隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
<< December 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< ぽろぽろドール | main | めぐらし屋 >>
# 無銭優雅
無銭優雅
無銭優雅
山田 詠美
無銭優雅/山田詠美
幻冬舎
1470円
評価 ☆☆☆☆☆
人生の後半に始めたオトコイ(大人の恋!?)に勤しむ、42歳の慈雨と栄。
世の中ではおじさんおばさんと呼ばれる年頃ではあるが、
2人はそれを受け止めることができない。
恋する気持ちはいまだに少年少女。
大人になりそこねた男と女の三文小説のような恋物語。




(感想)
動物のマネをしながらお互いの体を摺り寄せたり、
愛の言葉をはっきりと口にすることは年齢とともに照れくさくなるもの。
この本を読むまで、いい大人(しかもこの本の主人公は42歳)が浮世を見捨て、
十代のような甘い恋愛をするのは子供っぽくて恥ずかしいと思っていた。
けど、「恋をする」という気持ちに年齢なんて関係ないし、
まして「自分の年齢に合った恋愛」なんてことも意識する必要はない。
本能のままに恋をすると、こんなにシンプルになるぴかぴか
その美しさに魅せられましたラッキー

できれば経済的にも年齢的にも「無銭」よりは「有銭」の方がありがたい。
でもお金に満たされることは本当の意味での「優雅」じゃない
まるでお互いの存在が空気のように、
二人で穏やかになんの変哲もない日々を過ごせることの幸せ。これが「優雅」。
自分が40代になった時、この2人みたいな気持ちでいられるのが理想だなぁおはな

ここ数年の山田詠美さんは
何かを悟ったかのように深く穏やかな世界を見せてくれる。
今の時代って恋愛だけでなく、
生き方そのものにおいてもこういう在り方が見直されてきているし、
著者の世界観も時代にあったカタチに変化しているようです。
| comments(0) | trackbacks(0) | 16:38 | category:    山田詠美 |
# スポンサーサイト
| - | - | 16:38 | category: - |
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://bird8823.jugem.jp/trackback/387
トラックバック
Selected Entry
Categories
Archives
Profile
Comments
Trackback
Mobile
qrcode
にほんブログ村
にほんブログ村 本ブログへ にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
Search this site
Sponsored Links