# ほんじょの虫干。
2007.02.15 Thursday

ほんじょの虫干。
本上 まなみ
●ほんじょの虫干。/本上まなみ
●新潮文庫
●500円
●評価 ☆☆☆
女優として以上にエッセリストとしての評判も高い
本上まなみの自由気ままな本


太陽

プライベート写真


それから、思わず顔がほころぶ自作の短歌もね

(感想)
本上まなみさんの着眼点と感性が好きで、
彼女の本はいつも楽しみに読んでいます

この本は前半はギリシア旅行記の「ギリシアで虫干。」
後半が本にまつわるエッセイ「ほんじょの虫干。」という2部構成。
「ギリシアで虫干。」は写真が豊富で、食べ物や動物

へもへものんびりしたほんじょ流の旅の楽しみ方は読んでいて楽しい♪

けど、ほんじょさんの本を他にも読んでいる私としては
「ほんじょの虫干。」はちょっと期待はずれ

読書の参考になるような本の紹介エッセイかと思いきや、
取り上げられてるのは絵本や料理本、写真集、
日本の名作に入るような域の作品なんですよね〜。
急に関西弁になったり、文体が変わるのは愛嬌なんだろうけど、
少々読みにくい印象も残り、
正直、これはほんじょさんの他の本に比べると落ちる気がします

しかし

ほんじょさんへの愛

●この本が好きな人におすすめなのは・・・
ほんじょの鉛筆日和。/本上まなみ
ほんじょの天日干し。/本上まなみ
ほんじょの眼鏡日和。/本上まなみ