隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
<< January 2020 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< 花まんま | main | 黒笑小説 >>
# 水銀虫
水銀虫
水銀虫
朱川 湊人
水銀虫/朱川湊人
集英社
1575円
評価 ☆☆☆☆
誰もが心の奥底に抱える水銀虫・・・。
彼等は寄生する人の心に宿り自殺へと導く。
水銀虫に導かれた者達の暗い一日を描いた7つの短篇集。



(感想)
「水銀虫」とは人の魂の中に入り込んで這いずりまわり、
やがて無数の穴をあけてしまう虫。

ある登場人物の空想から生まれたものなのか、
あるいはその人が本などから見つけた架空の虫なのかはわからないけれど
物語の象徴的な役割を担っています。
心が悪意で満たされた時に、
体を虫が這いずりまわっているようなイヤな感覚に襲われる・・・それが水銀虫です。

誰もが無意識にも抱いてしまう「ちょっとした悪意」
それがやがて大きくなり、水銀虫の入り込むスキを与えてしまう。
虫が肌を歩きまわる感覚がゾクゾクするほど伝わって、
鳥肌が少しずつ立つような静かな恐怖がジワジワ襲ってきますモゴモゴ

すべてのお話に共通することですが、
どれも最後まで解決しないナゾが残り、後味の悪い読後感。
(このイヤ〜な感じも計算なんでしょうが・・・)

ハンバーグディナーの話はトラウマになりそうです。
(実は2,3日前に食べたばかりなので余計に・・・)

3人の男の子男が山で説明のつかない生物に遭遇する話も怖かったあせあせ
あの生物の不気味さもそうなんだけど、
理性を失うプラス幼さゆえの残酷さが。

てか、図書館ではよく見なかったから気付かなかったんだけど、
この表紙怖すぎっどんっどんっ



●この本が好きな人におすすめなのは・・・
これが好きな人はおそらく「乙一」先生の本も好きなはず! 
| comments(0) | trackbacks(0) | 08:37 | category:    朱川湊人 |
# スポンサーサイト
| - | - | 08:37 | category: - |
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
トラックバック機能は終了しました。
トラックバック
Selected Entry
Categories
Archives
Profile
Comments
Trackback
Mobile
qrcode
にほんブログ村
にほんブログ村 本ブログへ にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
Search this site
Sponsored Links