隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
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# 花まんま
花まんま
花まんま
朱川 湊人
花まんま/朱川湊人
文藝春秋
1650円
評価 ☆☆☆
小さな妹がある日突然、誰かの生まれ変わりだと言い出したとしたら?
大人になったあなたは、何かを忘れてるだけなのではありませんか?
大阪の路地裏を舞台に、失われてしまった懐かしさを描く作品集。



(感想)
今から30年ほど前、大阪の路地裏に暮らす子供達。
彼らが経験した“不思議”を綴ったノスタルジックホラー。

なつかしい香りがして、
ホラーと一言で言ってしまうのはもったいない雰囲気があります。

この世には、目には見えず肉体も持たない
“思い”だけが浮遊しているような存在が確かにあって、
やわらかい神経を持っている子供達だからこそ、それを敏感に感じられる。
この本の存在が、その目に見えないものを優しく肯定しているかのように感じます。

大人になるにつれ信じなくなり、いつしか忘れてしまった
ものがありませんか?
大人になった私達にそっと問いかけてくれる作品です。
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『花まんま』
朱川湊人 『花まんま』(文春文庫)、読了。 お初の作家さんです。 出だし、大人が子供時代を振り返って語るという構図に 「もさっとしてるなぁ・・・・」と感じたのですが、 ホラーな香りが漂い始めたら一気に引き込まれました。 「トカビの夜」、めちゃ怖い
| 観・読・聴・験 備忘録 | 2013/10/20 3:50 PM |
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