隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
<< January 2020 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< 青に捧げる悪夢 | main | 雪の夜話 >>
# わくらば日記
わくらば日記
わくらば日記
朱川 湊人
わくらば日記/朱川湊人
角川書店
1470円
評価 ☆☆☆☆
昭和30年代。
当時私は東京の下町で母さまと姉さまと三人、
貧しいながらも仲むつまじく過ごしておりました。
姉さまは抜けるように色が白く病弱で、
私とは似ても似つかぬほど美しい人でした。
ただ、姉さまには普通の人とは違う力があったのです。
それは、人であれ、物であれ、
それらの記憶を読み取ってしまう力でした・・・。
現代人がいつの間にか忘れてしまった大切な何かが心に届く、
心温まる連作短編集。


(感想)
朱川さんお得意の昭和ノスタルジー。
今回は不思議な力を持つ美少女とその妹が遭遇する事件簿です。

姉様は人のためにこの力を使い、
どんどん命を縮めていきます。
姉様の優しさと人々の温かさは心に染み入り、
ずっとこのお話の世界に浸っていたいような良い雰囲気の作品でした猫2

特に姉様の初恋揺れるハートの話は美しかったなぁニコニコ
同じく朱川さんの「かたみ歌」を読んだときにも感じたのですが、
朱川さんの書く恋のお話には
現代の若者達の恋にはない“奥ゆかしさ”があります。
忘れていた気持ちを思い出させてくれるような素敵な読後感でした。

ラストは続編の存在を匂わせるようなものでした。
大いに期待してもいいんじゃないかなチョキ

・・・ところで「わくらば」という言葉の意味を知っていますか?
知っているのといないのでは感想が大きく違ってくると思います。
ぜひ、辞書で調べてから読んでみてくださいウィンク



●この本を好きな人におすすめなのは・・・
かたみ歌/朱川湊人
| comments(0) | trackbacks(0) | 10:14 | category:    朱川湊人 |
# スポンサーサイト
| - | - | 10:14 | category: - |
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
トラックバック機能は終了しました。
トラックバック
Selected Entry
Categories
Archives
Profile
Comments
Trackback
Mobile
qrcode
にほんブログ村
にほんブログ村 本ブログへ にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
Search this site
Sponsored Links