隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
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# 天使がいた三十日
天使がいた三十日
天使がいた三十日
新堂 冬樹
天使がいた三十日/新堂冬樹
講談社
1470円
評価 ☆☆☆
その愛は、雪雪ように白く儚く、
しかしそれ故に、心に沁みわたる・・・。
最愛の妻を喪って一年後、犬犬のマリーと出会い、
絶望し死を願う作曲家が再び生きる喜びを想い出す。



(感想)
ピンク色の上戸彩さんの帯が書店でとても目を引き、
思わず手にとってしまいました。

クリスマス・イブツリー
1年前の妻の死から立ち直れずにいる主人公の目の前に一匹の犬犬が現れ、
彼女のおかげで主人公は生きる希望を取り戻していきます。

こういったら語弊があるかもしれませんが、
この本で感動するのは策略にはまるようで悔しい泣き顔
読者を泣かせるために
ありとあらゆる“泣き”のポイントを張りめぐらせてあるような印象なんだよねあせあせ
それが露骨なのよ・・・下向き
だからこそ、こっちも引っかからないぞ~と意固地になってしまう。

それにさー、
犬にここまでさせるのは反則だろー。
こんな健気な犬見たら誰だって泣くって。

普段、本読書を読まない人が好きそうな本ってあるじゃないですか?
そういう匂いもしました。
| comments(2) | trackbacks(0) | 23:05 | category:    新堂冬樹 |
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コメント
★ヤキソバさん
私はベタすぎて、読むのが恥ずかしいほどでした。
でも話題になった本しか読まないような人には
とても面白い本だと思います、こういうのは。
そう考えると、もっと売れるべき本だったはず・・・。

皿洗いをなめちゃあいけませんよ!
私の手荒れが今のようにひどくなってしまったのも、
以前、洋菓子店でパティシェの助手のようなバイトをしていた時に
来る日も来る日も調理器具を洗い続けたことからはじまってます。
それにシンクや調理台の高さが
自分の身長に合っていないと少しかがんだ姿勢で長時間作業することになり、腰も痛めます。
この本の主人公は男性だし、
腰は特に厳しかっただろう・・・と
本筋とは関係のないことまで心配してしまいました。
| ともみ | 2007/02/20 10:16 AM |

ともみさん、おおきにおおきにご苦労さん。
下記の様なレビューをアマゾンに送ってみました。

何とベタベタな物語かと感じましたが、
やはり新堂氏の作品だけあって、ベタだけでは終わっていないな、と感じました。
ただ、これを、昼のテレビドラマなんかにすると、安っぽいでしょうね。

職業について

お涙頂戴的なベタベタな物語である事は、誰もが感じる事でしょう。
それでも、そんなベタな物語の中でも、それなりに、よく出来ています。
死というものを、感傷をあおる道具にしてはいますが、それだけで終わってはいません。

ただ、妻に突然の事故で先立たれたという不幸を、こんな形で描くべきでしょうか?
音楽プロデューサーだった主人公は、ここまで無気力になり、死んでも良いとまで考えます。
こんな生活態度は、誰が考えても、問題が多いです。

亡き妻は、かつての仕事に復帰する事を望んでいます。
その手助けをしたのがマリーであり、この物語の根幹でもあります。
本来なら、妻の死に対する悲しみを紛らわすためには、がむしゃらに働くというのも一法です。

著者はこれまで、社会の暗部をえぐる様な、鋭い作品を発表してきました。
この作品では、職業のありふれた暗い部分を、さりげなく描いています。

音大卒で、才能にも恵まれている人でも、音楽の仕事を続けるのが、如何に困難か。
また、主人公は、ラーメン屋で皿洗いの仕事をしますが、この仕事が如何に大変かが分かります。
皿洗いくらい簡単だろうと、ナメていると、この仕事をしている方に失礼です。

それにしても、この物語が、如何にベタベタであっても、エピローグには驚きました。
最後は、少し笑ってしまう程、出来過ぎていますネ。

職業との関連に注目して、この物語を読んでみました。
| ヤキソバ | 2007/02/20 2:38 AM |

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