隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
<< September 2020 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
# スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | - | | category: - |
<< 七夕しぐれ | main | ひとり日和 >>
# チエちゃんと私
チエちゃんと私
チエちゃんと私
よしもと ばなな
チエちゃんと私/よしもとばなな
ロッキング・オン
1365円
評価 ☆☆☆☆
お味噌汁のいい匂いがして、
家の中にチエちゃんがいるだけで何か得をしたような気分になる。
この日々が続くならもう何もいらない。
いてくれるだけでいい・・・。
どうか今がずっと続きますように・・・。
いとこ同士が突然、同居家することに。
その暮らしから見つかったものとは??



(感想)
ばななさんの本は私がおだやかに生きていく上で欠かせないものだけど、
今回は作品の世界に入っていくのが時間がかかりました。

主人公のカオリさんは、
これまでのばななさんの作品の主人公にはないようなタイプ。
彼女自身は自分のことを「変わっている」と思っているようだけど、
お仕事をバリバリこなして、ブランドなどにもそれなりの知識があって、
とても都会的なシャープな女性というイメージ。
そしてカオリさんも、
この作品のキーとなるもうひとりの人物・チエちゃんも年齢的には「おばさん」。
これまでの主人公に比べると年上だ。
その設定にまずは「うーん・・・」と引っかかってしまった私。

でも、そんなことは気にならないほどに
2人の関係性の「説明のつかない強さ」に魅了されました。

子供のいない、そしてこれからも授かることはないだろうカオリさんが
チエちゃんに抱いていた感情は「母性」に近いものなのかな。
2人はいとこであり、親子であり、姉妹であり、友人であり、他人。
その関係がどうであるかなんて関係ない。
2人の間にしか存在しない魔法。本当の「人間関係」。
2人が中年のおばさんであるからこそジーンと伝わってきました。

一つ一つの出会いを大事にし、
タイミングとときめきは見逃さないように年を取っていきたい。
ばななさんやカオリさんの年齢を迎えた時、
自分がどんな女性になっているのかなんだかとても楽しみです。

ばななさんの作品はばななさんが出産赤ちゃんし、その子が成長子供して・・・
どんどん世界が広がっているぴかぴか
きっと子供が独立したり、
ばななさんがおばあちゃんになったりしたら、もっともっと広がっていく。
ばななファミリーの成長は読者までを巻き込む希望なのかもしれないニコニコ


ついでに・・・
「ふだん着ている服の型はたとえ裸になっても
 その人にしみこんでいしまうものだ」という一節にはギクッとしちゃったひやひや
私が普段、制服のように着ている
だらしないジャージ&トレーナー・・・いけないですよね!?
ひどいときは高校時代(10年以上前)の名前入りジャージすら現役で登場してる汗
「そんなことは命の問題の前ではどうでもいい」とは書いてあるものの、
程度ってモンはあるよな〜汗
ちょっと反省しまーすたらーっ
| comments(0) | trackbacks(0) | 12:20 | category:    よしもとばなな |
# スポンサーサイト
| - | - | 12:20 | category: - |
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
トラックバック機能は終了しました。
トラックバック
Selected Entry
Categories
Archives
Profile
Comments
Trackback
Mobile
qrcode
にほんブログ村
にほんブログ村 本ブログへ にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
Search this site
Sponsored Links