隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
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# 食堂かたつむり
食堂かたつむり
食堂かたつむり
小川 糸
JUGEMテーマ:読書

食堂かたつむり/小川糸
ポプラ社
1365円
評価 ☆☆☆☆☆
アルバイトを終えて家家へ戻ると、部屋の中はもぬけの殻だった。
同棲していたインド人の恋人がすべてを持ち出し、逃げてしまったらしい。
私に残されたのは祖母から受け継いだ「ぬか床」だけ・・・汗
途方に暮れた私はふるさとに戻り、
メニューのない食堂ディナーをはじめる。
お客は一日に一組だけ。
そこでの出会いと食のパワーが徐々にすべてを変えていく。



(感想)
大好きな草野マサムネさんが帯のコメントを書いているからという
邪な理由で読んだんだけど、
すごーく面白かったぴかぴか
ある種の価値観を持っている人にとっては
一生の宝物にもなり得るような素敵な素敵な本でしたニコニコ

食べること = 生きること。
食べること = 愛。

「食」の重要さ・ありがたさを教えてくれる本読書
食べるって単純にお腹を満たすことだけじゃない奥深いことなんだ。
自分の気持ちを料理で伝えることもできるし、
この世には広い世界が広がっていることを料理で伝えることもできる。
私は配偶者のために毎日ごはんおにぎりを作っているけど、
一食一食を心をこめてしっかり作ろう!と改めて感じました。

また、生きるために時には何かを犠牲にしなければならないこともある。
愛や美味しそうな料理があふれてほっこりと優しい作品なんだけど、
生の厳しさを残酷なほど生々しく教えてくれるエピソードもあり、
決してきれいごとだけじゃない、リアルを見せてくれる。
そこに真摯なメッセージを感じました。
著者は本当に料理と食べることを愛してるんだろうなぁ猫2

本の中に出てくる料理は単純に「おいしそう」と思うというよりは、
どんな味になるのか想像することも難しいような
想像力をかき立てられる、ひねりのあるメニューばかりラッキー
そのイマジネーションのくすぐり加減もまたいいっイケテル
「ザクロのカレー」とか
「同じ牛から取れた牛乳と生クリームとマスカルポーネで作ったティラミス」とか、
考えるだけでため息がでちゃうポッ
よっぽどのお料理好きでないと考えつかない料理ばっかりラブ

お店の様子をイメージするだけで楽しいぴかぴか
私もこのお店に行ってみた〜い。
こんなに幸せな気持になれた本は久しぶりでしたニコニコ
| comments(8) | trackbacks(1) | 11:18 | category:    小川糸 |
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コメント
★ヤキソバさん★
最近、ヤキソバさんのレビューの更新が少ないなくて
本、あんまり読んでないのかなと思ってたら水泳に行ってたんですね〜。

優しい物語だけど、
この本の世界観は
おそらく好きじゃない人とそうじゃない人が
はっきりと分かれるんだと思う。
著者の大切にしているものは、私にとってもそうであるような気がして、
きっとこの人とはお友達になれそうな気がしました。
次回作も期待してます♪
| ともみ | 2008/07/22 12:57 PM |

おおきにっ。

少々、たどたどしさを感じるものの、
作品を包み込む、著者の感性の温かさに惹かれました。
小説技巧面、ストーリーの組み立ての安易さは、批判されるかも知れません。

しかし、この作品の持つ、食に対する強い想いのエッセンスの前には、
作品の、少しくらいの欠点は、どうでも良くなってきます。
かように、良い本だと感じますが、アマゾンレビューは、
総じてケチョンケチョンですね。

豚、田舎の食堂、食と幸福、、、。
私にとって、本書と出会えた事が、大きな幸福です。

最近読了した、内田康夫著、地の日天の海、は超力作歴史でした。
間もなく読了する、桜庭一樹著、荒野、は、思春期し過ぎています。
次は、西加奈子著、窓の点と、吉田修一著、さよなら渓谷、を読みます。

最近、スポーツクラブで、プールに入り浸っていて、
本を読む時間が、なかなか取れません。
| ヤキソバ | 2008/07/21 2:47 PM |

★藍色さん★
ぜひぜひ、待ち合わせしましょう!(笑)
私たちにはどんな料理が出てくるでしょうね♪♪

著者の小川糸さんは私が住んでいる山形出身で、
私よりちょっと年上なだけの同世代なのでそれだけで応援したくなります!

あ、TBの件、ほんとに失礼しましたm(__)m
再送信、ありがとうございます。
| ともみ | 2008/06/23 10:27 AM |

こんばんは。
倫子が作るジャンル不問の料理、ひねりが効いてましたね。
ほんと、どんな味なんだろうって妄想ひとしきりでした。
そしてやっぱり、このお店に行ってみたいですよね。
よかったら、まちあわせしましょ(妄想が花開いてます、笑)。
| 藍色 | 2008/06/22 2:41 AM |

★ピースケさん★
わー、嬉しいっヽ(^o^)丿
あの頃の読者さんがまだ読んでてくれたんですね〜。
ありがとうございます。

小川糸さんは今作がデビュー作みたい。
ミュージシャンとしても活躍してる方みたいですよ。
ではでは、ご要望にお応えしてワンコの写真をアップしてみようかな♪
ちょうど今日これから実家にいくしね。
向こうのブログの方にもまた遊びに来てくださいね☆
| ともみ | 2008/03/07 10:44 AM |

以前、ともみさんがメルモで発行してたマガジンの読者でした。マガが廃刊になり、とても淋しく思ってましたが、こちらでも本の感想を読め嬉しく思ってます。
小川糸さんの名前、初めて知りました。早くこの作品読んでみたいです。

実家のワンちゃんは元気にしてますか?もうひとつのブログの方にも、ちょこちょこお邪魔させてもらってますが、また可愛いワンちゃんの画像をUPしてもらえたら、とても嬉しいです。
| ピースケ | 2008/03/06 4:26 PM |

★accoさん★
この本、accoさんはきっと好きだと思います♪

マサムネとポルノグラフィティの岡野明仁さんが帯を書いてるんですよ。
| ともみ | 2008/03/05 10:25 AM |

おはようございます♪

これ、おもしろそうですね!
「食」が出てくる小説って私も好きです。
そして、草野マサムネさんも好きです☆

また読みたい本が増えました。
ありがとうございます。。
| acco | 2008/03/04 10:32 AM |

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装丁は大久保伸子。装画は石坂しずか。語り手の倫子は恋人に家財道具一式を持ち去られ実家に戻り食堂かたつむりを開く。恋や願い事が叶う料...
| 粋な提案 | 2008/06/22 2:32 AM |
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