隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
<< December 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< 星へ落ちる | main | 乳と卵 >>
# 鼓笛隊の襲来
鼓笛隊の襲来
鼓笛隊の襲来
三崎亜記
鼓笛隊の襲来/三崎亜記
光文社
1470円
評価 ☆☆☆☆
JUGEMテーマ:小説全般

戦後最大規模の鼓笛隊が近づいている。
避難もせず、義母をとともに自宅家へ残ることにした園子一家は
果たして無事にのりきることができるのか――。
表題作ほか書下ろし1編を含む全9編の傑作短編集。



(感想)
三崎さんの発想の面白さは相変わらず猫2チョキ

台風ではなく鼓笛隊が襲ってくる。
公園のすべり台として本物の「象」がやってくる。
自分の住む町の上空を浮遊する町に住む彼との遠距離恋愛。
比喩ではなく、本当に「仮面」をかぶって生活する人々。

・・・などなど、
私たちにとって当たり前になっている
日常の断片をちょっと置き換えただけで、
こんなに不思議で違和感のある世界が生まれるなんて!!

この本の登場人物たちはこの違和感をなんとか受け入れて生きている。
それは案外、簡単なことなのかもしれない。
私達が当たり前に思っている常識なんて、
もしかしたら簡単に揺らいでしまうものなのかもしれませんね・・・。

私たちの暮らすこの世界の裏側には、
もしかしたらパラレルワールドのように
こんな世界も存在しているかもしれない・・・。
いや、私達が気づいていないだけで、
この世界のどこかでひっそりとこんな不思議な出来事が起きているかも??
ありえない設定の作品集なのに、
なぜかそんな風に思えました。
| comments(0) | trackbacks(0) | 13:48 | category:    三崎亜記 |
# スポンサーサイト
| - | - | 13:48 | category: - |
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://bird8823.jugem.jp/trackback/465
トラックバック
Selected Entry
Categories
Archives
Profile
Comments
Trackback
Mobile
qrcode
にほんブログ村
にほんブログ村 本ブログへ にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
Search this site
Sponsored Links