隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
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# ワーキングプア  いくら働いても報われない時代が来る
ワーキングプア いくら働いても報われない時代が来る
ワーキングプア いくら働いても報われない時代が来る
門倉 貴史
ワーキングプア いくら働いても報われない時代が来る/門倉貴史
宝島社新書
756円
評価 ☆☆☆☆
「ワーキングプア」とは、年間収入が200万に満たなく、
汗水たらして一生懸命働いているのに
いつまでたっても生活保護水準の暮らしから脱却できない人たちのことを指す。
貧しい人の増加は日本全体の個人消費を抑圧し、
政府の税収にもマイナスの影響を及ぼす。
ぞして増税の負担は豊かな人々へも降りかかる。
この問題をどうすればよいのか・・・。
「働く貧困層」という格差問題への警笛を鳴らす。



(感想)
「下流社会」を読んだ時も感じたことなのですが、
この本もあくまで都市部のデータを基にした本読書ですね。
地方に住む私にはいまいちピンと来ないところもありました。
だって“年収200万”、
これ以下の人がワーキングプアだと言われても、
このくらいの収入で生きている人は地方には沢山いるのでね・・・ひやひや

ワーキングプア・・・
私自身にその自覚はなかったけれど、見る人によっては私もその一人
かなりギリギリの立場にいるようなたらーっ
まさに他人事ではない、自分の明日を見るような本でした。

私は政治もことも経済のことも詳しくはわからないけれど、
どうしても納得できないのは
朝から晩まで8時間くらい、人並みにきちんと働いているのに
それでも月収10万ほどしか稼ぐことができず、
満足な暮らしをすることのできない人がいる
ということ。
あまりにも不条理じゃないのかね、これは。

自分の努力や発想で多額の富を得て、
高い収入を得ている人を責めるつもりも嫉妬するつもりもない。
でも、世の中に必要のない職業というものは1つもなくて、
みんな求められた職業に就き、
その上でしっかり働いているのに
それでも食べてけないなんておかしな世の中。

ワーキングプアに当てはまる人たちは収入が少ない上に、
人並みの消費活動ができない。
それは結婚ができない、子供が育てられない、
教育が受けられないということにつながる。
これは今、日本が抱えている少子化の問題に直結し、
将来的な人材の不足にもなりうる。

しかし、逆に人並みに豊かな生活でできているはずの
正社員として働いている人たちは「働きすぎ」という問題に直面し、
心のワーキングプアに陥ってるという。
どちらに転んでも救いのない状況・・・。

政治家の人たちは半年、いや3ヶ月でいいので
一度「月15万円」で生活してみてほしい

そうしないとこの人たちは現状を理解できないだろう。

大切なのは一人一人が
底辺の生活の過酷さを理解することなのだ。

実際にワーキングプアといわざるを得ない
生活を強いられている人たちのインタビューは、
彼らの現状もリアルに伝わる。
数字だけでなく、細かな面からわかりやすい書。
そして「下流社会」を読んだ時のような、
見下されているような嫌な印象は受けなかった。



●この本が好きな人におすすめなのは・・・
下流社会 新たな階層集団の出現/三浦展
| comments(0) | trackbacks(0) | 13:51 | category:    門倉貴史 |
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