隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
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# サクリファイス
サクリファイス
サクリファイス
近藤 史恵
JUGEMテーマ:ミステリ

サクリファイス/近藤史恵
新潮社
1575円
評価 ☆☆☆☆
勝つことを義務づけられた〈エース〉と、
それをサポートする〈アシスト〉。
冷酷に分担された競技、自転車ロードレース自転車
初めて抜擢された海外遠征で、僕は思いも寄らない悲劇に遭遇する。
それは、単なる事故のはずだった――。



(感想)
自転車ロードレース・・・。
これを読むまでまったくルールを知らなかったのでかなり驚き!
これってチーム戦だったのね〜。
チームには勝つことを義務づけられたエースがいる。
そして彼を勝たせるためにサポートするアシストがいる。
アシストはエースのためならば、
たとえ自分の優勝を犠牲にしてまでもエースのために働かねばならない。
・・・と、このルールを知って「うっそーん!」と思ったのが正直なところ。
アシストはエースの犠牲?
じゃあ、なぜ個人の順位があるのさ????
とにかく私のようにロードレースに無知な人間は、
納得のいかないこのルールにただただ驚きです。

同じチームなのに、
誰が何を考えているのかわからないというもどかしさ。

アシストであっても、自分の力を見せつけて優勝したいという葛藤。

どう判断することが正解なのか?
答えの見つけられないもどかしさが読んでてたまりませんっ!

けど、言ってしまえば、
このページ数で詰め込み過ぎ&底が浅すぎと感じる部分もいくつかある。
香乃と袴田の件とか・・・汗
でも、それも許せるほどの読み応えがあるのも事実。
ミステリーとしても迫力があって、
最後の最後に真実がわかった時には、
「サクリファイス」というタイトルが重く重くのしかかってきます。

一度、ロードレースをしっかり見てみたい。
実際の勝負の駆け引きを見ないことには、
この作品の真髄には触れたとは言えない気がします。



●この本が好きな人におすすめなのは・・・
自転車少年記/竹内真
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