隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
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# はじめての文学  村上龍
はじめての文学 村上龍
はじめての文学 村上龍
村上 龍
はじめての文学 村上龍/村上龍
文藝春秋
1300円
評価 ☆☆☆
私は作家になる前、文学以外からは決して得ることのできないものを
文学に求めていた。
それは果てしない「精神の自由」だ・・・・・。
文学の入り口に立つ若い読者のために、
著者自身が用意したスペシャル・アンソロジー。
小説はこんなに面白い。
若い人へ・・・龍からのメッセージ。



(感想)
「はじめての文学シリーズ」の現代日本文学を代表する12名の作家の中で
唯一、一冊も読んだことのない人が村上龍さんでしたたらーっ

幼いころから活字中毒という難病におかされていた私ですが
なぜかこの人の本読書は読む機会がなく、
むしろ「ここまできたら絶対読まねぇパンチ」と無意味かつ意識的に避け、
依怙地になってたようなとこもある(汗汗

そこへこのシリーズですよ。
いい機会を与えてくれたものです拍手

収録作それぞれがどれもまったく違うカラーを持っていて、
この一冊じゃ村上龍という人の顔をつかめないムニョムニョ

この人の本を何冊も読んでいる夫に聞いたところによると、
夫自身が好きな作品はほとんど収録されていないということなので、
この一冊で村上龍に対する判断を固めてしまわない方がいいみたいですね。

しかし、全編通して感じたことは、
今の日本の現状に警笛を鳴らしている、ということ。

誰もが知っている日本の有名な昔話をモチーフにした2作も
親しみやすさというベールをかぶりながら、実は確信的なことを厳しくついている。

【鶴の恩返し】でツウを幸せにできなかった若者は
「おれとツウはお互いに愛し合っていたのに、
 理解することができないまま、別れることになってしまったのです。
 おれはツウを幸せにしたかったし、
 ツウはおれのために布をつくってくれたのに」と言いますが、
それに対して偉い人は
「おまえに高い技術や、深い知識がなかった、というだけのことだ。
 おまえは無知で貧しかった。それだけだ。  
 理解できなかったとか、幸せにしたかったとか、
 そんなことは何の関係もない。 
 幸せにしたいという気持ちだけで、
 ほかの人を幸せにできる時代は、とっくに終わってるんだ。」


これがすごーく痛かったですたらーっ

特に印象深いのはやはり「希望の国のエクソダス」。
本来は長編である作品を最初の3章だけ収録していますが、
なんともまぁ気になる部分で切ってあって、続きが気になって仕方ない(-_-;)
とりあえずこの長編を読むことからはじめ、
徐々に龍ワールドを体験していこうと思います。
| comments(0) | trackbacks(1) | 12:30 | category:    村上龍 |
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about。。村上龍監督
村上龍村上 龍(むらかみ りゅう、1952年2月19日 - )は長崎県佐世保市出身の日本の小説家、映画監督。本名は、村上 龍之助(- りゅうのすけ)。.wikilis{font-size:10px;color:#666666;}Quotation:Wikipedia- Article- Histor
| お待たせ!映画ファン「映画監督・評論家編」 | 2007/03/04 2:01 AM |
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