隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
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# みにくいあひる
みにくいあひる
みにくいあひる
谷村 志穂
JUGEMテーマ:小説全般

みにくいあひる/谷村志穂
文芸春秋
1650円
評価 ☆☆
ラジオ局で働き、やりがいを感じていた詩鶴(しず)だが、
いくつかの奔放な恋に破れ、
最後に選んだのは平凡な酒屋の跡取り息子との結婚指輪
だが、満ち足りた生活もつかの間、
この平凡な日々に疑問を持ち始める・・・・。
乾ききった都会に生きる女性たちを描く短編集。



(感想)
一言でいってつまらなかったです。

どのお話も不倫とかバツイチとか見込みのない恋をしている
あんまり若くない女性が主人公なんだけど、
相手の男がとにかくどいつもこいつもどーしようもない男で、
絶対に女を幸せにできない男ばっかり。
男との関係がだんだんうまくいかなくなって、病んでいく女たち。
男のバカさに気づいてないのが主人公の本人だけなので、
「なんかもう、勝手にして」って思っちゃう[:ふぅ〜ん:]

男は女を利用し、
女はそれに気づかないフリをしながらそれでも男の優しさを求めてる。
男も女も自分勝手なバカばっかり。
彼らの価値観もライフスタイルも
そして作品全体に流れてる空気そのものに私はなじめない。

でも、表題作の「みにくいあひる」だけはまあまあマシ。
都会的な暮らしをしてきた女性が、古くからの酒屋ビールの息子と結婚。
はじめは古い酒屋の仕事をバカにしていたけど、
酒屋がなくなるとなってはじめてその良さに気づき、いろんなことが見えてくる。
この人がいちばん、普通の感覚を持ってそう。
最後のお父さんとお母さんの思いにもジーンとしたしね。
| comments(0) | trackbacks(0) | 11:34 | category: 作家名 た行 |
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