隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
<< August 2020 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
# スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | - | | category: - |
<< カツラ美容室別室 | main | あなたの呼吸が止まるまで >>
# 木洩れ日に泳ぐ魚
木洩れ日に泳ぐ魚
木洩れ日に泳ぐ魚
恩田 陸
JUGEMテーマ:小説全般

木洩れ日に泳ぐ魚/恩田陸
中央公論新社
1470円
評価 ☆☆☆☆
これは一枚の写真カメラについての物語である。
部屋の荷物はあらかた運び出し、
僕と彼女は2人で過ごす最後の夜月を迎えている。
この先の人生をそれぞれが歩いていくために、
僕には明らかにしておかなければならないことがひとつだけ残っていた。
僕たちと写真にうつるもう一人の人物を殺したのは自分だと、
彼女の口から、白状させなければならない・・・今夜中に。



(感想)
明日からは別々の人生を歩きはじめる一組の男女が、
ともに過ごす最後の一夜の物語。
たった一夜、2DKのささやかなアパート、登場人物は2人だけ・・・。
閉塞感すら感じさせそうな、こじんまりとした設定ながら
回想の中で場面はいろんなところへ飛び、
奥行きのある作品でした。
読み応えたっぷりですグッド

最後に、ひとつだけどうしても明らかにしなければならないこと。
それはある人物の死にかかわること。
隠されていた真実、考えられる憶測をつなぎあわせていくにつれ、
2人の関係も微妙に変化していく。
最後の2人の気持ちのおさまり方は女性作家ならでは猫2
真実はわからないまま、謎は謎のまま残るのに、
ラストは晴れ渡る青空のように清々しいおてんき
不思議な余韻が残りますニコニコ
| comments(0) | trackbacks(0) | 10:28 | category:    恩田陸 |
# スポンサーサイト
| - | - | 10:28 | category: - |
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
トラックバック機能は終了しました。
トラックバック
Selected Entry
Categories
Archives
Profile
Comments
Trackback
Mobile
qrcode
にほんブログ村
にほんブログ村 本ブログへ にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
Search this site
Sponsored Links