隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
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# シールド(盾)
シールド(盾)
シールド(盾)
村上 龍
シールド(盾)/村上龍
幻冬舎
1575円
評価 ☆☆☆☆☆
仲良しだったコジマとキジマ、愛犬犬と共に野原を駆けめぐった少年の日々。
やがて二人は別の道を歩むようになるが、決して忘れない言葉があった。
それは幼いころ、森に住む老人に聞いた「盾、シールドが必要だ」という謎の言葉・・。
それが意味するものとは・・・。
自分で自分を守るしかないのか、それとも…??
不安と希望をあわせ持つすべての人に贈る、心温まる物語。




(感想)
笑顔を忘れず、両親の言うこともよく聞き、誰とでも仲良くできるコジマ。
しかし高校に進学し、自分の限界を知ったことで彼の自信と明るさは消えていく。

一方、いつも険しい目つきをして気難しいキジマ。
彼は高校でボクシングを始めたことで鍛えられ、性格まで明るくなっていく。

そんな二人の人生を追いながら、
読書は自らが生きる意味をも考えていく。
150ページ程度の大判、大人のための絵本ような本です。

一度の失敗でこりて、もう二度と挑戦しないのと、
何度も何度も失敗を続けて「無理だ」と気づくのはどちらが頭がいいのか・・・?

これには明確は答えなどなく、むしろこんなことに意味すらもない。

人にはそれぞれの資質があり、
何が正しいのかはそれぞれが生きていく道筋で判断していくこと。
その時は正しいと思っていたことも、
あとになればとんでもない間違いだったことに気づくこともある。
だからといってその間違った選択は
ただ無意味なことだったわけじゃないと後々になって気付ける場合だってある。
だからこそ人生は面白く、登ったり下ったりを繰り返しながらも続く。

大人になってわかった「シールドの秘密」。
二人の答えは違っていたけれど、どちらもはずれではない。
それこそが個性なのだ。
胸をはって、自分の答えを信じていけばいいんだぴかぴか

生きている意味(シールド)を見つけられるってとても幸せなことニコニコ
多くの人はその存在を考えることなく生涯を終えてしまうのかもしれない。

子供のうちにこの本を読めば最高だけど今からでも決して遅くない。
どのように、何のために生きるべきかを嫌でも考えさせられます。
体中にあたたかい力が込み上げてくるような本でしたウィンク
| comments(0) | trackbacks(0) | 10:29 | category:    村上龍 |
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