隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
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# 赤朽葉家の伝説
赤朽葉家の伝説
赤朽葉家の伝説
桜庭 一樹
赤朽葉家の伝説/桜庭一樹
東京創元社
1785円
評価 ☆☆☆☆
赤ん坊のころに置き去りにされ、養父母に育てられた祖母は千里眼。
母は暴走族から漫画家になった。
そして私はというと・・・現在ニート。
高度経済成長、バブル崩壊を経て平成の世に至る現代史を背景に、
鳥取の旧家に生きる3代の女たち。
そして彼女たちを取り巻く不思議な一族の血脈を鮮やかに描き上げた渾身の雄編。



(感想)
推理作家協会賞を受賞している作品だから推理モノと思いきや、
推理は最終章にちょろっとあるだけで
あくまで鳥取の旧家・赤朽葉家の3代の女たちの人生を読ませる記録モノです。

二段組みだし、一見ボリュームがあるように見えますが読み始めたら止まらない!
長さを感じさせず、スラスラを読めてしまう面白さでしたラッキー
けど一章の祖母・万葉の不思議な生い立ちと能力、
二章の母・毛毬の大映ドラマのような青春に比べると
三章は少々パワーダウン気かもあせあせ

特に大映ドラマテレビで育った私には毛毬の青春はドンピシャ(笑)
女親から女の子供にのみ遺伝する「寝取りの血筋」・・・
寝取りの百夜の存在の不気味さなんてツボです。

マジメに書いてるんだか、笑わせようとしてるんだか著者の意図はナゾ。ひやひや
作品を面白くするために著者の都合のいいような設定になってる部分がいくつかあるし、
「おいおいっどんっ」と突っ込まずにはいられない箇所満載だけど、
その吹き出しちゃうような小技が妙にハマるんですな〜楽しい

特に毛毬の出産時にアイラに起きた体の変調の様子なんて
ありえなすぎて引く・・・たらーっ

でも多田ユタカ君の車車の車種がカローラ兇世箸
わざわざ明記してるバカバカしさはマジで好きっグッド

桜庭一樹は今回は初読みでしたが、
これからはしっかりチェックするぜよ!(← 毛毬風にしめてみました 笑)
| comments(4) | trackbacks(0) | 17:32 | category:    桜庭一樹 |
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コメント
★ひとさん★
まぁ、一つ一つをそんなに深く考えて書いているわけでもないですけどね(苦笑)
| ともみ | 2007/09/12 11:37 AM |

☆ともみさん☆
文章や言葉が、ひとつひとつ丁寧に積み上げられている。
飛躍や転換や反転を、読んでる人が理解しやすいように、あえて抑えている。

そんな個人的な勝手な印象を持っていたものですから

それを覆すかのような
「エッジの効いた文章」
とても楽しませていただきました。
| ひと | 2007/09/10 11:15 PM |

★ひとさん★
文体にものすごい個性のある人、
たとえば町田康とか舞城王太郎の本なんかを読むと
自然に文体がうつってることがあります。

本の世界観を感想でも表現するために
わざとそうしている場合もあります(^_^)v
| ともみ | 2007/09/10 1:04 AM |

うおお。
書評の雰囲気が一変している。
どんな形でも書けるんですね。

すごいぜよ。

鳥取なのに広島弁。
とっとりべんもそうなのかも
| ひと | 2007/09/06 7:12 PM |

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