隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
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# 古道具 中野商店
古道具 中野商店
古道具 中野商店
川上 弘美
古道具 中野商店/川上弘美
新潮社
1470円
評価 ☆☆☆☆
東京の西の近郊の小さな古道具屋・中野商店。
そこでアルバイトをする「わたし」。
ダメ男感漂う店主・中野さん。
きりっと女っぷりのいい姉マサヨさん。
わたしと恋仲であるようなないような、むっつり屋のタケオ。
どこかあやしい常連たち…。
不器用でスケールちいさく、けれど奥の深い人々と、懐かしくもチープな品々。
中野商店を舞台に繰り広げられる恋、友情。
幸福感あふれる最新長篇。



(感想)
骨董的な価値はなく、
いわゆる“ガラクタ”的な品々を扱う
中野商店の面々の恋愛模様を描いた連作集です。

店主の中野さん。
中野さんの姉のマサヨさん。
従業員のヒトミとタケオ。
この4名で回っている中野商店での出来事をヒトミの視点で描いています。

よく考えてみると、中野商店の人々は
熟年の恋愛だとか不倫だとか職場恋愛だとか
ドロドロとディープな恋愛失恋ばかりをしているのですが、
不思議と重さや不潔さは感じられません。

きっとこれは川上弘美さん独特の繊細でぽわーんとした世界観が
功をなしているのだと思います。
私までもが中野商店の一員となったような居心地のよさを感じました揺れるハート

最後の展開もとっても良かった。
このままでは終わってもらっては心残りだ・・・と思っていた私の心に
十分に満足できるプレゼントを残してくれた。
非常に後味の良い作品でしたラッキー
| comments(0) | trackbacks(0) | 12:17 | category:    川上弘美 |
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