隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
<< December 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< 海 | main | 空中ブランコ >>
# 土の中の子供
土の中の子供
土の中の子供
中村 文則
土の中の子供/中村文則
新潮社
1260円
評価 ☆☆
主人公はタクシーの運転手をして生計を立てる27歳の青年。
施設で育ち、養子として引き取った遠い親戚から暴力を受けた過去がある。
彼の周囲には、いっそう暴力が横溢していく。
自ら恐怖を求めてしまうかのような彼は、恐怖を克服して生きてゆけるのか。




(感想)
子供の頃に両親に捨てられ、養父母のもとで育った主人公。
しかし、そこでは激しい虐待を受け、
挙句の果てには山の中へ生き埋めにされた・・・。
トラウマと自分の存在価値に悩み苦悩しながら生きていく様を描いています。
芥川賞受賞作王冠2です。

土の中のひんやりとした冷たさが伝わってくるかのよう。
暗く、とにかく重たい作品
読んでいてあまり気持ちのいい本ではない。
そのせいか140ページ程度の短い本なのに、
読むのにとても時間がかかりました汗

希望なく生きていく主人公はある事件に巻き込まれます。
皮肉にもそれが“ショック療法”ともなり、
ラストでは彼にわずかながらも光が見え始めます。

それが唯一の救いでした。
| comments(0) | trackbacks(0) | 09:24 | category:    中村文則 |
# スポンサーサイト
| - | - | 09:24 | category: - |
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://bird8823.jugem.jp/trackback/295
トラックバック
Selected Entry
Categories
Archives
Profile
Comments
Trackback
Mobile
qrcode
にほんブログ村
にほんブログ村 本ブログへ にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
Search this site
Sponsored Links