばんは。
野中さん、初読みだったんですね。
だいたいこういう空気感です。
気に入られたらいいのですが。
「マチスの絵」まだ見てません(汗)。
| 藍色 | 2008/08/25 5:44 PM |

コメントする









この記事のトラックバックURL
http://bird8823.jugem.jp/trackback/495
トラックバック
恋人たち 野中柊
装画は笹尾光彦。装幀は大久保伸子。初出小説現代。 瀬川彩夏は大貫さんと料理店で盲目の女性と青年のカップルに注目します。 古い写真と...
| 粋な提案 | 2008/08/25 5:40 PM |
Selected Entry
Categories
Archives
Profile
Comments
Trackback
Mobile
qrcode
にほんブログ村
にほんブログ村 本ブログへ にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
Search this site
Sponsored Links